about : ゲーマーで無くなった2

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私はガキの頃からゲーム漬けで、コンピュータに手を染めたきっかけも
言ってしまえばゲームだった。プログラム始めたのもゲームだった。
小遣いの大半をゲームに費やし、余暇の大半をゲームに費やしてきた。
ああ、何と無駄な人生。無駄に乾杯だ。

だがそんな無駄が、最もコンピュータを発展させて来たと思っているし、
その発展させたコンピュータを最もよく使っているのがゲームだから、
ゲームをやっている時は、これが最先端だと思えたし、だからこそ
面白かったんだろうと思う。

でもねー、さすがに最近は飽和してしまったよね。
というかね、コンピュータの発展にヒトが追いついて行けてないよね。
100GBを超えた記憶デバイス、GHzを超えたCPU、Gbitを超えた通信速度。

それら全部を使い切ってゲームを作る?
スキルも人員も金も、第一ネタがない。

リリース情報見れば分かるよね。
そんな凄いのなんてどこにもない。
コンピュータが発展したお陰で、むしろゲーム作り難くなっちゃった、
そんな気がしているんだ。

それとね、ネタがね、尽きちゃったんだと思うんだ。
コンピュータゲームってさ、今までボードゲームやら手足使って
やってた事や実体験をコンピュータの上に乗っけましたっていう
移植だった訳ですよ。元ネタは別にありますよっていう。

でも移植だけやってたら、飽和するのって当たり前じゃない?
もうさ、そういう所まで来ちゃったんだよきっと。


じゃこれからどうすんのよ、となる訳だけど、在り来たりな解は
ネットワーク対戦とか、より高度な疑似体験、というよりも、
体験そのものになっていくんだろうね。アプリにインプリされた
機能そのものではなくて、機能を使った状況や内容、誰と遊んだか
といったものが楽しみの尺度になる。その中で、ゲームと
ゲームで無いものとの境界が薄れていくんだろうね。

今までは、ゲームそのものを楽しんでいた。それはシステムであり
シナリオであり、用意された部分。でも今はシステムだけ用意して
後はネット対戦で遊ばせるという状態になってきている。そして
いずれは、コミュニティやコミュニケーションといったものも
ゲームに取り込んでいくんだろうなぁと。

つまり、これからはコンピュータ上で新しいモノを作っていくんだな。

ただそうなってしまうと、ゲームなのか mail なのか web なのか、
一体何なのか分からなくなってしまう訳だけれど、よくよく
考えてみたい。私はゲームをしたかったのではなくて、面白いものを
やりたかったんだ。だからゲームが今の延長上で面白くなれないんなら
ゲームがゲームで無くなって、面白くなってくれればいいんだよ。
−以上−

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