about : エテ公

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エテ公

それは私が愛して止まない言葉の一つ。
この擬人化するかの様な言葉の裏に、
サルへの深い愛情が感じられてならない。

いや、嘘ですけどね。

この言葉を取り上げる理由は唯一つです。
言葉の由来が分からない。
どう考えても、サルからエテに変わる過程が想像つかんのです。

そんな訳で手持ちの辞書で調べてみました!
はい、正解ドン。

サルの異名。えてこう。

ちが───うっ!
そうじゃな───いっ!

俺が求めているのはその過程なんだ。結果じゃない。
辞書がダメなら wikipedia だ。

検索した名称の項目は存在しませんでした。

のってな───いっ!
切な───いっ!

仕方ない。に聞こう。
すると、こんなページに行き着いた。
どっちか (ないしは両方) パクリですよ。しかも全文まるまる。
切なさが止まらないよ。

ダメか、もうダメなのかと思っていたら、
Salon de 書癡 過去ログ 2004 1月に行き着きましたよ。

仰っている内容を私なりに咀嚼すると、猿の器用な様から
"得手" と呼ぶ風習があったらしいです。それが
上記引用の様な経緯で普及したとかしないとか。

私の予想では "ape" の語源が東洋西洋共通だった
というところだったのですが、今回は不測の事態で
ございました。

しかし、本来の意味からだんだんと印象の悪い意味に
進化した言葉というのも珍しいなと思います。
−以上−

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