about : 相撲の可能性を考える

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ぽっちゃり系男性が褌一丁で抱き合い、激しく動き、相手を押し倒す。
これだけを捕らえると、かなりマニア向けに可能性が広がりそうだ。

がしかし、日本人横綱が居なくなって久しい昨今、相撲人気の
下落は目に余る。(いや、別に日本人横綱が居たとしても、
それが人気回復に繋がる訳ではないのだが)

今の相撲に足りないもの、それは刺激だ。
人気スポーツに必要なものといえば、ヒーロー、ライバル、ドラマ
であると言えよう。ヒーローは朝青龍が居る。ライバルは…いない。
ゆえに、ドラマも生まれない。だからこそ、ライバルという名の刺激が、
今の相撲界には必要なのだ。

そこで一計を案じた。

悪役の導入だ。

どうも力士というと、温厚で礼儀正しいというイメージが強い。
それは決して悪い事ではないが、演出という観点、キャラを立てる
という意味では少々物足りない。いっそ私財を全て貧しい人に寄付していて
今日勝たないと明日食べるのにも困る、位に良い人キャラが立っているとか
ならば良いが、そこまでという訳でもない。何というか、没個性だ。

それより手っ取り早く、悪役を入れるんだ。個人的好みでは黒人さんなど
どうかと思う。常にサングラスしてて、刺青とか入れててね。周りに
取り巻きとおねいちゃんを侍らせてて、待ち時間中はおねいちゃんに
葉巻に火を付けさせたりしてね。

土俵にも革パンに半裸、首に金のネックレスとか付けてて、行司が
外させようとすると "オウ、シィィィィット!!" とか言ってね。
(でもそれ以上反抗せずに素直に外す)
塩撒く時に対戦相手に掛けたりして。当然反則もお手の物で、立会い
最初から目潰しとかしたり、一斗缶や竹刀で攻撃したりして。

で、究極的には行事もグルになって反則見逃したりしてね。
その行司を良く見てみると阿部四郎だったりとか。


ま、それはさておき。
やっぱ没個性なのはまずい。朝青龍だってキャラ立てるために色々
努力してるんだし、高見盛とまではいかなくても、もう少しキャラ
立てる努力をした方がいいのかなーって思う。
(おねぇキャラとかは危険だけど)
−以上−

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