ある新聞に中 3のロレックス強盗について記事が出ていた。
その中ではこの事件の背景からこの事件がなぜ起こったのかを
検証しようとしていた。
　で、何が書いてあったかというと、おきまりの家庭の状況を
書き立て、やれ親父が借金抱えてトンズラこいたとか、
そのときその犯人(今はまだ容疑者か?)だけを置き去りに
されていたとか、盗んだロレックスを売って借金を返そうと
していたんじゃないか、等と書いてあった。
同情を誘いたいのだろうか。

この記事で腹が立った。
　　・家庭事情を書き立てるのは新聞の役目なのか?
　　　プライバシーの問題はどう考えているのか?
　　・家庭事情がどうであれ、犯罪を犯すべきではない。
　　　犯した罪をかすめさせるようなことはしてはいかん。

　家庭事情を書くのは勝手だが、それによって私生活を暴くのは
まずいだろう。犯罪に絡んだ私的情報の公開は、後に余計な
問題をその人に背負わせる可能性がある。その点についてどう
考えているのだろう。
　また家庭環境がどうであれ、犯罪に対しては厳しい態度を
取るべきだ。たとえ同情しうる状況であったとしても、罪は罪。
やっちゃぁイカン事をやったなら、ちゃんと贖罪しなきゃ。
　やっちゃいけない事とやっていい事の区別が付かないなら、
これを契機にその区別を付けてもらわにゃ。例えばこの犯人が
年少なり何なりに入って、何年かして出てきた時、その区別を
まだ付けられなかったら、どうするんだ? こんなケースで下手に
同情したってロクなことはないと思うぞ。

　罪を憎んで人を憎まず、これはおおいに賛成。なら、罪を犯した
ヤツがまた罪を犯さないようにするのが筋。また、その罪に
よって変なレッテルを貼られないようにする必要もある。
要は社会で上手くやっていけるように配慮してやること。
そおゆう見地からして、こおゆう記事は書いて欲しくないですなあ。

−以上−