about : in the name of...

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今回の MIMAIL/mydoom/Novarg 騒動を受けて書きます。
本文の前に認識の導入をまず。

名前
ある人や事物を他の人や事物と区別して表すために付けた呼び方。(大辞林)
個体の認識に役立つように付けられる抽象的記号。(新明解)
エリアス(alias)
もとのデータには含まれていない虚像。
別名定義。
複製と違って実体のない分身を作るもの。

一般的に、Web 上に個人情報 (顔写真や名前) を載せる人は
個人情報管理の甘い人だとみられる傾向がある。
一般的に、Web page に mail address を載せる事は
迷惑 mail を送ってくれといっている様なものだとみられる傾向がある。

これらの事は承知している。
その上で私は名前の一部を晒し、
唯一使用している mail address を晒している。

ただ単に名前を記載している訳ではないし、
ただ単に mail address を記載している訳ではない。

これらを私が記すのは、この名前と mail address によって
この Web Site の内容を保障する、という意思からだ。

正直、Web 上での情報交換には信頼性がない。
Web 上では幾らでも偽る事ができる。
Web 上では匿名性から卑怯な真似をする事ができる。
実社会では実体が暗にその言動を保障しているのに対し、
Web 上ではその保障が何もない、またはエリアスを利用する事で
いつでもその言動を実体から切り離す事ができる。

エリアスとは、捨てメアドであり、ハンドルネームであり、
もう少し幅を広げればプロクシも該当するだろうか。

こういったものを用いている限り、私が Web 上に記した事は
例えそれが真実であったとしても、単なるネタと一笑に付されてしまう。
それが嫌だから、私は敢えて名前を記し、mail address を晒し、
その内容を実体で保障しようとしているのだ。

虚実を見分けられなければ Web 上で生きていけないという見方もある。
特定の場所では、あえてエリアスすら用いない事すらある。
あくまでネタ勝負という場所ならば、それはそれでアリかもしれない。

でもそれって、厳し過ぎないか?
嘘言って、人釣って、人嘲って、そこから得られるものって何?
それより素直に自分の言動に責任持つほうが健全なんじゃないか?
つーか自分のケツくらい自分で拭こーよ。
と、そう思ってる訳です。

だから自分の実体をさらして、
自分の ass を舐めるよーに拭きまくってる訳です。

ただ今回は詐称されちまって裏目に出てしまった訳ですが、
それでも出来る限り実体を晒しておきたいと思っている次第です。

※そんな私ですが、どーしても必要な場合はエリアス使いますけどね。
−以上−

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