もう 10年以上前に思ったことなんだけど、 現代の侵略戦争って "経済" で行われるんだよね。 中国を例に取れば、あんな赤嫌いのアメリカでさえ 経済開放させ、企業という名の一個師団を侵攻させ、 経済発展させ、民衆の意識を変えていった。 一旦自由経済を味わってしまえば社会そのものが変わる。 麻薬みたいなもんだ。 そして民衆の意識が変わってしまえば、報復はない。 これが究極の戦争だと思っていた。 そういった意味で、もう地面を奪い合う戦いなんて 起こらないと思っていたよ。そんな時代錯誤の手法 を取るのは愚か者だってね。 でも起こったね。 時代錯誤の手法を取る者はまだ居たんだね。 しかもそれが、経済による侵略を行ってきた張本人の アメリカだったなんてね。 力は、抑止のためにあると信じてきたのだが。 2003-3-19 は、私の価値観が崩れた日となってしまった。 |
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