about : The Nobel Prize-1

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 2002年のノーベル平和賞がカーター元米大統領に送られたとの報道が
昨日にありました。キャンプデイヴィッドの事とかいろいろ触れられて
おりましたね。私としては、自分の記憶にある最も古い大統領であったり
しまして何となく感慨深いものがありました。

 そういえば、小松政雄のネタにもなっていた記憶も若干。

 この報道を聞き及び、ブッシュ現米大統領に爪の垢を煎じて飲ませて
やりたい等と親と話したりしておりました。すると本日、ノーベル賞の
選考委員会がカーター氏の受賞は現在のアメリカの政策への批判として
受け取って欲しい、等とコメントを発したとの報道がありました。

ノーベル賞ってそんな政治的なものなのか?

 このコメントの意味も気持ちも分る。多分今度の平和維持活動でもなく、
突如強襲れた国を助けるためでもなく、テロへの報復でもない、単なる
先制戦争に異を唱える人なら皆理解できるだろう。しかしこのコメントは、
本当に発せられるべきなのだろうか。平和を謳うものが、一国の政権へ
圧力をかけるというのが正しいのかどうか、私には判断が付かない。
この様な手法からは、米がやっている力の政治と同様の "臭い" がする。

 カーター氏の受賞、という事のみに着眼して考えると、このコメントは
氏の顔に泥を塗るものだと思えてしまってならないのです。
−以上−

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