about : 時代劇 2
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もう少し時代劇について考えてみました。
というより、時代劇 1, 2 はもともと一つの
文だったのですが、少々長くなり過ぎたので
このように分割しました。
「痛快、越後屋商売」
毎回越後屋が悪事を企み実行しようと
するが、寸でのところで町方に阻止されて
しまう。そのたびに身代身包みはがれる。
しかし越後屋、めげずに悪事のためにまた
身代を起こし、再度悪事を企み…と
毎回この繰り返し。
しかも越後屋、思いつくのは小悪事ばかりで
たいした悪事を働けない。人が良いのかと
思ったところがただの馬鹿だったりする。
これはそんな越後屋の憎めない人柄が光る悪人
人情時代劇である。
脚本はやはりほりのぶゆき氏に
お願いしたいところだ。
「ななぁつ」
町方が現場に着くと、そこには
信州そばを無理やり沢山食わされて
胃の腑破裂で死んでいる仏がいた。
そして壁には "肥え過ぎでぃ" との
殴り書きがあった。切支丹のななつの
大罪に絡めて起きる殺しを町方の若手
色男、人呼んで南町の血穴が、引退前の
老練、自由人と組んで解決する心理
はらはら時代劇である。
しまった、調子に乗っていたら
ただのパロディになってしまった。
−以上−
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