about : 蛸夢

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 先日謎な夢を見ましたのでその報告を。

 幼少のみぎりに住んでいたところの近くを流れる川がありまして、
その川沿いの道をバイクで走っておりました。ふと川を眺めてみると
そこには 1m を超える巨大タコが悠々と泳いでおりました。

 なぜこんなところにタコが? と思っているとそこへ大勢の若手お笑い
芸人がやってきて、タコ生け捕り大作成を開始。当然最も大きなタコを
捕らえた者が勝ちというルールなのでしょう。(この辺あいまい)
若手芸人達はゼッケンを付けて我先にと川に飛び込んで生きます。
そして何故かその群集の中に私の姿が。

 川の中に入ってみると案外川は深く、川底まで 10m 以上はあろうかと
いう状態。そしてタコも 1匹だけではなく群れで泳いでおりました。
そのタコ達に襲い掛かる芸人達。武器は使用禁止であったため、方々で
格闘が始まりました。タコにヘッドロックを掛けるものあり、足を掴む
者あり、タコに捕らわれる者あり。持ち前の芸人魂が災いしてか、ここで
多くの芸人達は華々しく散ってゆきました。

 そしてタコを追い続けていくとその先には巨大タコツボがありました。
遠景ではタコが数匹入れそうな雰囲気でしたが、いざ自分が入ってみると
野球場くらいの広さがありまして、無数のタコが私達が入ってくるのを
てぐすね引いて待っておりました。血の気に逸った若手芸人の何人かが
タコに無謀な勝負を挑むも、無数のタコに絡みつかれ、スミを吐かれ、
そしてツボの奥に連れられてゆきました。奥のほうには 10m はあろうか
というボスダコがおりました。そしてその付近には多数の卵がありました。
きっと奥につれて行かれた芸人達は卵を産み付けられるのでしょう。

 芸人達の数が少なくなってきたのを見て取ると、タコの群れはじりじりと
距離をつめてきました。そしてボスダコまでもが寄ってきました。とっさに
逃げようとしたところ、私の海水パンツにボスダコの手が伸び、パンツが
するりと脱げました。その瞬間、ボスダコが覚めた目で
あ、お前は帰ってよし。
と言いました。
夢はそこで覚めました。

立ち直るのにしばらく時間がかかりそうです。
−以上−

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