about : 青き衣をまといて、とか何とか
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雨降りの翌朝に、舗装された道路にミミズが居る、または居た
(過去形)事がありますよね。やはり近くに地面が露出しているんで
まあそこから出てきたんだろうな、という事は容易に想像できます。
でも、実際ミミズ君が這い出てきているところを見た事も無いし、
ミミズってそもそも地面に出てくるのかと疑問に思っていました。
それが先日、私は見てしまいました。0-1時位、仕事から帰って
きた所、自動販売機の明かりに照らし出されていた彼を。彼は何故か
のた打ち回っておりましたが。昨今の酸性雨のせいでしょうか。しかも
道すがら計 3匹も居りましたよ。しかもものごっつ太かミミズが。納得。
こういう事かと思わず手を打ってしまった訳です。しかし夜行性なんで
しょうかね、ミミズって。また、その遅い歩みでアスファルトの道路を
渡ろうとはなんというフロンティアスピリッツでしょう。ちょっぴり感動。
その精神は、例え道を渡りきる前に雨が止み自らが干からびようと、
人に踏まれて壮絶な最後を迎えようと、古代より脈々と受け継がれて
来たのでしょう。ミミズ万歳! 君たちは漢だ!!
雌雄同体だけどな!!!
また雨降る夜に、もしかしたらミミズが道路にでてきているかも
知れません。それも大量に。うぞうぞと。まるで川の流れのように。
そう、いつしか映画で観た、虫の群れのように。
−以上−
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