NALほど近況報告:2000年1月分
−2000年1月−
NALほど・ザ・ワールド:「なかだし 共の会」主宰・NALの個人ページ
NALほど個人情報:NALのプロフィールをご紹介
NALほど近況報告:その時々に起きた出来事や、思ったこと・感じたことなどを記述
NALほど・ザ・趣味:NALの個人的な趣味コーナーの入り口
NALほど展示画像:これまでに手がけたイラスト・写真などを展示
なかだし公会堂:当方の「掲示板」です。同人誌の内容に関連する話やその他の話題など、書き込んでください
「なかだしTai!!」トップ:同人誌サークル「なかだし 共の会」「なかだし編集部」の総合サイト「なかだしTai!!」の“入り口”。

『NALほど近況報告』
  2000年1月分です。

  なお、他のコーナーへは↑のボタンをクリックすれば直接ジャンプできます。
 
 
  【更新状況】

《2002年3月5日(火)更新》
・サイト全体のリニューアル化進展に伴い、新デザインに衣替え開始
・記載内容の情報更新、改訂

《2000年1月17日(月)》
……前回更新
■■■2000年1月6日(木)■■■
 昨年末からの風邪は、テレビ東京12時間連続時代劇『次郎長三国志』が終わる頃にはな んとか快方に向かっていた。別の意味での寝正月、もう今回だけで結構です。
 少ない収穫と言えば、寝ながらつけていたテレビで『マイケル・コリンズ』と『トゥル ー・ナイト』を観たことぐらい。『Dr.スランプ』(旧作)も捨てがたいところか。最近 はテレコンで活躍している小山……(後略)。

 さて、本当なら昨年大晦日にオールナイト上映を観るはずだった『ナトゥ』『ジーンズ 〜世界は二人のために〜』をやっと観に行た。Jester所長の車で秋葉原まで出て (ご苦労様)、地下鉄で渋谷へ行き、そこで怒著と合流した。
 開演ギリギリに到着したシネセゾン渋谷、予想外に空いていたのでビックリ。手早く飲 み物をゲットして、まず11時から『ナトゥ』を観る(\720)。
 この作品は、TV番組「ウッチャン ナンチャンのウリナリ!!」の企画で制作された日印 合作で、主演は南原(南々見狂也)とケディ。38分と短い作品ながら、マサラムービーの 基本である踊りとアクションはしっかり盛り込まれていて、なにより撮影期間わずか5日 間ということを考えると、十分な出来。
 一方、インド映画としては初のハリウッド資本参入作となった大作『ジーンズ』は、 『ムトゥ』などとは一味違った、洗練された若い感覚の良作。個人的には『ムトゥ』の作 風と、主演のラジニカーントの組み合わせが好みなのだが、これはこれで楽しめる。
 これまでにも『アルナーチャラム』上映時などにも予告映像が流れていた『ジーンズ』。 予告編から受けた印象は「悲劇」「ミステリアス」といったものだったが、なんの、実際 はかなり笑える要素もある。ストーリーは……まさにインド的な豪快さ炸裂(笑)。この 作品でも「そんなのありか!?」の連発なのだ。しかも大々的に使用されるCGが、その傾向 に拍車をかけている!! いまや、世界を代表する電子立国インド。今後もとんでもないア イディアをCG技術で具現化するのだろうと予感させる。
 ヒロイン・マドゥ役のアイシュワリヤ・ライは、ミス・ワールドの栄冠に輝いたことも あるスレンダーな美女(蛇足ながら、個人的には『アルナーチャラム』のサウンダリヤー の方が好み)。女優ではなく、あくまでモデルとのことだが、その演技力は相当なものが ある。『ムトゥ』でテーナッパンを好演していたセンディルも、相変わらずの名脇役ぶり を発揮している。
 音楽は『ムトゥ』と同じラフマーンで、当時よりだいぶ洗練された曲調になっている。 オープニング曲では本人が絶叫……いや、熱唱しているというのもポイント。ダンスシー ンは、さすがに役者が若いだけあって華麗である。ご覧になる際は、その辺にもご注目。
 その後、遅い昼食をとってから秋葉原に移動。買い物などで時間を費やし、帰路につい たのは20時過ぎになっていた。

■■■2000年1月9日(土)■■■
 1月9日開催の「コミックシティ in 関西」(会場:インテックス大阪)に参加するため 大阪へ。今回も「少年チンプ」さんと1スペースを共同利用する形態で、サークル名称は 「少年チンプ&なかだし 共の会」。参加者は、みろくじ宇一郎さんとTAKEKO くんと私の3人。それに、当日日中の行動は別ながら、夕方以降はなべりんも合流す ることになった。

 行きの飛行機は当日早朝に羽田を出発するため、年末に引き続き今回も南麻布在住の みろくじさんのお祖母さん宅に宿泊。いつもお世話になっているお礼に、前日土浦に立ち 寄った際手に入れたシジミの佃煮を持参したところ、たいそう喜ばれる。

 当日は早朝から行動開始。羽田へは少々余裕を持って到着。我々より5分後の便で出発 するなべりんを含め、伊丹へ飛ぶ4人中これまで飛行機に乗ったことがないのは私だけ。 これまでも乗る機会がなかったわけではないのだが、「墜落」の二文字が頭をよぎり、よ り安全な鉄道を利用してきたのだ。今回はだいぶ思い切った決断となった、個人的には。
 我々が搭乗したのは、JASのA300、つまりエアバスである!! 乗ったことはないくせに、 根っからの航空機マニア(主に軍用機だが)のため、航空事故についての記憶が走馬燈の ように……。名古屋での大きな事故も記憶に新しい。どうも「エアバス=事故」と結びつ いてしまっているのだ。
 で、乗ってみた感想だが……2〜3回発生した縦方向のマイナスGがどうにも気色悪い!!  この季節は気流が安定しているのでほとんど揺れない、ということらしいが、気流の不安 定な夏は……誓って言おう、絶対に乗らないと(笑)。次の大阪は夏(8月下旬)だが、 他の参加者が飛行機でも、私は鉄道を利用するぞ。せっかくだから急行「銀河」にでも乗 ろうか。実は、航空機マニアであると同時に鉄道ファンでもあるので、それならそれで好 都合だったりする。

 この辺からは、みろくじ宇一郎さんが記述している「少年チンプ」HPの「今日の一言」 と内容的に重なってくるので、こちらは簡略に記すにとどめる。
 会場では、最初はうっかり見落としていたのだが、かなり至近距離に「90分\15,000」 のブースがあることが分かり、慌てて代表の宇奈無英雄さんにご挨拶。宇奈無さんとは、 同じ会場にいながらなかなかお会いできなかったので、久しぶりにしばし歓談。
 即売会自体は、女性中心の割には比較的男性客も多かった。コミケ直後に開催される大 阪では最も早い大規模即売会ということで認知されているということなのだろうか。

 なかなかの盛況のうちに、即売会は終了。販売を一人で頑張っていた天宮遙さんと合流、 宿へのチェックインを済ませた後でなべりん氏とも合流し、道頓堀「千房」で打ち上げと 相成った。

■■■2000年1月10日(日)■■■
 この辺も、みろくじ宇一郎さん記述の「少年チンプ」HPの「今日の一言」と内 容的に重なってくるので、ご参考までに。

 我々が宿泊したのは、海遊館の至近にある「ホテルシーガルてんぽうざん」。設備もロ ケーションも良好なので、次回以降も有力候補の筆頭である。
 梅田近辺の宿に泊まったなべりん氏と合流し、阪急電車に乗車。3方向(京都、 宝塚、神戸の各方面)へと一斉にマルーン色の電車が出発する様は、なかなかに見応えが あった。
 さて、我々は目的地・池田で下車した。今回のもう一つの目的だったエコール本社への 「聖地巡礼」を果たすためである(笑)。写真も撮ってあるので、この辺の詳細は、後日 別項目を設けて紹介することにしたい。ご期待あれ。

 梅田に戻ってからは、「チンプ」掲示板に記載のあった古書店探しをし、怪しげなオル ゴール人形が客引きをしている中華料理店で昼食。
 JR大阪駅方向へ向かう途中、どう考えても異様なペットショップに立ち寄って唖然。ま ず、ろくな防音策もとらないまま店の奥でコンクリートを砕くような改装工事をしている。 店内店外大騒音。店に一歩立ち入ると、言いようもない悪臭が鼻を突く。「獣臭い」のだ。 所狭しと並べられたケースには子犬や子猫、亀やミミズクに……サーバルキャット!? こ れは昨年、「ゴルフ場に虎のような動物が出没した」という事件の“犯人”くんではない か。確か、ワシントン条約に抵触する希少動物の筈だが……200万円。変だなと思いつつ、 床に繋がれている子犬を踏まないように注意して出口の方へ歩いていくと、今度は体高 1.5mほどのダチョウ。おそらくこれでもまだヒナ鳥。なになに、「お散歩にどうぞ」!?  誰が連れて歩けるんじゃ……38万円。
 梅田の交差点でお利口にしている救護犬(ゴールデンレトリバー)の頭を撫でて、救護 犬・介護犬への募金を済ましてジョイポリスへ。どのアトラクションも混んでいたので、 大型筐体のゲームをして時間をつぶす。

 夕方、帰りも飛行機のみろくじさんと別れ、こちら3人(私、TAKEKO氏、なべりん氏) は新大阪へ。帰りは500系「のぞみ」である。なべりん以外は500系には乗ったことがなか ったので、ちょっとご機嫌。なかなかに混雑はしていたが、乗り心地は快適。名古屋を発 車後に、大阪駅構内で購入した「蓬莱」の豚まんとシュウマイ、新大阪駅構内の売店で買 った「柿の葉寿司」を食べる。これらが実に美味。次の大阪のときの楽しみが一つ増えた。
 横浜在住のなべりん氏は新横浜で下車、残った2人は東京で乗り換えた。

 この日は北海道が大雪で、航空機の運行に大きな影響をもたらした。予定通りならほぼ 同じ時間帯に帰京できたはずのみろくじさん、雪の影響で搭乗便の運行が2時間も遅れて しまった。我々が地元に到着した頃になってやっと羽田、ということになる。
 ……やはり、私は鉄道だな(笑)。

■■■2000年1月14日(金)■■■
 ここ3日ほど、図書館に詰めるのが日課になっている。
 別段、何か調べものがあるわけではないが、気分転換には丁度いい。これまで、読みた くても読めなかった歴史書も多いので、次職が決まるまで有意義に時間を使うつもり。

 本を読むために仕切机に陣取り、照明をつけようとスイッチに手を伸ばすと……なんと、 コンセントがあるではないか。というわけで、昨日からはちゃっかりノートパソコンを持 ち込んで、この文章をせっせと打っていたりする(笑)。

 せっかく新築された市立図書館、積極的に利用しなければ勿体ない!! 蔵書も決して少 なくはないし、仕切机の数も申し分ない。

■■■2000年1月15日(土)……というより16日(日)早朝■■■
 昨日、図書館にノートを持ち込んでページの更新用文章を打ち込んだ、と記した。
 このとき、外装のCD-ROMドライブとCD(インド映画のサントラと、岡村靖幸のアルバム など)を持ち込んだのに、ヘッドホンを持っていなかったために聞くわけにも行かず、な んとも物足りない思いをした。何か作業をするときは、まったくの静寂だとかえって気が 散るので、たいてい何か音楽を聴くのが習慣になっているためである。

 で、「せっかく曲の準備をするならMP3を」というわけで、その晩から準備に着手。

・12日〜13日……作業開始の時間が遅れたため、大した準備もできずに就寝。
・14日……フリーウェアのMP3再生&データ変換・編集・記録用ソフトをダウンロードし、 お気に入りの曲のデータを変換開始。が、マシンのパワー不足のため1曲あたり1時間ほど かかるため、途中で中断。
・15日……やっと所定の目的を達する……が、気がつくと16日早朝。午前中に出かけるの で、仮眠をとることにする。

■■■2000年1月17日(月)■■■
 昨日は、浜松町の都立産業貿易センターで行われた即売会に行って来た。ドール系の即 売会の「I・Doll」に、当掲示板等でもおなじみ、かずたまさん・おむたま さんのご夫妻のサークル「たまや」が出展していたためである。

 当初予定より遅れて、午後に入ってから浜松町でなべりん氏と合流。彼は当方 の関係者の中でも群を抜いたドール好きで「ドールマスター」と呼ばれている。数多くの ドールあれど、特にジェニーシリーズのオリーブを溺愛(笑)することで知られている。
 会場入りし、かずたま&おむたまご夫妻と、虫歯治療の跡も痛々しいいっちぃー さんと談笑。その後、同じ建物の別フロアで開催されている「セガのゲームは世界一!!」 というセガ系オンリー即売会に足を運ぶ。
 既に一回りしていたいっちぃーさんからお聞きしたとおり、これはなかなか楽しい即売 会だ!! セガ好きにはたまらない笑える企画や展示が多く、次回以降の開催があるのなら ぜひ足を運びたい。
 しばらく歩き回って目当てのメガドライブ本をゲット、同じサークルさんで売られてい たザクオンリー本(驚!!)なども購入。
 なお、当日予定されていた「PSドミノ倒し」は、しっかり決行された模様(笑)。また、 メガドライブに装着する「32X」をタワー状に何台まで重ねて動作できるか、という破天 荒な企画も行われ、その異様な光景が人目を引いていた。
 「I・Doll」会場に戻り、なべりん氏に連れられてとあるサークルさんのブースへ。そ こは多くのドールに混じり、なぜか割り箸(笑)とドール用のバッグなどを装備したプレ イリードッグのぬいぐるみを展示している。以前開催された他のドール系イヴェントでも お話ししたことがあり、顔を見せるなり「あ、プレイリードッグの人!!」。
 このプレイリードッグのぬいぐるみ、上野動物園内にある売店で販売されており……と いうよりそこでしか販売されていないようで、イヴェント会場での“遭遇”以来すっかり 気に入った私は、昨年秋それを買うためだけに同園へ入場している。
 今回もサークルの方とプレイリードッグくんの装飾について大いに盛り上がり、次回の 同様のイヴェントには私の持っている2匹も持参、皆で持ち寄って記念撮影でもしますか、 という話に膨らんでしまった!!
 ……まぁ、せっかくなんで、同人誌即売会のブースでもマスコット代わりに展示してお こうか、などと思案中。

 即売会終了後は、ドールのオフ会に参加した女性陣と別行動となり、後から来場したみ ろくじ宇一郎さんとも合流して秋葉原へ繰り出す。いつの間にか新しいマニア系ショップ がオープンしていて、この地の変化の激しさに驚かされる。

基本的にリンクフリーですが、リンクの際は メールをいただければ幸いです。

(C)POLICE五人衆 1994-1998
(C)なかだし 共の会・なかだし編集部 1999〜
管理人メールアドレス:nal@sainet.or.jp