NALほど近況報告:1999年12月分
−1999年12月−
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『NALほど近況報告』
  1999年12月分です。

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■■■1999年12月上旬〜中旬■■■
 1900年代最後の年は、まるで休む暇がないほど多忙を極めた。
 12月初旬〜中旬にかけて、雑誌の記事執筆、自分のところの同人誌制作(執筆・編集)、 依頼原稿執筆(『∀チンプ』向け)と作業が連続。しかも、11月下旬に突如悪化した虫歯 の治療等でまるまる1週間作業が止まっていたことが響き、半ば不眠不休の状態を2週間程 強いられた。在宅だからいいようなものの、これでもし勤めに出ていたら……と考えると 怖いものがある。
 まず雑誌の仕事を片づけ、次いで自サークルの新刊『なかだしなかまK』の原稿を入稿。 最後に『∀チンプ Episode.2』用原稿を済ます。入稿当日、印刷所で。ネーム(台詞)の 貼り付け作業が終わっていなかった部分は、印刷所で机を拝借して事なきを得た。
 これで冬コミ対策の第1弾は完了。続いて第2弾・コピー誌増刷作業が待っている……。

■■■1999年12月下旬■■■
 新刊の入稿は無事(……でもないが)終えたものの、秋に発行したコピー誌『なかだし なかまVol.02』の在庫が切れていたため、その増刷を行う必要があった。
 コピー作業自体は、『∀チンプ Episode.2』の入稿後、みろくじ宇一郎さんに 車中待機していただいている間に済ませたが(ご苦労様でした……)、肝心の折り作業が 終わっていない。
 手伝ってくれる人がいるときはともかく、自分1人で折り続けていると気が滅入るので、 気分転換ついでに秋に買ったままろくにプレイしていなかった『ADVANCED大戦略98・II』 を立ち上げ、CPU思考時に折り作業をするという作戦に出る。
 が、折る枚数が枚数なため(2,000枚超)、作業が終わらぬまま冬コミが迫ってしまい、 仕方なく最低部数をまず揃えるという方針に転換。
 結局、製本作業はコミケ開催期間中も続行。2日目は会場に入ることもせず、南麻布の みろくじさんのおばあさん宅で机をお借りして、ひたすら作り続けた。この辺の詳細は、 下の項目で。

 在庫調整しやすい、初期費用が少なくて済むなどのメリットはあるコピー誌だが、何分 製本作業に手間がかかりすぎるので、今後は“簡易生産型”の『なかだしなかま』も印刷 に移行させようと考えている。

■■■1999年12月24日(金)【1】午後まで■■■
 ついにコミケ第1日目である。
 とは言え、当日はNaRuTo氏(現・鳴門敦史氏)主催の「N&N factory」 が参加している他は個人的には特に大きな用もなく、みろくじ宇一郎さんと2人で 知り合いサークルへの挨拶を2〜3した程度でほとんど目的は達してしまった。
 事前にカタログをチェックしていなかったので、近藤敏信氏の「迷羊亭」がある ことに少し時間が経ってから気づき、挨拶。相変わらず盛況なブースである。
 同氏とは、以前雑誌の仕事の頃に交流があった。実は当時連載企画の話が持ち上がって いたのだが、諸般の事情で企画が白紙に戻ってしまった(残念)。その経緯はともかく、 幸いまだ顔を覚えてらしたので、互いの近況を確認。ご厚意で冬の新刊をいただいたので、 こちらも新刊で返礼した。懐かしい顔に再会するのは、やはり嬉しいものだ。

 その後、みろくじさんと会場外で昼食。ワンザ有明内「和幸」は、普段は混雑する時間 でもすんなり着席できた。食後、散歩がてら青海界隈(の商業施設内)まで足を延ばす。
 ペットショップのプレイリードッグが、鋭い爪でかごの扉を開けようともがいていたが、 なるほど、聞きしにまさる暴れん坊ぶり。瞳はつぶらで可愛らしいのだが……。あの歯と 爪はまさしく凶器。先日上野動物園で購入したぬいぐるみで満足することにしよう。
 トヨタの巨大ショールームでは、お気に入りの「ファンカーゴ」に試乗(着座のみ)。 頭上のスペースに余裕があり、圧迫感がなく快適。大柄な者としては、この点が車選びの 最優先項目なのである。センターメーターも思ったよりだいぶ見やすく、好感が持てた。 燃費も良く、使い勝手も良さそうなので、いずれ自家用車が必要になる際には、ぜひ購入 を検討したい。

■■■1999年12月24日(金)【2】夕方以降■■■
 さて、この日の最大の目的は、夕刻以降にあった。
 渋谷で行われる『バーシャ! 〜踊る夕陽のビッグボス〜』上映会に参加するのである。 しかも「上映終了後にパーティ」。今回も、かずたまおむたまご夫妻と 合流し、総勢7名が最後列に陣取って恒例のバーシャコール。
 上映後のパーティは開始が遅れたため、事前に注文していたインド料理店「ビンディ」 特製の弁当をロビーで食して時間調整。ようやく始まったパーティでは、ラジニの最新作 『パダヤッパ』紹介、そして『ムトゥ』の劇中でも目にする機会があるインド式の結婚式 が執り行われ、数組のカップルが祝福を受けていた。

 上映会とパーティが終了した後は、有栖川公園近くにあるみろくじさんのお祖母さん宅 に泊めていただく。みろくじさんと車田ん吉さん、それに翌日「チンプ」ブース の手伝いに入るNaRuTo(現:鳴門敦史)、TAKEKOの両氏。それに 私と、上映会の終了が遅れ終電に間に合いそうにない怒著も急遽宿泊。
 夏に引き続き2回目となるNaRuToくん、また今回もお祖母さんから、
「あら、松坂クンがいらしたわ」
 の第一声に苦笑。きっと、松坂=好青年ということなんだろう、と解釈している(笑)。 悪乗りした我々も「年俸7,000万ですから」「もうすぐ自主トレですから」などと連発。

 しばしの歓談の後、翌日会場入りする諸氏は早めに床に就いたが、こちらはコピー誌の 製本作業が終わっておらず、机を借りて作業再開。しかし、徹夜続きで体力が落ちており、 作業効率はかなり低下。
 なんとか100部用意したところで作業を中断。仮眠の体勢に入った。未成分は夜明けに 続行することに。

 寸分のずれもないよう注意しながらの紙折り、ページごとのずれが出ないように神経を 使っての紙揃え、強度を考えてのホチキス3点綴じ、綴じたホチキス針が他の本を傷つけ ないようにするための製本テープ貼り。
 部数が3桁のコピー誌は、製本作業が修行のようなものになるのであった……。

■■■1999年12月25日(土)■■■
 コミケ2日目は、結局会場内へは立ち入ることがなかった。
 会場へ向かうみろくじ宇一郎さん達を見送り、早朝に中断していたコピー誌の 製本作業を再開。昼頃に追加分を完成させ、コミケ会場付近で待機中のなべりん さんに手渡し、そのままTWRで新木場へ、そして東京から東北新幹線で北上。
 先日みろくじさんと「(お祖母さん宅に泊まるのであれば)『スペースチャンネル5』 と『デスクリムゾン2』を持参する」と約束していたものの、前日は荷物がかさんだため 持ってこられなかったDC(ドリームキャスト)一式。
「一度言ったことは守るから」(by『ムトゥ』)ではないが、せっかくなんで地元・下館 (茨城県西部)へ取りに戻った(時間の関係上、往復とも新幹線利用)。

 用を済まして都内へ戻り、荷物を抱えたまま打ち上げ会場「香港ガーデン」へ直行。
「少年チンプ」主催のこの会には、主催側からみろくじさん、車田さん、 「なかだし」などの関係からはTAKEKONaRuTo(現・鳴門敦史)なべりんの各氏と私、そして「LUCK&PLUCK」関係からは天宮(あまのみや) 遙さん、ZERO晃さんなど4名、総勢10名が参加。
 1時間ほど経って私が到着した頃には、呑める人はだいぶ出来上がっていた(「チンプ」 「なかだし」関係者で大酒飲みは少ない。喫煙者に至ってはほとんどいない)。既に天宮 さんが突っ走っていて、「あのキャラにレリーズ(=この場合は“欲望爆発”)!!」連発。 誰か止めてくれぇ(無理)!!
 トドメはこの人、車田御大!! 隣のなべりんにお茶をこぼしてしまい、しかもこぼした 場所が運悪く内股というより股間。布巾を手にした車田さんがなべりんに迫り来る!!
「いやぁ〜なべりん、スマンねぇ〜……(布巾で濡れた箇所をふきふき)」
「……うわぁぁぁぁ!! やめてくれぇ!!!」
 どこまで冗談だか分からず本気で怖がるなべりんに、周囲爆笑。

 前日同様みろくじさんのお祖母さん宅に泊めていただく我々(みろくじさん、車田さん、 NaRuToくん、TAKEKOくん、私)は、徒歩で移動。夜の有栖川公園は人気がなく、さすがに 寂しい。日中は犬の散歩などで多くの人が訪れ、憩いの場になっているのだが……。

 到着後、早速DCをセット。『デスクリムゾン2』衝撃(笑)のOPで悶絶した後、期待の 新作『スペースチャンネル5』を立ち上げる。
 これまで〆切やらコピー誌作業やらで、私自身プレイするのはこのときが初めてだった のだが、これは期待以上に楽しく、クールなゲームである。地球侵略(!?)が目的のモロ 星人に踊らされている地球人を、踊り勝って救出するというストーリーである。  操作は簡単、モロ星人が踊るのと同じテンポとタイミングでヒロイン・うららを「踊ら せる」。使用するのは方向キーとA、Bボタンのみ。入力のタイミングは結構シビアだが、 慣れてしまえば何とかなる。
 購入を検討していたTAKEKOくん、プレイするなり「これ、買い!!」。DCのユーザーなら ぜひオススメしたい。
 ……で、ゲーム終盤で登場する「スペースマイケル」には全員爆笑。詳しくは、実際に プレイしていただくとしよう。

■■■1999年12月26日(日)■■■
 コミケ3日目、いよいよ「なかだし 共の会」のブースが出展する日である。
 みろくじさんの車で会場近くまで移動し、余裕を持って会場入りする。今回は 「Dのアトリエ」のK−Dくんが参加できないとのこと、こちらが代わって運営 することになった。
 別用で前日の打ち上げに参加できなかったN村くんは、岡 昌平さんが 主催「黒汐物産」の手伝いに入る。
 どうやら順調に……と思っていた矢先、下館から出発した「天津丼」の面々が参加証を 持ち忘れ、途中でJesterくんが引き返すという緊急事態が発生していると判明。 急遽人員振り分けを行うなどの対応をする。この手のことは他人事ではなく、不意に発生 することがあるから、常々気をつけなければならない。

 今回の配置場所は、大通りに面した島の突端。突端部は4スペース配置され、外側なら 出入りもしやすく本の陳列も楽だが、残念ながら内側で窮屈。在庫を置くのも一苦労で、 スペースに余裕のある「Dのアトリエ」に在庫の一部を分散。
 ここ最近の例に漏れず、今回も諸々の作業でブースから離れることができず、ほぼ1日 張り付いたままになってしまった。挨拶回りにもろくに回れない状態が続いているので、 事前の準備を確実に済ますなど、即売会当日は動きやすいようにしたい。

 閉会後、「なかだし」「魔導」関係者中心の打ち上げに行こうと人数確認をしたところ ……なんと15人!! 風邪が悪化して早々に引き上げたTAKEKOくんなど、若干名が 分離した後でこの人数。
 直接の関係者はともかく、どうも“知り合いの知り合い”が結構残っていたようで…… 道理で知らない顔が混じっているわけだ。まあ、何ともならない人数ではないので、合流 地点を決めて数人ずつ移動。秋葉原近辺のファミレスで食事をした。
 当初は内々の二次会も……と考えていたが、全体的に体力の低下が著しいので、解散。 私と、当方のブースを手伝ってくれたくららくんは、津田沼の怒著部屋へ 向かい……『スペースチャンネル5』のスペースマイケルに爆笑していた。

■■■1999年12月末■■■
 ついに、恐れていたことが現実となった。毎シーズン恒例、風邪である。
 この1ヶ月ほど、原稿作業等ですっかり体力が減退したところへ、有明会場の埃、寒風。 そのうえ、コミケからの帰還後、なんとなく気が抜けていたのもいけなかった。
 強烈な悪寒と、止まらなくなる咳に苦しむ。1日中、床に伏すしかない毎日。早く外出 したいのだが……。
 ここ何年かで最悪の症状は、結局年内には改善しなかった……。

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