(9月30日)

実家の庭で

実家にて

ただいま、メイ。

覚えてる?私のことを
ああ、うれしい覚えているのね、ありがとう。ダンスまでして歓迎してくれるの!
おかえりなさい、みらい。待ってたよ、婆ちゃんと一緒に!
婆ちゃんずーと待ってたんだよ、子供みたいに毎日指折り数えて。
あぶねぐさねでえぐきたな、つかれたべ、はやぐあがってままいっぺ、け(ご飯沢山食べろ)。昼食の時間はとっくに過ぎ夕食を待つにはまだ早い時間。いつまでも私は心配かけ通しの親不孝な貴方の子、母上様、ありがとう。
9月29日帰省して)
久しぶりに見る実家の庭で秋田の空気を胸いっぱい吸い込んで心身ともに元気になっていくのがわかる。
お前も、お前も、変わらず元気に育ってまた一回りおおきくなったね、よかった。
山歩きの好きな兄の趣味のこの庭を見ているだけでしばらく会えなかった間の兄の気持ちも伝わってくる気がした。
お出かけの途中
ああ、見えてきた稲が倒れてないと胸なでおろす。母の心にも伝わったのか、二人で顔を見合わせる
そばにきて少し横になりかけてる稲はあったが元気なおじいさんが一人で黙々と稲刈りをしていた
「大変ですね」と話しかけた私に「わしゃ、孫たちのために頑張ってるんだ」って

耳の聞こえない母が私の隣でニコニコうなずいていた。私も思わず母の手を握り締めた、母に感謝の気持ちを込めて。
元気なおじいさん、たまに腰を伸ばしてあげて、休みながら頑張ってくださいね、元気をありがとう。
久々晴れ、2日の台風の通過で稲刈りまじかのお米はどうなっているのかと思いつつ、母と連れ立ってお散歩。デジカメ首にぶら下げて。台風にはぴくともしない丈夫なお米を元気なおじいさんが1人でこつこつ稲を刈っていた。

母と一緒に散歩でもらった元気

(10月5日)

2004年12月24日他界した大好きな母
いつでも私と一緒にいてね。

2006年12月28日犬のメイが母のところに行った