国保水俣市立総合医療センター

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事務部長挨拶
事務部長 桑畑 達美      
昨春医療センターに着任して早一年、通勤路の咲き誇った桜並木の下を通りながら不安と緊張の日々を過ごした日のことが昨日のことのように蘇ります。
公立病院は基本的に僻地医療や救急、周産期医療の不採算部門やがん等の高度先進医療など地域に於ける基幹的な医療機関として重要な役割を担っていますが、大半の公立病院が国の医療費抑制策やマイナス診療報酬改定、勤務医不足等により極めて厳しい経営を強いられています。
いつでも必要な医療が安心して受けられるという以前は至極当然のことが、医療技術も年々高度化する現代社会において享受できにくくなってきているのも事実であります。
医療を取り巻く環境は日進月歩でありますが健全経営を念頭に置きながら、如何にして病院機能をよりよい状況で存続させるかを常に考えて日々の業務に取り組む必要があります。
昨年度は病院機能評価の認定や院内保育所、医師住宅整備と併せて高度医療機器も導入し県南の拠点病院として機能の充実と環境整備にも取り組んできました。
今年度は先に策定しました公立病院改革プランの方向性に沿って将来を見据えた具体的検討を行って参ります。