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信頼され・期待され・選ばれる病院
水俣市立総合医療センター
基 本 計 画
2002〜2006


目   次

第1章 基本計画の概要

 第1節 基本計画策定の趣旨

 第2節 基本計画の構成

 第3節 基本計画の期間

 第4節 院是と病院理念

 第5節 総合医療センターの概況

 第6節 現状と課題


第2章 将来の病院像


第3章 基本方針
 

第1章 基本計画の概要

第1節 基本計画策定の趣旨

本市の病院事業は、熊本県南部と鹿児島県北部を診療圏とする地域の中核的医療機関として、救急医療をはじめ高度医療・特殊医療及びへき地医療等、医療水準の向上に努めているところである。

しかしながら、急激な高齢化社会の到来等、医療需要が年々増大し国が国民医療費を抑制するための医療行政施策を推進するなど、医療を取り巻く環境は極めて厳しい状況にある。 本市の病院事業も累積赤字額が増加しており、非常に厳しい経営状況が続いている。

このような中で自治体病院として市民が安心して暮らせる医療環境を整えるとともに、健全経営化に向けての病院事業のあり方や地域医療の確保、医療水準の向上を目指していくことが地域の中核的医療機関の使命であり、また病院経営の健全化に努めるため、中・長期的な展望に立った基本計画を策定する。


第2節 基本計画の構成

将 来 の 病 院 像<信頼され、期待され、選ばれる病院>

病院理念 病院の基本理念

基本方針 病院理念に基づいた、病院の基本的な方針

事業概要 基本方針を達成するための事業

実施行動 事業概要の具体的な行動計画
     

第3節 基本計画の期間

基本計画

《将来の病院像》     平成14年度〜平成18年度
             (2002年から2006年までの5年間)

《基本方針》       平成14年度〜平成16年度
             (2002年から2004年までの3年間)

《事業概要》《実施行動》  平成14年度
             (1年間:毎年見直しをかけローリングする)


第4節 院是と病院理念

院  是

          

病院理念

「仁愛」を院是とし、「信頼され、期待され、選ばれる」病院となるため、5つの病院理念を定める。

    


第5節  総合医療センターの概況

● 開設者 水俣市
● 名 称 国保 水俣市立総合医療センター
● 住 所 熊本県水俣市天神町1丁目2番1号
● 敷地面積 12,548.63u
● 延床面積 21,686.75u
● 開設日 昭和28年9月1日
● 病床数 367床(一般363床 感染症4床)  内一般には結核収容モデル病室10,人間ドック6が含まれる。
● 診療科目 (17科)
内科・小児科・外科・産婦人科(以上当初)・放射線科(29,12,22)・整形外科(30,7,1)
ひ尿器科・皮膚科・耳鼻いんこう科・眼科(以上32,8,12)・脳神経外科・麻酔科(以上45,10,1)
循環器科(52,3,8)・神経内科(H2,10,1)・消化器科・リハビリテーシヨン科(以上H9,3,1)
歯科口腔外科(H14,11)

● 職員数 497名(平成14年4月1日現在、うち臨時その他職員 157名)


第6節  現状 と課題

 総合医療センターの入院患者数は、年々減少しているが、外来患者数は年々増加している状況にある。施設及び設備の整備状況においては、超音波診断装置、超音波手術システム、手術用顕微鏡、内視鏡画像ファイリングシステム、長時間心電図記録解析装置やオーダリングシステム等を導入をするとともに、玄関前の駐車場の整備等を行い、医療機器の充実と患者サービスの向上に努めている。

 今後の課題として、病院経営健全化計画の基本方針に立ち、職員のコスト意識の向上、経費の節減対策として、薬品・給食材料等の効率的な購入、高度医療機器等の計画的な導入、物品管理、業務民間委託の見直し、院外処方の実施等に努める。人件費の削減対策としては、特別業務手当等の見直しを図る。また、総合医療センターと湯之児病院との統合を進めるための基本計画、基本設計に着手するとともに、医療情報公開、病診連携、病歴管理に対応するための院内組織等の強化を図る。



第2章 将来の病院像

インフォームド・コンセント、患者の権利、情報の開示に努め、患者様の望む適切で良質の医療を提供します。
自己研磨に励み医療の質の向上と事故のない安全な医療を提供します。
保険・医療・福祉の連携を強化し行政や地域の人たちと連携を取り、協力して住民の健康増進に努めます。
地域の環境保全のため、環境負荷の少ない病院経営に努めます。
職員一人ひとりがコスト意識を持ち、健全経営に努めます。



第3章 基 本 方 針

患者中心の医療 

■ 患者サービスの向上
患者の多様なニーズに対応し、質の高い医療サービスの向上と供給に努める。

■ 患者の権利の尊重
患者の権利を尊重するための広報や職員の周知等に努める。

■ 診療情報の開示
患者の医療に対する信頼を得るための、情報の共有化に努める。

■ インフォームド・コンセントの充実
患者の医療への参画を推進する。 

安全で高度な医療 

 高度医療機器の整備
高度医療を確保するため、中長期的な整備計画を作成し、最新の機器の導入を図る。

外科的歯科治療を安全に行うため、治療に高度の技術と設備を要する、歯科口腔外科の開設に努める。

■ 病院機能評価取得
より良い病院づくりのため、病院機能評価の取得を目指す。

■ 人材育成、確保
21世紀を迎え、国際化、価値観の多様化、少子高齢化、高度情報化の進展、環境問題への関心の高まりなど、医療を取り巻く社会経済情勢が大きく変化しているなか、多様で高度化した患者のニーズに、質の高い医療サービスを現在から将来にわたって提供するため、職員一人ひとりの能力開発や意識向上を図る。

■ 医療事故防止の推進
医療行為に関する事故の防止及び医療事故等の問題が生じたときの適切な対処を図る。

地域との連携

■ 市(行政)との連携及び地域活動等への参加・協力
行政が実施するイベントへの協力や地域活動への参加を通じで地域住民とのコミュニティー推進する。

■ 保健・医療・福祉の連携
病病連携・病診連携を十分図り、在宅サービス、施設サービスなど連携に努め、保健・医療・福祉の包括医療体制の確立に努める。

■ 地域住民参画システムの構築
地域住民の意見等を取り入れた病院づくりを進めるため、中・長期計画策定や運営企画等での地域住民参画を推進する。

■ 救急医療システムの構築

環 境 保 全 

■ ISO14001を目指して
熊本県庁や水俣市役所等が取得しているISO14001の意義を考え、病院においても勉強会等の開催を検討するとともに、近年中のISO取得に努める。

■ 省資源・省エネルギーの推進
省資源・省エネルギーに努めるとともに、医療廃棄物の適正な処理に努める。

■ 快適な職場環境づくりの推進 

健 全 経 営 

■ 病院統合の推進
湯之児病院の老朽化にともない、医療センターとの統合を推進する。

病院機能としては、高齢化社会に対応するため、急性期医療だけでは存在が厳しいと思われることから、湯之児病院のリハ機能を生かし、ケアミックスとして整備を進める。

■ 組織機構の見直し
平成14年度保険制度が改正されたことにより、医療情報・IT対応・地域との機能連携・住民ニーズの把握など、一部の病院機構と機能の見直しを図る。

■ 経営の合理化
職員のコスト意識の向上、費用の節減など、経営の合理化を図り、徹底した病院経営健全化を推進する。