ケアンズ旅行記〜2003.01〜

  成田空港についてチェックインしようとカンタス航空のカンンターに行くと唖然!なんとオーストラリアから飛んでくるはずの飛行機がキャンセルになった影響で、乗るはずのフライトもキャンセルされてしまった。航空会社のカウンターでは、これから飛ぶ予定のメルボルン行きに空席があるため、これに乗っていただけないかと・・・・。メルボルンからケアンズ行きもあるし・・という話だったので、乗ることにしたのだが、これがあとで大変なことに。当初早朝にケアンズ到着予定だったので、ホテルのアーリーチェックインを付けた(3000円プラス)のだが、これは航空会社ではどうすることもできないということでした。時間がないので、あきらめて搭乗しました。このお金って返ってこないのかな・・・・。

 メルボルン行きのフライトは順調なはずだった・・・。しかし、当時キャンベラ付近で山火事が発生しており、この影響でメルボルンに着陸できなくなったため、シドニーにいったん着陸することになった。シドニーからケアンズに戻れれば距離も短くラッキーと思ったが、出入国の関係で、できないとのこと。残念!!3時間くらいとどまった後、ようやくメルボルンに向けて出発。メルボルンには旅行会社の人が来ていて、ケアンズに戻るための手続きはしてくれた。しかし・・・。直行便は朝の1便しかなく、結局シドニー経由で戻ることに、しかも便が混雑していて、ケアンズ到着は夜9時になるとのこと・・・。あ〜〜最悪。シドニーでは2時間半くらいあったので、無理すれば観光もできたが、過去に行ったこともあるので、空港内の散策で過ごす。翌日行こうと考えていたオプショナルツアー「かものはしツアー」もこの間に電話で申し込む(ケアンズのOPはフリーダイヤルで申し込めるので便利)。到着が夜遅くなるので、銀行で1万円分だけ換金した。(インターネットで両替手数料無料となるクーポンをゲットしておくとお得ですよ、空港内でも町でも使えるし) ★両替手数料無料券ゲット

 夜9時頃ケアンズにようやく到着。すごく疲れました。過去にフライトのキャンセルは2度あったけど、ここまでつらい経験ははじめてでした。同じフライトで戻ったのが10人位いましたが、なかには新婚旅行で同日にグリーン島まで行く予定の人もいて(結局行けず)、かわいそうでした。宿泊は繁華街に近いエスプラネードホテル(ケアンズの安いツアーでは街中から遠いところも多いので、夜間の外出もしたい人は事前に便利なホテルが取れるツアーを探した方が良いでしょう)。夜はナイトマーケットをぶらっと見学。

 2日目は、午前中ぶらっと歩いて市内観光。そしてあすとあさっての分のオプショナルツアーを予約。3日目にグリーン島とアウターリーフ、4日目にキュランダ観光を手配しました。ケアンズの町自体はたいした見所もないし案外狭い、お土産のめどをつけたり、スーパーで滞在中の軽食・飲料品などを購入した。OP「かものはしツアー」は夕方から。この日は18人くらいの参加だった。かものはしは水中に棲む哺乳類。自然で見かけることはなかなか難しいそうです。このツアーは言葉も日本語の日本人向けツアーです。ツアーガイドのOさん(日本人)の案内でバスは出発。途中トイレ休憩を挟み、いよいよかものはしが現れるポイントへ。「大きな声を出さない」「かものはしに指はささない」などいくつかの注意点を受け、参加者全員でかものはしを探す。最初のポイント、じっと見守るがなかなか現れない。続いて次のポイントへ・・・。ガイドのOさんが見つけた!一堂じっと見つめる。次第にこちら側に近づいてくる。みな息を呑み、かものはしを静かに見学(残念ながら写真は撮影できないんです)。この日は全部で3匹のかものはしを見ることができました。90%以上の確率で1匹以上見えるそうだが、さすがに自然相手、見えないこともあるそうなので、しかも近くで見れて大変ラッキーでした。かものはし見学後はBBQ。ビーフにチキンにサラダ・・。シンプルだけどうまかったです。このあとは野生動物を探しに行きました。ロックワラビーカンガルー、そのほかの野生動物も見れて大満足でした。ものすごい数の星も見れてこれまた感激でした。戻りは遅くなるけど、超おすすめのOPツアーでした。★かものはしツアー

 3日目はグリーン島とアウターリーフのOPツアーへ。大型船に乗り込む。グリーン島まではおよそ45分、この日は波の穏やかで船酔いにはなんとかならずにすみました。船内でパラセイリングの案内をしていて、せっかくだからと申し込む。あまり高いところは得意ではないのですが、なかなかおもしろかったです。上からはカメが1匹見えただけでしたが・・・。そして島内を散策へ。せっかくだからと1周してきました。白い砂がまぶしい海外ですが、沖縄の方がきれいだったかな・・・。およそ2時間の滞在後、アウターリーフへ向かう船に乗り込む。この日はモアリーフが行き先でした。モアリーフは海上の基地のようなところだった。シュノーケリングは無料でできるのだが、旅行中、目の調子が悪かったため、海には入らず、そっと潮風にあたりながらグレートバリアリーフを満喫することにしました。ダイビング体験をしている人も多かったようです。ここには、半潜水艦がありましたが、光の関係なのか、海中の魚はトロピカルな色には見えず、南国の海の雰囲気には感じられなかったな。でも時間がたっぷりあったので、2回も乗ってしまいました。やっぱり潜らないと、グレートバリアリーフの海のきれいさは味わえないようです。再びケアンズに戻ってからは、街中で買物。そしてホテル・ザ・リーフにあるカジノへ。スロットマシーンでしばし遊びました。(オーストラリアのフロットマシーンは2セントから遊べます)。夕食はホテルの近くの日本食の店へ。

 4日目はキュランダ観光です。鉄道とスカイレイル、両方楽しめるツアーを申し込みました。まずは大型バスで乗り込む駅へ。キュランダ鉄道は見所が進行方向右側!にほどんどが集まっています。確保できるならば絶対右側をゲットしましょう。(ツアーなので途中で交代になりましたが・・・)しばらく走ると撮影ポイントがいろいろあり、ガイドさんが教えてくれるのでシャッターチャンス。列車を走りながら、青い蝶・ユリシーズも一瞬見れましたよ。しばらく走ると途中駅バロン・フォールにしばらく立ち寄ります。ほとんど全員が下車して、滝をみたり、列車の写真を取ったり、のどかな鉄道です。滝は水が不足しているようで、ほとんど流れていませんでしたが・・・。そしてキュランダ駅に到着。ここからキュランダマーケットまでは10分くらい。毎週水・木・金・日は出ている店の数も多く、曜日を合わせられれば、合わせた方がいいかも。昼食後はバスに乗り、レインフォレステーションへ。ここではまずはコアラを抱いて撮影。オスのコアラだったので、少し臭いがありました。クイーンズランド州は直接コアラを抱けるのもいいですね・・・。園内にはコアラのほか、カンガルーやワニなどもいて、ミニ動物園になっていました。このあとアメリカで軍用に作られたアーミーダックと呼ばれる水陸両用車に乗って熱帯雨林の散策へ。途中、池を走るのだが、この池は残念ながら人工のもののようです。そして世界最長の7,5キロのケーブルウェイ・スカイレイルに乗り込む。一面熱帯雨林の世界です。途中駅で森の中を散策し、別の行き先のスカイレイルに乗り換えます。このあとはケアンズのまちなかに戻ります。ワイン販売店に最後立ち寄りました。買いませんでしたが、貴腐ワインとかが比較的安く買えるようです。この日は木曜日でケアンズ駅近くのショッピングセンターが遅くまで営業しているので、買物をしました。その後ガイドブックに載っていたLa Fettuccineというイタリアンの店へ。うまかったですよ。

 5日目は午前中、金・土と開かれるマーケットに行ってみることに。ケアンズ市民向け?のため、野菜・果物安く売ってました。ついでだから、いろいろ試食もさせてもらいました。そして集合時間、DFSに立ち寄り、空港へ。実質3日間になりましたけど、けっこう楽しめました。ケアンズはOPツアーが豊富です。熱気球、ラフティング、乗馬などのアクティビティも充実していて、夜遅くまで旅行会社(町中にいっぱいある)も営業しているので、いろいろ探してみるといいかも。

旅行記リンク集「想い出がいっぱい」HOME→