訪問着の歴史は、大正時代の訪問服、社交着、 プロムナード(フランス語で散歩という意味)から始まります。 今は訪問着という名で統一されていますが、 当時は、何故こんなにたくさんの名称を持っていたのでしょう。 大正時代の末期に、少し気軽に着れるよそゆきの着物が欲しいという 女性のニーズが高まります。 その声に応えて三越が発表したのが「訪問服」、続いて白木屋も「社交着」 という名前で発表、銀座の松屋は「プロムナード」という名前で発表しました。 当時、きものの名称は特に統一されていませんでしたので、 独自に名称をつけてきものの流行を創り出していました。 流行の先端を行くことを自負する当時の最新モードでした。 そして、訪問着は現代に礼装として一世を風靡しているのです。
盛岡市加賀野一丁目 富士見橋 まるせい呉服店
まるせい呉服店
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