1999年10月にスパイクから発売されたPSソフト「闇通り探検隊」。

自分が子どもの頃に遊んでいた近くの団地が、
パッケージアートとなっていることに驚愕した
クルマススムは同ソフトを即ゲット。
そしてゲームをスタートさせた。

ゲーム画面に出てくる場所は、
どこかで見たことある場所ばかりで、
彼の興奮は極限まで高まった。
友人にそそのかされるままに
「本に」日野市を探検し、
さらにwebサイト『「本に」闇通り探検隊』まで
立ち上げるという暴挙を実行するまでに至る。

そしてweb上で構築したネットワークから
闇通り探検隊」のルーツともいうべき
「トワイライトシンドローム」の存在を知ることとなる。
「トワイライトシンドローム」も「闇通り探検隊」と同様、
舞台のモデルとなった場所があるらしい。

しかもその場所は、彼が現在棲息している
東京都武蔵野市近辺だというのだ。
『「本に」夕闇通り探検隊』が
予想以上に好評をもって受け入れられたと
勘違いしている彼は
密かに『「本に」闇通り探検隊』の
二番煎じサイト立ち上げをもくろむ。

そして彼は「異常なまでに怖がり」という自分の性格を忘れ、
気軽な気持ちで「トワイライトシンドローム 探索編」のCD−ROMを
こないだ買ったばかりのPSoneにセットするのだった。

そしてそれは、彼にとって「恐怖と地獄の日々」の
始まりを告げるものだという事を
彼はまだ気付いていなかった・・・。