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ネット三昧、ニンテンドー2009


 インターネットに簡単接続したWiiは益々利用価値が上がっている。
先日もDVDレンタルをサーチしていたら、GEOやTSUTAYAで今レン
タル中の新作、クリント・イーストウッド主演の渋〜い佳作「グラントリノ」
が、お茶の間のWiiで300円で見れてしまった。「♪ネットで借りて、ポ
ストに返却〜♪」すらいらない便利さだ。

 他にも、「Wiiの間」、「JOYカラオケ」、「有料ゲームソフト」のダウンロー
ードが目白押しである。孫にせがまれ、お手軽なものだから、ついつい
ダウンロードしてしまう。

 この不況期に景気のいい会社といったら、わが北海道発「ニトリ」か、ヒー
トテックの「ユニクロ」か、トヨタの「プリウス」ぐらいだが、家電メーカーも青
息吐息、不況に強いと云われる、あの牛丼の「吉野家」さんも赤字だ。

 この際つぶれないのは公務員か、ニンテンドーか!?、と呼ばれるくらい
今日、不況に強いイノベーティブなソフト産業だ。輸出売上が80%以上
占めているのも、グローバル企業の強みか。いずれ2兆円売上を期待した
いが、そんな中でも2008従業員一人当りの売上が10億円とは、たまげた。
従業員数1,500名。一人当りの当期純利益1億3000万円。平均年収
1,000万円。究極のコスト・パフォーマンス会社だ。
退職金を1人1億円やってもバチはあたらない。そもそも純利益は内部留保
にどれ程積み上げているのだろうか・・・。

 まあ、人の会社を羨んでもしょうがない。人間の持つクリエーティブな能力
さえあれば、いか様にもなる好見本と思えば良い。

 それにしても、周りにそんな人財の翳りさえ見えないのは、わが人生も、そ
れなりでしかないということかね。(じっと手を見る・・・)

 

 

笑いの止まらぬニンテンドー


 先頃発表された2007年度最終決算で、ニンテンドーDSは累計販売
台数7,000万台を超え、ウィーも2,500万台を超え、海外市場では相
変わらず生産待ちが続いており、累計売上高1兆7,000億円を達成した。
この円高だが、最終利益も2,153億円と世界市場を相手に、笑い死に
しそうな?勢いである。2008年度もウィーは2,500万台、DSも2,800
万台の生産計画を立てている。

 社長の岩田聡氏の経営総会挨拶も、憎らしいくらいに自信に
満ちていた。たかがゲーム機が世界マーケットを席捲する時代なのだ。

実は岩田社長、札幌南高校出身の道産子なのだ。なぜ北海道で
起業しなかったのかい?(人にはそれぞれ運命ちゅうものがあるんや!)
京都の「京セラ」、徳島の「ジャスト・システム」、北海道の「ニンテンドー」
にはなっていないか・・・(ショボン)。

 筆者も岩田氏と同じ元プログラマーだったが、入った会社が固過ぎた。
「遊び心」は誰にも負けんかったのに・・・!?。

 人と違うことをやるのが「社是」とはね。京都のしがない、トランプやサイ
コロゲームを売っていた中小企業が、同じ中小企業の「HAL研究所」から
岩田氏を招いた時から、会社が変わって行った。累計販売台数一億台を
超えたと云われるファミコンで力を蓄え、今や一家に一台から、一人に一台
のDSがゲーム機の常識を変える。

 ウィーも、このところ新しいソフトを買わないので、孫が飽きたみたいだが、
ボケ防止にDSの「脳トレゲーム」でもやったるかい・・・。(多少ヤケクソ!?)

 

どれほど売れる?ニンテンドー・ウィー(Wii)
 

   何がそうさせたのでしょうか?ゲーム機なんかにまったく関心などな
かったのに、今話題の次世代ゲーム機ニンテンドー・ウィーを手に入れ
ました。
ネットでプレミアが付いて市価より若干高めでしたが、やっと入手できま
した。ファミコン時代を知らず、同じニンテンドーDSLiteにすら関心が
いかなかったのに、ウィーに興味をそそられたのは、何なんでしょう。

 レボリューション(革命)などという開発コードにも気をそそられました。
孫もいるので、指先でなく、体を動かして楽しめるかなと思ったのも大き
いです。インターネットも無線LANで簡単に接続出来ます。勝手にアク
セスポイントをサーチしに行ったのにはビックリしました。
操作も比較的簡単。懐かしきボウリングなど、なかなかと得点が上がり
ません。
長時間やるとそれなりに疲れます。ケンショウ炎に要注意!?

 世界同時発売で、出足は好調。いったいどれくらい行くでしょうか。
過って,ファミコンや後続のスーパーファミコンで、任天堂は世界中で一
億台に載せる程の台数を売ったらしいです。

 ソニーのプレステ3や、マイクロソフトのX−BOX360など、目を見張
るほどの高画質で市場占有を狙っていますが、コンセプトが最初から
違って見えます。世間じゃ、まだまだアナログテレビを見ている家庭が
多い。開発者の自己満足だけじゃ駄目なんですね。

 今度も任天堂の一人勝ちですかね。
このアクション・マシーンに合った、ソフトの供給がキーになるでしょうね。

北海道で、過ってのハドソンやBUGの再来を期待したいところです。


 

2003年ポケモン世界を征す

   先日BS放送で「CGアニメ特集」を見ましたが、日本のアニメとゲーム
関連の世界市場が2兆円産業になった模様です。中でもポケモン関連の
ゲームやグッズがそのうちの45
%を占めているというではありませんか。

    筆者の世代が「赤胴鈴之助」や「イガグリくん」、「まぼろし探偵」などの
懐かしものなので、70年代以降の
漫画やアニメにあまり関心を持ってい
ませんでしたが、その昔、どこの喫茶店にもあった「インベーダーゲーム」
や、家庭にあった「ファミコン」の延長が今や世界市場のシェア70
%を独
占するまでになったのですね。

   宮崎駿の「千と千尋の神隠し」もアカデミー賞のアニメ部門賞を受賞し、
この分野での日本発のエンターテインメントは留まるところを知りません。
昔はよく言われました。「勉強もしないで漫画ばかり読んでいると、後で後
悔することになるぞ」と。漫画だって立派な人生の書なのです。

 日本人は長い間、漫画やアニメをどうしても下に見る風潮がありました。
モノづくり社会から次のサービス化社会の中心を担うのは、多分癒し系
のアニメロボでしょう。
日本の国際競争力が30位を下ってから、このジャンルを伸ばそうと気づ
くにはちょっと遅過ぎの感がありますね。


   面白い逸話をひとつ紹介しましょう。「ゲームフリーク」という会社。若い
人なら誰でも知っているでしょうが、おじさん世代は知らなかったなぁ〜。

 田尻智さんという1965年生まれの若手が3人で起こした会社ですが、
彼がポケモンの生みの親だそうです。東京の町田市で育ったそうですが
小さい頃からオタマジャクシやセミやクワガタなどの虫取りが好きでそれ
がチャンとゲームのキャラクターに生かされているんですね。

 最初は音楽好きな人、イラストが好きな人と3人でアパートの一室で何
となく始めたんだけど、何の縛りもなくて、夕方の4時頃に好き勝手に集
まり、明け方まであれこれやっているうちに少しずつ、いろんな発想が具
体化して行ったみたいです。しばらくしてプログラマーの仲間も加わりま
した。一般の会社のように建前もなければ、窮屈さも感じないで好きなよ
うに自由に伸び伸びとやれたんだろうね。好きなことって飽きないんだ
よね。

   任天堂と契約を交わしてから、ポケモンゲームは赤・緑・青などのシリー
ズものとしてロングセラーを記録し、累計5
,000万本を超え、後から出て
来たポケモンカ―ドゲームは海外でも飛ぶように売れ、累計1
億本を超え
たということです。2兆円産業の約半分がポケモン関連ビジネスなのです。
夕方5
時になったら仕事をやめてファミリーサービスにご執心なアメリカ人
からは中々こんな発想は出てこないのかもね。

「プロジェクトX」ではないが、若い人であってもどこかでモノづくりに熱中
してしまう日本人気質がこんなところにも現れているんだよね。でも最近
は日本人よりアメリカ人の方がよく働くみたいだけどね。

  人間それぞれの人生だから、とやかく言えないけど、山手線やら何やら
に乗って、朝晩のラッシュで身をすり減らして生きる日本の大方のサラリー
マンに比べたら、いろいろ苦労もあるだろうけど、好きなことに埋没できる
クリエーターの人生って、ほんとうに羨ましくもあるね。
サラリーマンに比べたらより能力が適正に評価される世界だし、そうでな
い人が生きて行くには辛い世界だよね。

 21
世紀、個が輝く時代。ちょっと早く生まれ過ぎたかな・・・。

 

「北海道デジタルコンテンツ・ファーム計画」

                                    「北海道知事への提案メール」より


 
この前、ジョデイ・フォスター主演の「コンタクト」という映画を見た。
「2001年宇宙の旅」以来、久しぶりに哲学的素材を扱った神秘的で
印象的な作品であった。
劇中、26光年の彼方にあるウ゛ェガ星に旅立つ2号装置がよりによっ
て北海道周辺で建造されていた。アメリカ映画なのに世界地図に北海
道がことさら載っていたのだ。妙に感動したものだ。

 さて、その問題の北海道だがニワトリさんのエア・ドゥも見事に飛ん
だが、失業率7.2%(2002年)、公共工事の依存率は相変わらず高
い。
(あの浜田さんも憤死し、道の支援も棚上げになってエア・ドゥよ何処
へ行く。月日は百代の過客にして基の水にあらず。)
「北海道新幹線」に腐心する堀知事の姿をテレビで見たばかりだが
ほんとうに新幹線は必要なんだろうか?
それよりも千歳空港の国際ハブ空港化の方に注力してもらいたい気
がする。
産業クラスターも早くフィンランドやデンマークみたいにならんもんか。

 ここでワールド・ワイドなスケール感のある夢を提案したい。
北海道に世界的デジタル・コンテンツやアニメーションの世界的生産
拠点を持って来たい。
これからは東京を見て暮らすなんちゅう、せこい考えは捨てて世界を
見て暮らしたい。

 アメリカに「ドリームワークス」というスティーブン・スピルバーグが主
宰する映画製作スタジオがあるが、99年封切りの「プリンス・オブ・エ
ジプト」(モーゼの十戒のアニメ版、1923年製作の十誡も見ています)
というアニメーションに何と五百人ものスタッフが製作に携わつたとい
うことだ。アニメーターだけで百二十人もいたそうな。
「スタジオ・ジブリ」「手塚プロ」「地元のサテライト」などを持ってしても、
たった2時間弱のエンターティンメントにこの規模の陣容の懸け方は日
本じゃとっても考えられない話しだ。

 アメリカのこの手のスタジオ系は、都市にはあまりなくて都市周辺や
広大な田園や田舎にあると聞く。
有能なプロデューサーが決して独断でなく、監督や脚本家、大道具、
照明、宣伝などのスタッフと組んで、さながらジャム・セッションの乗り
で作品を作って行く様は、日本の徒弟制度の名残りのような工法とは
ちとちがうかな〜。最近の独立系はそうでもないようだが。

 さてそこで、北海道という雄大な自然をバックに、人間のライフスタイ
ルに根ざした
「北海道デジタルコンテンツ・ファーム計画」を構想して見
ました。

 変な地域的しがらみのないのも北海道の良さ、むしろ大陸的といえ
る風土はもしかしたら、日本の中で一番クリエイティブが似合う?地域
なのかも知れない。
あの坂本竜馬も生涯の夢を「蝦夷地開発計画」北海道に求めていた。

 農林省の統計によると、91年に1万人規模だったIターン就農希望者
が97年には5万人を超えているのを新聞で読んだことがある。
今後とも「定年帰農」や「脱・都会」や「田舎ぐらし」を志向する自然派が
益々増えて行くだろう。

 週末には農業をやりながら、あるいは酪農をやりながら、家族と共に
暮らしながら、最先端のコンテンツづくりに精を出すというものです。
原則、週休3日制のフレックス。4日間は仕事で目いっぱい頑張っても
らいます。しかも全員がデジタルのプロ集団です。
(農業も酪農もそんな甘いもんじゃない、という言葉が聞こえて来そう。)
東京の6畳1間でもコンテンツは出来るさ!?・・・。そうは思わない。

 「CGデジタル・コンテンツづくり」や「映像製作」「インターネット関連
コンテンツ」「SFX」「芸術文化のデータウェアハウスづくり」等々。
「タイタニック」や「もののけ姫」を超える作品があってもよい。デビュー
作は「アニメ・北海道独立戦争」なんてどうだろう。世界同時配給です。

 田中義剛も、北海道を捨てずに帯広近郊の花畑牧場で「半農半芸」
で頑張っているが、北海道を考えた時に、21世紀の人間の新しい生
き方「グリーン・ツーリズム」がその基本にある。

 北海道は子供を「育てる」というキーワードが全国一の地域でもある。
今や教育そのものが病んでいる時代。
「人類にとって21世紀は希望のもてる社会になっているか」と世界中
の中高生にアンケートをとったところ、中国で89%、アメリカで63.5
%、韓国で63.2%だったのに、日本では僅かに34.3%だったとい
う。夢もなく、不景気に揺れ、悲観的になっている子供たちの現実が
かいま見える。

 21世紀の教育の原点は北海道にあるような気がしてならない。
その道のプロの皆さん、家族のために一度真剣に考えて見ませんか?
「半農半パソ」と「人間らしい生活」があなたの人生。

 札幌にも企業色の強い「テクノパーク」や「ハイテクヒル真栄」があり
ますがそもそものコンセプトが違います。一過性のテーマパークにもし
たくない。収益性は無視できないが、経済の価値観とは一線を画する、
自然と文化の共存を社会資本にまで高めた新しい価値観がその基軸
です。もちろんSOHOネットワークの仲間とも連携したい。
経済産業省にも「デジタル・コンテンツ市場環境整備事業」と言
うのがあります。これをうまく利用もしたい。
産・学・官でと、いうよりは、「自立した個人(人生の豊かさを享受できる
人々)を重視したい。」

 人と自然とテクノロジーの融合が、21世紀の新しいビジネス・パラダ
イムにとって必要なインフラ(社会基盤)であると確信したことが、こん
な夢に繋がっています。

 時間と空間を超える技術的裏付けも確かな時代に入りました。

 
さあ、世界に打って出よう!

 こんな構想を受けてくれそうな文化度の高い、懐(ふところ)の深い自
治体は果たしてあるのだろうか?


 

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