薪の乾燥度 私の販売する薪は全て丸1年以上おいてある、伐採後2年目のものですので、乾燥度は充分です。だからよく燃えます。私が今作っている薪は、この冬ではなく来年の冬用なのです。薪は乾燥度が命です。言い方に注意をする必要がありますが、例えば、この2月に伐採をして、それをこの冬用として売っている業者の方がいたとします。そうすると、この薪はあまりよく燃えない、ということになると思います。もちろん、ストーブの空気を全開にすれば燃えます。ても、薪を入れて、「あれ、よく燃えないな」という感じを持たせる薪は雰囲気をこわしてしまいます。丸1年以上経過して2年目に入った薪はよく燃えます。火が付いた状態で薪をいれて、あまり時間をおかずに炎があがります。
薪の値段 いろいろと調べてみると平均して一束(たいてい8キロくらい)500円程度なので、その7割としてキロ当たり50円いただければ、と思っております。
つまり、一束(10キロ)500円です。ただし送料がかかる場合は別途いただくことになります。中身は先ほど述べたように、ケヤキ、サクラ、ナラ、クヌギ、ウメ、カシなどですが、時によると普通はあまり薪としては使われないクリやクルミなど、軽い木が入っていることもありますが、重量で量っているので、樹の種類とは関係ないということでご容赦いただたいと思います。しかし、クリやクルミ、モミジ、ミズキなどでも良く乾燥していれば、締まって固くなり、薪としてはいわゆる堅木(カシ、ナラ、クヌギ)と遜色ありません。しかし、薪というのは気分というか、雰囲気が大切なものですから、やはりカシを燃やしていると、「やはりカシは最高だ」と言う感じで、いい気分になるものです。だから、できるだけいろいろな木が混じって入るようにしたいと思っています。燃やしながら、これは何の木だろう、と思いをはせるのも一興です。
薪のご注文はメールにてお願いいたします。
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薪の太さ 薪の太さですが、薪ストーブ用として割ってあります。つまり、いわゆる太薪です。薪ストーブに太い薪をドンと入れて、これで2時間は大丈夫、というのが薪ストーブの醍醐味なのです。ということで、カシなどはかなりの太さに割ってあります。大きすぎると思われる方はご自分で割って燃やしていただきたいと思いますが、ストーブに入らなければ別ですが、薪は太すぎるということはないものです。しかし、太い薪だけでは用が足りないので、いろいろな太さのものを混ぜてあります。
薪ストーブの火の付け方
薪ストーブに火をつけるには、着火材を使う場合はストーブの空気を全開にして、着火材に火をつけてストーブにいれます。そして、その上にボヤ(指の太さくらいのよく乾燥した枝、薪ストーブには必需品です)を5、6本入れて、燃え上がったら最初は細めの薪を数本入れ、この薪が完全に燃えた状態になったら、あとはいくら太い薪を入れても大丈夫です。このボヤですが、これは自宅に庭がある家庭ならば、庭木の剪定枝を数ヶ月干しておけばいいのです。ただし、庭木には夾竹桃のように生木を燃やすと煙に有毒物質が含まれるようなものもあるので、要注意です。夾竹桃の毒は相当なのもで、生の枝を切って口に入れたりすると死んでしまうほどです。でも、普通の庭木である、椿、モミジ、百日紅など、ほとんどのものは問題ありません。
なお、ボヤがなかなか手に入らない方には無料でさしあげます。ただし、これは薪の配達のときに限らせていただきます。