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会 長 挨 拶

岩手県卓球協会
会長 小野 豊 
                    平成24年1月24日記
あの忘れもしない東日本大震災から早や10ケ月、ようやく
落ち着きを取り戻してきた感がありますが、まだまだハード
・ソフトともに復興への道のりは、先の長い厳しい状況が続
いております。 そうした中、復興願年とすべく2012年
がスタートしました。
私たちは、今年この復興への歩みをさらに力強く加速させな
ければなりません。あの絶望的な惨状の中、スポーツがやれ
る環境ではなかった時に全国の多くの卓球仲間や人々の支援
や励ましがあって我々は前に歩みだすことができました。

このご恩は決して忘れてはいけないし、復興へのがんばって
いる姿を見せていくことがそれに報いていくことになるのです。
我々のできる復興とはスポーツを通じて貢献することです。
それには、まずは日々の活動でがんばっている姿を見せるこ
とです。 施設や用具や交通機関など困難な環境が続く中、
それを乗り越え力強く活動する姿に人びとは勇気や感動をも
らうものです。 あの高田高校の優勝はまさにそれです。
ラケットやユニフォームなどの運動用具を流され、そして肝心
の練習場もないという高体連を間近に最悪の環境での奇跡の
優勝でした。 それが、われわれ卓球人や県民へはもちろん
日本中に大きな感動や勇気・希望を与えてくれたのです。

われわれはこの震災で多くのものを失いました。
しかし、その一方で生かされていることの幸せに気づき、
卓球ができることの喜びを知ることができました。
どうか、卓球の活動を今まで以上にがんばって、支援してくだ
さった方々に元気な姿を見せて欲しいし、また身近な人々にも
安心や勇気や希望を分け与えられるようにしていきましょう。
また、そうした活動の中で東北や全国の大会に出場する選手た
ちが、岩手の存在をアピールすることもまた大きな復興への弾
みとなるのです。

震災があって岩手の卓球界が変わった、活力が増してきたと言
われるように、我々は生まれ変わらなければならないと思って
います。 今年はそうした復興元年(願年)にしたいと思って
います。 新生・岩手卓球界のためにそれぞれが主役になって
一隅(身の回り)を照らしていきましょう