笠岡野鳥の会

              

  野鳥観察小屋がある
笠岡湾干拓地の寺間遊水池に水上太陽光発電が計画されています。 
 
   
   子どもたちに残したい20種類以上の水鳥たちが観察できる豊かな環境。  

             

署名活動を始めます

『笠岡干拓の野鳥を守ろう !』のリーフレットと
『笠岡湾干拓地 寺間遊水池への太陽光パネル
設置を反対する署名』
の用紙を作成しました。
※ダウンロードは各文字列をクリックしてください。
笠岡湾干拓地の寺間遊水池は野鳥にとっても、
わたしたちにとっても大切な場所です。
野鳥の採餌場、寺間遊水池を守るために広く
全国の方々に署名をお願いいたします。
署名の送付先
〒714-0057 笠岡市金浦1625
 笠岡野鳥の会 事務局


Change.orgでオンライン署名を立ち上げました。

   https://chng.it/GXG4d2PqGd

Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)は、誰でも無料で
自由にオンラインで署名活動ができるプラットフォームです。
オンラインで集めた署名簿は法律・条例に則った形式での
「署名」として扱われない可能性がありますが、「様々な
地域から声があがっている」というアピールにはなります。
「笠岡湾干拓地 寺間遊水池への太陽光パネル設置を反対する
署名」が主ですが、こちらもよろしくお願いします。


1.寺間遊水池は「野鳥にとって重要な採餌場」です。
寺間遊水池がある笠岡湾干拓地は岡山県内で観察されている野鳥398種の内、
環境省レッドリスト種、岡山県レッドデータブック種を含む183種類が確認されて
いる多様性に富んだ環境豊かな所です。
 その中でも寺間遊水池は水鳥などにとって極めて重要な採餌場になっています。
その水鳥たちを狙ってチュウヒやオオタカなどの猛禽類もよく上空を飛んでいます。

2.太陽光発電は多くの野鳥が採餌場としている寺間遊水池に設置すべき
  ではありません。

太陽光パネル設置で自然破壊が問題になっていますが、それは水上でも変わり
ありません。多くの水鳥が採餌場として利用している寺間遊水池に水上太陽光
発電が設置されると、まず水深の深い所で採餌する潜水採餌ガモ類、カイツブリ類
に影響が出て、その潜水採餌ガモ類、カイツブリ類が採餌するときに水面に浮かんで
くる水草を食べる水面採餌ガモ類にも影響が及びます。
また水鳥を餌とするチュウヒ、オオタカなどの猛禽類にも害が及び、豊かな笠岡湾
干拓地の多様性に富んだ環境が失われます。

3.野鳥観察小屋がある寺間遊水池を守ろう。
寺間遊水池には秋から飛来し始めて冬の間を過ごし、春に帰って行くカイツブリ類、
カモ類が多いときは20種類1000羽以上が飛来しています。
カモ類は水面採餌ガモ類に潜水採餌ガモ類が共にいますので、寺間遊水池狭しと、
水面採餌ガモ類に潜水採餌ガモ類が入り乱れて採食する場面も観察でき、単独で
活動する潜水採餌ガモのホオジロガモを何百羽の中から探し出す楽しみも有ります。
 寺間遊水池に水上太陽光発電所が設置されると20年~30年は水面を占有して野鳥は
もちろんの事、野鳥観察小屋で野鳥を観察している私たちにも影響は計り知れません。
野鳥の採餌場としての寺間遊水池を守り、10年後20年後の子供たちに野鳥観察小屋
から水鳥たちを見せてあげられるようご協力をお願いします。

4.再生可能エネルギーについて
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギーですが、
その中で太陽光発電は気候条件により発電出力が左右され、日中しか発電できない
ため、需要に合った電力を供給できるとは限りません。その上電気がたくさん
作られすぎると捨てざるを得なくなるなど、補助的な発電にしか使えません。
太陽光発電の設備利用率は12~15%程度と低く、広い設置面積が必要となるなどの
問題もあります。
 笠岡市は「笠岡市池貸しによる太陽光発電推進事業」で、市の遊水池やため池の
水面を事業者に貸すことで太陽光発電を推進してきました。十一番町遊水池、
岩野池(山口)、尾坂池(尾坂)、木之目池(吉浜)、井立池(走出)です。野鳥が飛来
する尾坂池、十一番町遊水地にも水上太陽光発電を設置しましが、野鳥の会は
あえて反対はしませんでした。共に野鳥が利用はしていましたが、
再生可能エネルギーが重要な事だとは分かっていたからです。
しかし寺間遊水池は周囲の環境と共に野鳥たちの利用度が圧倒的に違います。
今まで反対しなかったことで笠岡市に安易なメッセージを送っていたようです。
他の池で譲歩した分、笠岡湾干拓地の寺間遊水池での譲歩はあり得ません。
笠岡野鳥の会は寺間遊水池への水上太陽光発電設置中止を求め活動していきます。

野鳥観察小屋をきれいにしよう 
 野鳥観察小屋周辺の草刈りです。
◎雨天中止
◎持ち物 帽子、タオル、軍手、飲み物
第1回  4月26日(水曜日) 13:30~15:30
第2回 5月24日(水曜日) 13:30~15:30
第3回 6月28日(水曜日) 13:30~15:30
第4回 8月28日(月曜日)  9:00~12:00
第5回 9月27日(水曜日) 13:30~15:30 
第6回 10月18日(水曜日) 13:30~15:30 
2024年 
 第7回 3月27日(水曜日) 13:30~15:30
 第8回 4月25日(水曜日) 13:30~15:30


寺間遊水池野鳥観察会のお知らせ
寺間遊水池をよく知ってもらうために10月より3月までの間、
寺間遊水池の野鳥観察小屋にて野鳥観察会を月2回程度
の予定で開催します。
◎対象者 県内外の子どもから大人まで
◎開催日 不確定の日曜日、雨天中止
◎時 間 10:00より30分~1時間程度
◎持ち物 筆記具(ボールペン等)
◎参加費 無料
◎集 合 笠岡湾干拓地内の野鳥観察小屋10時
 2023年寺間遊水池野鳥観察会
10月15日(日曜日) 10:00~
10月29日(日曜日) 10:00~
11月19日(日曜日) 10:00~
12月17日(日曜日) 10:00~
12月24日(日曜日) 10:00~
2024年
1月14日(日曜日) 10:00~
1月28日(日曜日) 10:00~
2月18日(日曜日) 10:00~
3月 3日(日曜日) 10:00~
3月17日(日曜日) 10:00~


5月の追加行事のお知らせ
 このバードウォッチングは事前の申し込みは不用でどなたでも
参加できますが、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
 〔 今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては
   予告なく中止にします。 〕


◎2020年11月より裏面に住所、電話番号を記入した名札を
  お願いしています。
◎マスクの着用は任意、手洗い、触った物へのアルコール消毒を
  お願いします。
◎人との距離は適度にとって行動してください。

 初心者向けの探鳥会を開催します。

 笠岡湾干拓地の野鳥を知ろう      ( 雨天中止 )

 笠岡湾干拓地は四季折々色々な野鳥が楽しめる場所です。
この時期は野鳥の繁殖期で、あし原でけたたましく鳴くオオヨシキリ、
飛びながらさえずるヒバリ、セッカなどが盛んにさえずっています。
野鳥のさえずりを聞きながら笠岡湾干拓地を廻りましょう。
 場 所:笠岡湾干拓地、神島
       (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。)
 日 時:5月28日(日) 午前9時より正午頃まで
 持ち物:マスク、手袋、筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。
      お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費:無料
 集 合:笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前9時

   お問い合わせ等は津田まで(TEL 080-7801-9881)
   〔 気象警報が発表されている場合は中止です。
    また緊急事態宣言や外出自粛などが出された場合
    にも中止です。 〕


寺間遊水池の野鳥たち
留鳥・冬鳥旅鳥
ツクシガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、
カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、
ミコアイサ、ウミアイサ、
カイツブリ、カンムリカイツブリ、
ハジロカイツブリ、
キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、
ダイサギ、コサギ、クロサギ、オオバン、セイタカシギ、
アオアシシギ、クサシギ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、
ミサゴ、トビ、チュウヒ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、ハヤブサ、
モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、
エナガ、メジメ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、
スズメ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ


笠岡湾干拓地の南西端に位置し、南側に野鳥観察小屋が建てら
れている寺間遊水池に水上太陽光発電所が計画されています。
 寺間遊水池には秋から飛来し始めて冬の間を過ごし、春に帰って
行くカイツブリ類、カモ類が多いときは20種類1000羽以上が飛来
しています。
カモ類は水面採餌ガモ類に潜水採餌ガモ類が共にいますので、
寺間遊水池狭しと水面採餌ガモ類に潜水採餌ガモ類が入り乱れ
て採食する場面も観察でき、単独で活動する潜水採餌ガモの
ホオジロガモを何百羽の中から探し出す楽しみも有ります。
寺間遊水池に水上太陽光発電所が設置されると野鳥はもちろんの事、
野鳥観察小屋で野鳥を観察している私たちにも影響は計り知れません。
 野鳥の採餌場としての寺間遊水池を守り、10年後20年後の子供
たちにも見せてあげらように活動することを、毎月の探鳥会の開催と
共に笠岡野鳥の会の活動の基軸にしたいと思います。