第97(2017.04) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
4月から6月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で、 どなたでも参加できますので、お気軽にお出でください。 〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の無料貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )春を感じて野山を歩こう ( 雨天中止 ) 集合場所よりかけ橋を渡り、長福寺裏山古墳群を通り、県道を 横断して尾坂川沿い、また県道を横断してどんぐり球場まで、 野鳥を探しながら散策します。渡ってきた夏鳥、まだ残っている 冬鳥、渡り途中の旅鳥、ウグイスの囀り、ケリのけたたましい鳴き声 などを楽しみましょう。 場 所 : かさおか古代の丘スポーツ公園周辺 (約4kmを散策しながらの鳥見です。) 日 時 : 4月16日(日) 午前8時30分より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : かさおか古代の丘スポーツ公園 第1駐車場 午前 8:30 (展望台登り口) ( 2 )オオルリを見に行こう ( 雨天中止 ) 小田川を井原市の櫻橋から福山市山野町の 紅葉橋まで野鳥を探しながらさかのぼります。 小田川の河川敷や天神峡、山野峡ではオオルリを 探して猿鳴峡を歩きます。 場 所 : 小田川沿い〔井原市内から福山市山野町まで〕 (車で移動しながら時折停車しての鳥見、 山野峡県立自然公園キャンプ場到着後は 歩いて紅葉橋まで片道1.2kmを往復します。) 日 時 : 5月7日(日) 午前8時30分より午後1時頃まで (弁当を食べた後解散予定) 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物、弁当など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 井原市民会館東側 午前 8:30 ( 3 )オオヨシキリの姿を探して ( 雨天中止 ) この時期、干拓地でよく聞こえてくるオオヨシキリの鳴き声、姿は 見つけ難いですが特徴的な鳴き声で、いることは分かります。 この春生まれ育った幼鳥やオオヨシキリの姿を探して干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 6月11日(日) 午前8時30分より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 8:30 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎冬鳥を楽しもう 2017年2月12日(日) 参加者12名 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸 時間 9:00〜11:55 天気 晴れ 気温 2℃〜8℃ 風速 2〜4m/s PM2.5〜2→2→5→4μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎付近 →牧草地→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→ 神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ウミアイサ♂5羽♀9羽、 カイツブリ、カンムリカイツブリ3羽、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、 コサギ、ヒクイナ1羽、バン若鳥3羽、オオバン、タゲリ30羽、 アオアシシギ11羽、イソシギ、ハマシギ、セグロカモメ1羽、トビ、ハイタカ1羽、 ノスリ、コゲラ(声)、チョウゲンボウ、ハヤブサ♂♀、モズ♂2羽、 ミヤマガラス+10羽、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、 ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ♂3羽、 イソヒヨドリ♀2羽、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、 カワラヒワ、シメ1羽、ホオジロ、オオジュリンの51種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎冬鳥とお別れ 2017年3月12日(日) 参加者9名 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸 時間 9:00〜12:05 天気 晴れ 気温 7℃〜12℃ 風速 2〜3m/s PM2.5〜7→17→23→→21μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎付近→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→神島見崎海岸→ 野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ウミアイサ♂4羽♀11羽、 カイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、コサギ、ヒクイナ2羽、 バン若鳥2羽、オオバン群れ60羽、タゲリ♂1羽、シロチドリ6羽、 アオアシシギ12羽、イソシギ、セグロカモメ1羽、トビ、ノスリ3羽、モズ、 ミヤマガラス3羽、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ1羽、ヒヨドリ、 ウグイス声、エナガ声、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、 イソヒヨドリ♀1羽、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ♂1羽、 シメ群れ30羽、ホオジロ、オオジュリンの47種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 BOOKS ◎小鳥飛翔の科学 著者 野上 宏 築地書館 2,200円+税 小鳥はどの羽をどのように使って飛ぶのか? 著者の撮影した写真を 駆使して、翼の形態から始まり、巡航飛翔、下降と着地、さえずり飛翔、 高速飛翔、急制動、停空飛翔、波状飛翔、旋回飛翔など14種類の 飛び方を解説しています。 〔 ISBN978-4-8067-1532-0 〕2017/01/30 ◎渡辺省亭 花鳥画の孤高なる輝き 監修 岡部 昌幸 執筆 植田 彩芳子ほか 東京美術 2,000円+税 幕末、1851年に江戸に生まれ、大正七年(1918)六十八歳で没した 日本画家「渡辺省亭」、没後百回忌を迎え、近代日本美術史のなかで 長らく回顧されてこなかった画家の生涯とその作品の全貌をとらえた 最初の試みとなる本です。 〔 ISBN978-4-8087-1076-7 〕2017/02/01 ◎タンポポ ハンドブック 著者 保谷 彰彦 文一総合出版 1,250円+税 世界のタンポポは、50節、2,500種以上とされていますが、その内の 日本で見られる約30種(亜種や変種、品種も含む)のタンポポを収録し、 それぞれ花、総芳、蕾、冠毛、種子、葉の写真を掲載しています。 花の色と分布から種類を絞り込み、さらに総芳の色や形、反り返り具合から 種名までたどりつくことができる「日本のタンポポ検索表」が頭巻にあります。 〔 ISBN978-4-8299-8143-6 〕2017/02/01 ネイチャーガイド ◎日本のクモ 増補改訂版 著者 新海 栄一 文一総合出版 5,500円+税 2006年11月発行の旧版から約20種を追加して598種を収録し、分類の 変更に伴って掲載順も変更した増補改訂版です。クモの網から種を 識別する方法を紹介、球形や雨だれ形、穂先形などさまざまな形の 卵のうの写真からクモを識別することができます。 〔 ISBN978-4-8299-8405-5 〕2017/02/03 ◎BIRD CALL 光の中で 著者 中村 利和 青菁社 1,500円+税 珍しい鳥も決定的瞬間や貴重な生態写真もありませんが、ただ鳥たちと 同じ空間に身を置き、同じ時間を共有し、そしてその瞬間の鳥や光の表情、 空気感を表現できればとの思いから撮影された光あふれる写真集です。 〔 ISBN978-4-88350-188-5 〕2017/02/26 ◎フクロウとコミミズク 森の賢者たち 著者 斉藤 嶽堂 彩流社 1,800円+税 山梨県と長野県の境に位置する八ヶ岳山麓に多く生息していたフクロウも 開発が進み、巣になる古木や餌場が減り、個体数が減少しています。 この本は、巣箱架設によるフクロウ繁殖支援活動とその啓蒙活動のために、 高原で暮らすフクロウの記録を十数年間撮影したものをまとめたものです。 〔 ISBN978-4-7791-2310-8 〕2017/03/07 ◎落ち葉の下の小さな生き物ハンドブック 著者 皆越 ようせい 監修 渡辺 弘之 文一総合出版 1,600円+税 落葉の下にいる小さな生き物 ミミズ(22種)、カタツムリ(20種)、 ワラジムシ(12種)、ヤスデ(20種)、ムカデ(10種)、トビムシ(15種)、 ゴキブリ(5種)、クモ(11種)、カニムシ(6種)、ダニ(9種)、ザトウムシ(10種)、 ハサミムシ(5種)、カマドウマ(3種)、バッタ(2種)、ヒル(4種)などの 仲間を紹介しています。頭巻に「身近な土壌生物の検索表」と 「土壌生物の体のつくり」があります。 〔 ISBN978-4-8299-8145-0 〕2017/03/07 ハルキ文庫 ま15-1 ◎カラス屋の双眼鏡 著者 松原 始 角川春樹事務所 660円+税 カラスを研究していて「カラスの教科書」などカラス関係の著書の多い著者の エッセイ。序章 はじめまして、カラス屋です。第一章 やっぱりカラスがすき。 第二章 鳥屋のお仕事。第三章 カラス屋の日常。第四章 じつはこんなものが 好き。第五章 カラス屋の週末。終章 今日もカラスがそこにいる からなっています。 本書は、ハルキ文庫のための書き下ろしです。 〔 ISBN978-4-7584-4078-3 〕2017/03/14 ◎わたり鳥 作・絵 鈴木 まもる 童心社 1,500円+税 毎年、春から夏、東南アジアなど暖かい地方から、巣作り子育てをしに 日本に来る鳥。冬、寒いシベリアなどから食べ物を求めて暖かい日本に 来る鳥。生きるために何千キロもの空を旅する、そんなわたり鳥のことを 描いた幼児 小学生向けの絵本です。 〔 ISBN978-4-494-01000-4 〕2017/03/15 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月の年5回 発行しています。次回会報は7月初めに発行の 予定です。 ☆ 笠岡野鳥の会は任意の市民団体で年会費・参加費 とも無料ですが、会報の郵送を希望される方には 通信連絡費として年600円を頂いています。 |
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