第96(2017.02) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
2月から3月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用でどなたでも 参加できますので、寒さに備えた服装でお出でください。 〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )冬鳥を楽しもう ( 雨天中止 ) 寒い冬もあと少し、春も間近になりました。 干拓地の冬鳥もそろそろ旅立の時期がきています。 旅立ちに備えて採餌にいそしむ冬鳥たちを楽しみましよう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島海岸 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 2月12日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物、防寒具など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 ( 2 )冬鳥とお別れ ( 雨天中止 ) 冬の間楽しませてもらった冬鳥たちとも、しばし別れの頃になりました。 この晩秋にまた会えることを願いながら干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島海岸 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 3月12日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物、防寒具など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865-66-2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎年の終わりの探鳥会 2016年12月25日(日) 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸 時間 9:00~12:10 天気 晴れ 気温 9℃~12℃ 風速 1~3m/s PM2.5~3→8→5→14μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎付近→ 牧草地→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→ 神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はキジ♂2羽、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、 ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、 スズガモ1羽、ミコアイサ♀4羽、ウミアイサ♂1羽♀4羽、 カイツブリ、カンムリカイツブリ28羽、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、 カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ1羽、バン1羽、 オオバン幼鳥4羽、タゲリ+20羽、シロチドリ13羽、タシギ2羽、 アオアシシギ7羽、イソシギ4羽、ユリカモメ1羽、ミサゴ1羽、トビ、 ハイタカ2羽、ノスリ3羽、カワセミ♂1羽、チョウゲンボウ♀3羽、 モズ♂♀、ミヤマガラス+20羽、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、セッカ、 ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ♂♀、スズメ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ♀、シメ1羽、ホオジロ、 オオジュリンの59種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎年の初めの探鳥会 2017年1月15日(日) 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸 時間 9:00~11:55 天気 晴れ 気温 0℃~4℃ 風速 3~5m/s PM2.5~0→20→0→1μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎付近→ 牧草地→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→畑地→干拓二号大橋→ 神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ♀1羽、 ウミアイサ♂2羽♀7羽、カイツブリ、カンムリカイツブリ4羽、キジバト、 (ドバト)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ4羽、ヒクイナ2羽、バン2羽、 オオバン4羽、タゲリ149羽+35羽、アオアシシギ7羽、イソシギ4羽、 セグロカモメ1羽、トビ、チュウヒ1羽、カワセミ1羽、コゲラ1羽、 チョウゲンボウ1羽、ハヤブサ2羽、モズ♂♀、ミヤマガラス18羽、 ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、 シロハラ、ツグミ群、ジョウビタキ♂♀、スズメ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ1羽、カワラヒワ4羽、シメ2羽、ホオジロ♂2羽♀1羽、 アオジ1羽、オオジュリンの50種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 BOOKS ◎鷹狩りの書 鳥の本性と猛禽の馴らし 著者 フリードリッヒ二世 訳者 吉越 英之 文一総合出版 2,800円+税 十三世紀半ば教皇庁と対立して破門された神聖ローマ皇帝 フリードリッヒ 二世が著わした「鳥による狩りの技術について」の全六巻の内、第一巻・ 第二巻の訳書で第一巻「鳥の構造と習性」第二巻「狩りに用いる猛禽、道具、 世話、および人への馴らしについて」からなっています。科学的思考が定着 していない時代に著した本書は禁書となり封印されて、長らく世に出なかった 曰く付きの本です。 〔 ISBN978-4-8299-7105-5 〕2016/08/05 ◎野外鳥類学を楽しむ 上田恵介 海游舎 4,200円+税 2016年3月に立教大学を退職した著者の上田研究室で一緒に鳥を研究 して学位を取った、または取りつつある21名の研究対象の鳥(コウモリ・ 虫・植物)について、研究の面白さと鳥類の野外研究への取り組みを 自由に書いてもらったものを1冊にまとめたものです。 〔 ISBN978-4-905930-83-9 〕2016/11/15 ◎鳥の正面顔 鳥の萌え顔172種! 著者 鳥くん 玄光社 1,600円+税 「鳥の特徴がよく分かる」図鑑用の写真をライフワークとして撮影している 著者が、種類によっては正面や後ろ姿に大きな特徴が出るものがいること から、せっかくなら真正面から撮影しようとトライした写真を撮りためたもの。 鳥のかわいらしさを表現するのに正面顔が一番かもしれないと思うようになり こちらもライフワークとして続けていくようです。 〔 ISBN978-4-7683-0782-3 〕2016/11/30 フィールドの生物学 23 ◎「幻の鳥」オオトラツグミはキョローンと鳴く 著者 水田 拓 東海大学出版部 2,000円+税 タイ、マダガスカルでサンコウチョウの野外調査を行った大学院時代から、 奄美野生生物保護センターでオオトラツグミの保全に携わる研究者に応募 して奄美大島に移り住み、世界中で奄美大島だけに住む鳥「オオトラツグミ」 の研究を続けている現在までの出来事をまとめたものです。 〔 ISBN978-4-486-02118-6 〕2016/12/14 ◎鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第2版 著者 永井 真人 監修 茂田 良光 文一総合出版 3,600円+税 2014年3月に初版が出版されて3年弱、2014年以降に記録された4種を 追加、また使用写真を差し替え・追加して、初版の2625枚から2800枚に 増量、解説も修正して第二版が発行されました。日本国内で記録(それと 思われる観察例を含む)のある野鳥639種、移入種20種、未記録種14種、 合計673種を紹介しています。 〔 ISBN978-4-8299-7210-6 〕2016/12/19 江戸博物文庫 ◎鳥の巻 天地に舞う 工作舎 編 工作舎 1,600円+税 江戸を代表する14篇の鳥類図譜〔『外国産鳥之図』『奇鳥生写図』 『百鳥図』『鳥類写生図』『水谷氏禽譜』『水谷禽譜』『水禽譜』『啓蒙禽譜』 『不忍禽譜』『梅園禽譜』『華鳥譜』『外国珍禽異鳥図』『薩摩鳥譜図巻』 『錦窼(きんか)禽譜』〕から選りすぐりの約180種をオールカラーで収録して います。本のサイズは新書判で上製本です。 〔 ISBN978-4-87502-480-4 〕2017/01/26 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月の年5回 発行しています。次回会報は2017年4月初めに 発行の予定です。 ☆ 笠岡野鳥の会は任意の市民団体で年会費・参加費 とも無料ですが、会報の郵送を希望される方には 通信連絡費として年600円を頂いています。 |
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