第91号(2016.02)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報


   2月から3月までの行事のお知らせをいたします。
   いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用でどなたでも
   参加できますので、寒さに備えた暖かい服装でお出でください。
    〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますのでお申し出下さい。〕


( 1 )冬鳥を満喫しよう!!     ( 雨天中止 )

 寒さも一段落、そろそろ旅じたくをしている冬鳥もいることでしょう。
春間近の干拓地を野鳥を探して廻りましょう。
 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。)
 日 時 : 2月14日(日) 午前9時より正午頃まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物など。
        お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00



( 2 )冬鳥にお別れ        ( 雨天中止 )

 冬の間楽しませてくれた冬鳥もだんだんと旅立って行く時期になりました。
来季までしばのお別れ、そんな冬鳥との出会いを楽しみましょう。
 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。)
 日 時 : 3月13日(日) 午前9時より正午頃まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物など。
        お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00




          お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281)
                            E-mail:tsuda@tcnweb.ne.jp 
           ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。
             (気象警報が発表されている場合は中止です。
)


フィールドノート 
◎年の終わりの探鳥会
 2015年12月23日(祝・水) 参加者12名
 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸
 時間 9:00〜11:40
 天気 曇り後雨 気温 9℃〜10℃ 風速 1〜2m/s
 PM2.5〜9→14→18→26μg/m3(9時・10時・11時・12時)

観察コース
集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎東側→牧草地→
水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→野鳥観察小屋(鳥合わせ)→神島見崎海岸(解散)

 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、
コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ♂1♀5、カイツブリ、カンムリカイツブリ、
ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ1羽、
ヒクイナ2羽、バン、オオバン、シロチドリ9羽、アオアシシギ6羽、イソシギ、ハマシギ、
セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ1羽、カワセミ、コゲラ(声)、チョウゲンボウ♂1♀2、
モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、
ムクドリ、ホシムクドリ7羽、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、
ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの50種類。
 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕


◎年の初めの探鳥会  
 2016年1月10日(日) 参加者14名
 場所 笠岡湾干拓地、神島海岸
 時間 9:00〜12:25
 天気 晴れ 気温 3℃〜11℃ 風速 2〜4m/s
 PM2.5〜36→5→11→13μg/m3(9時・10時・11時・12時)

観察コース
集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→共同堆肥舎東側→
牧草地→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→牧草地→干拓二号大橋→
神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ)
 
 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、
コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ♂1♀1、ミコアイサ♀、ウミアイサ♀2、
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、
ダイサギ、ヒクイナ2羽、バン、オオバン、タゲリ136羽、シロチドリ群、アオアシシギ8羽、
イソシギ、ハマシギ群、ユリカモメ1羽、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ♀、
ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ♀、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、
ハシブトガラス、ヒバリ、イワツバメ5羽、ヒヨドリ、ムクドリ、ホシムクドリ群、シロハラ、
ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、
オオジュリンの54種類。
 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕


BOOKS 
  ちくま新書1157
◎身近な鳥の生活図鑑     著者 三上 修  筑摩書房  940円+税
鳥を見る楽しさを伝えることを目的としている初心者向けの本です。 町の中にいる
スズメ(42ページ)、ハト(54ページ)、カラス(34ページ)、ツバメ(15ページ)、ハクセキレイ、
コゲラなど身近な鳥の生き様を詳しくページを割いて紹介しています。
紹介種は数種類ですが、たくさんの発見があるでしょう。
                     〔 ISBN978-4-480-06859-0 〕2015/12/07

◎国をつなぐ奇跡の鳥 クロツラヘラサギ 日本・韓国・朝鮮の架け橋
                   著者 今関 信子  汐文社  1,400円+税
学校の近くでクロツラヘラサギが繁殖する韓国のテゴク小学校と越冬する
熊本県八代市立鏡西部小学校のクロツラヘラサギを観察する交流から始まり、
シベリアムクドリ・ツルの渡りに関して国境を越えた研究が進む過程などを
描いた小学生向けの本です。
                     〔 ISBN978-4-8113-2265-0 〕2015/12/07

◎食べ物で見つけた進化のふしぎ ゲッチョ先生の食べ物コレクション
                文・絵 盛口 満  少年写真新聞社  1,800円+税
貝類、節足動物、脊椎動物、植物、菌類に分けて、食卓にならぶ料理の材料から
生命の歴史や進化の不思議を探っている小学生向けの本です。オールカラーの
イラストで登場する生き物は200種以上、中にはサソリのかんづめも中身と共に
描かれています。
                     〔 ISBN978-4-87981-548-4 〕2015/12/14

◎野生動物は何を見ているのか バイオロギング奮闘記     共著 佐藤 克文・
      青木 かがり・中村 乙水・ 渡辺 伸一  丸善プラネット  1,500円+税
バイオロギングとは、小型の記録計を動物に付けて、観察が難しい動物の行動や
生態を調べるやり方のことです。ウミガメ、マンボウ、オオミズナギドリ、マッコウクジラ、
チーターのバイオロギングで明らかになったこと、分かった発見の研究成果をまとめた
ものです。
本書に挿入されている写真に関連した動画35本が「YouTube」にアップロードされて
いますので「野生動物は何を見ているのか」で検索してみてください。
                       〔 ISBN978-4-86345-270-1 〕2015/12/15

  集英社新書 ヴィジュアル版〈オールカラー〉
◎野生動物カメラマン     著者 岩合 光昭  集英社  1,200円+税
動物写真家の著者がアフリカ・サバンナ、北極圏、南極圏、中国・秦嶺山脈、
長野県・地獄谷で撮影した写真と、その裏舞台、野生動物への思いを
綴っています。              〔 ISBN978-4-08-720812-2 〕2015/12/17

◎鳥の不思議な生活 ハチドリのジェットエンジン,ニワトリの三角関係,
         全米記憶力チャンピオンvsホシガラス
     著者 ノア・ストリッカー  訳者 片岡 夏実  築地書館  2,400円+税
副題のほかに「ムクドリの群れの不思議」「シロフクロウの放浪癖」「ペンギンの憂鬱」
「鏡を見るカササギ」「アホウドリの愛は本物か」など鳥類研究者の著者が鳥の不思議
な生活と能力についての研究成果を、自らの観察を交えて描いた13篇の鳥の物語です。
                       〔 ISBN978-4-8067-1508-5 〕2016/01/19



☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、事務局まで
  お知らせください。

☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月の年5回発行しています。
  次回会報は2016年4月初めに発行の予定です。

☆ 笠岡野鳥の会は任意の市民団体で年会費・参加費共無料ですが
  会報の郵送を希望される方には通信連絡費として年600円を
  頂いています。

     笠 岡 野 鳥 の 会

連絡先
 〒714-0057 笠岡市金浦1625
 笠岡野鳥の会 事務局
 TEL&FAX:0865-66-2281
 E-mail :tsuda@tcnweb.ne.jp

ホームページアドレス
 http://tcnweb.ne.jp/~tsuda/
 名称:「ようこそ笠岡野鳥の会へ」

振込先
 郵便振替口座:01380−0−16310
 加 入 者 名 :笠岡野鳥の会