第89号(2015.10) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
10月から11月までの行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも 事前の申し込みは不用でどなたでも参加できますので、お気軽にお出でください。 〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )冬鳥さん こんにちは ( 雨天中止 ) カモ類やジョウビタキなどの冬鳥が飛来しはじめています。 冬鳥を探しながら干拓地を廻ります。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 10月12日(祝・月) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物など。お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 ( 2 )カモ類を観察しよう ( 雨天中止 ) 飛来しはじめは同色で雄雌が分かり難かったカモも羽根が生え変わり雄は美しく変身 しています。そんな水辺のカモたち見ながら、ほかの野鳥も探して干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 11月22日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、飲み物など。お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) E-mail:tsuda@tcnweb.ne.jp ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎幼鳥を見つけよう 2015年 7月19日(日) 参加者7名 場所 笠岡湾干拓地 時間 8:30〜11:245 天気 曇り 気温 26℃〜29℃ 風速 2m/s PM2.5〜19→19→15→15μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→干拓一号大橋西→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 前回はあちらこちらで盛んに囀っていたオオヨシキリの声は聞こえず、姿も見えず。 幼鳥はスズメ、ツバメ、ムクドリ、コチドリ、カルガモを観察、この時期だと大きさは 親鳥と変わりませんね。第7駐車場で久しぶりにコチドリに会えました。 猛禽類は、集合場所でミサゴ、第4駐車場・干拓二号大橋でハヤブサ、水と緑の ふれあい広場でオオタカ。 確認種はカルガモ(22羽)、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、 コサギ、バン、コチドリ(2羽)、イソシギ(2羽)、ホトトギス(鳴き声)、ミサゴ(2羽)、 トビ、オオタカ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、 コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(囀り)、セッカ、ムクドリ(群)、スズメ、ハクセキレイ、 カワラヒワ(群)の28種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎水辺の鳥を探そう 2015年9月13日(日) 参加者9名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30〜11:40 天気 晴れ時々曇り 気温 22℃〜25℃ 風速 1〜3m/s PM2.5〜8→12→11→15μg/m3(9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→ 干拓二号大橋→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 曇りでちょうど良くて、日が差すと暑く感じる秋空の下、いつものコースを野鳥を 探して廻りました。 旅鳥はアオアシシギが1羽だけしか確認できませんでしたが、第7駐車場で右翼の 初列風切羽の1枚 だけが白いハシブトガラスや共同堆肥舎北側の電線に止まるツバメの大群、水と緑の ふれあい広場北側の山頂で乱舞するコシアカツバメの群れなど珍しいものが観察できました。 確認種はカルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、 アオアシシギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、 ホオジロの25種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 BOOKS ◎植物の描き方 自然観察の技法V 著者 盛口 満 東京大学出版会 2,400円+税 「生き物の描き方」「昆虫の描き方」に続く三部作完結編。植物は「植物という生き物」である 植物の「かたち」にはその植物の「れきし」と「くらし」を反映したものとして、そこにある。 スケッチのモデルとなる植物の「れきし」と「くらし」を考えながらどのように描き表すか、 線画によるスケッチ法を紹介しています。 〔 ISBN978-4-13-063343-7 〕2015/05/07 ◎雑草が面白い その名前の覚え方 著者 盛口 満 新樹社 1,600円+税 知っているつもりで知らない雑草の名前、雑草に興味を持ったことから気になる雑草を採種、 スケッチして名前を調べ、どのように生きてきたのか考えをめぐらせたどっていきます。 「雑草の名前は、個々バラバラでよいから自分の興味を持てたものから覚えていくものである」 が著者の雑草の名前の覚え方のようです。 〔 BN978-4-7875-8649-0 〕2015/05/13 ◎テントウムシの島めぐり ゲッチョ先生の楽園昆虫記 著者 盛口 満 地人書館 2,000円+税 テントウムシを探して沖縄、東京、宮崎、そしてハワイ、ニュージーランド、 マーシャル諸島、グアムと太平洋の島をめぐって旅をしています。 頭巻にテントウムシの成虫・幼虫の拡大カラーイラスト口絵16ページ。 〔 ISBN978-4-8052-0890-8 〕2015/08/03 ◎探鳥の山旅 著者 大津 雅光 白山書房 1,800円+税 鳥海山、高妻山、浅間山、七面山、伯耆大山など野鳥と共に全国各地の山野を遍歴 してきた著者の「探鳥の山旅」紀行六十編。頭巻に浅間山、富士山と南アルプスの 口絵スケッチやヤマガラ、オオルリ、ソウシチョウなど自筆の野鳥イラスト32点が掲載 されています。 〔 ISBN978-4-89475-183-5 〕2015/04/02 ◎オキノタユウの島で 無人島滞在“アホウドリ”調査日誌 著者 長谷川 博 偕成社 1,800円+税 伊豆諸島の鳥島でオキノタユウ(アホウドリ)の保護研究を40年以上続けてきた著者が 第一章「鳥島での保護、長い道のり」第二章「鳥島滞在調査日誌」(2013年4月4日から 5月6日まで) 第三章「オキノタユウの未来」に分けて書かれています。 〔 ISBN978-4-03-003410-5 〕2015/05/18 小学館の図鑑NEOの科学絵本 ◎タンチョウのきずな 「日本の鶴」の一年 写真と文 久保 敬親 小学館 1,300円+税 北海道の釧路湿原で暮らすタンチョウの姿を追った写真絵本です。厳寒の冬、春の 求愛、交尾・子育て、家族でのくらしなどタンチョウの一年を紹介しています。 〔 ISBN978-4-09-726586-3 〕2015/07/01 小学館の図鑑NEOの科学絵本 ◎ノグチゲラの親子 沖縄やんばるの森にすむキツツキのおはなし 写真と文 渡久地 豊 小学館 1,300円+税 沖縄島の北部、「やんばるの森」で暮らすノグチゲラの子育ての物語。いつもより 早くやってきた台風の強風で巣を作った古木が倒れてしまいました。巣の中にいた ひなたちは大丈夫でしょうか。 〔 ISBN978-4-09-726585-6 〕2015/07/01 ◎カタツムリ ハンドブック 写真 武田 晋一 解説 西 浩孝 文一総合出版 1,600円+税 日本に生息しているカタツムリ約800種類の中から見つけやすいと思われる147種を 掲載しています。頭巻に体のつくり、生活史、どこにいる?、その地域しかいない種 「ご当地カタツムリ一覧」などがあります。 〔 SBN978-4-8299-8130-6 〕2015/07/15 ◎モグラ ハンドブック 著者 飯島 正広・土屋 公幸 文一総合出版 1,300円+税 日本に生息するモグラの仲間全21種類を掲載した日本で初めての写真図鑑です。 和名・学名/英名・全体写真・部分アップ写真・骨格写真・解説・生息環境・生態写真 など識別に役立つように工夫されています。表紙はミズラモグラ。 〔 ISBN978-4-8299-8133-7 〕2015/07/18 ◎フィールドガイド 日本の猛禽類 vol.03 ハイタカ 著 者: 渡辺靖夫、先崎啓究、伊関文隆、越山洋三 発行所:西本眞理子植物画工房マカロン 購入は http://www.studiokohoku.com/ 700円+税 告知から数ヶ月「ミサゴ」「サシバ」に続く第三弾「ハイタカ」 の発売日が10月31日(土)に決まりました。 購入は上記サイトから送料は450円です。 A4判21ページ 2015/10/31 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、事務局まで お知らせください。 ☆「自然の権利」基金よりチラシ配布協力の依頼がありました のでチラシを同封しています。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月に発行しています。 次回会報は2015年12月初めに発行の予定です。 ☆ 会報の郵送には通信連絡費として年600円頂いています。 |
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