第86号(2015.02)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報

   2月から3月までの行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも
   事前の申し込みは不用でどなたでも参加できますので、寒さに備えた服装で
   お出でください。
     〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますのでお申し出下さい。〕



( 1 )寒さに負けず野鳥観察     ( 雨天中止 )


 干拓地が一番寒い時期ですが、そろそろ旅立つ冬鳥もいます。
この時期にしか会えない野鳥を探して干拓地を廻りましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島
        (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。)
 日 時 : 2月8日(日) 午前9時より正午頃まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、防寒着、飲み物など。
        お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00





( 2 )冬鳥ともうすぐお別れ     ( 雨天中止 )


 寒さもあと少し、秋頃に飛来しはじめた冬鳥も帰る頃になりました。
来期も出会えることを願いながら野鳥を探して干拓地を廻ります。
 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島
       (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。)
 日 時 : 3月8日(日) 午前9時より正午頃まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、防寒着、飲み物など。
        お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00




     お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281)
                       E-mail:tsuda@tcnweb.ne.jp 
      ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。
         (気象警報が発表されている場合は中止です。)



フィールドノート 
◎2014年12月7日(日) カモ類を観察しよう
 場所 笠岡市干拓地、神島海岸 
 時間 9:00〜12:05 参加者9名
 天気 晴れ 気温 2.5℃〜8.0℃ 風速 0.3〜1.9m/s
観察ルート
 集合場所→畑地→水と緑のふれあい広場→第4駐車場→畑地→干拓二号大橋→
 道の駅(トイレ休憩)→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ)
 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、
コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ♂1、ミコアイサ♀5、
ウミアイサ♂2♀8カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、
カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、タゲリ、シロチドリ(26羽)、
アオアシシギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、カワセミ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス(23羽)、
ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、
ホシムクドリ(15羽)、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ♂♀、イソヒヨドリ♀、スズメ、
ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、オオジュリンの51種類。
 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる 〕

◎2014年12月23日(火・祝) 年の終わりの探鳥会
 場所 笠岡市干拓地、神島海岸 
 時間 9:00〜12:05 参加者11名
 天気 晴れ 気温 6℃〜9℃ 風速 2〜4m/s
 PM2.5〜30→11→5→5μg/m3(9時・10時・11時・12時)
観察コース
 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→畑地→
水と緑のふれあい広場(トイレ休憩)→牧草地→畑地→干拓二号大橋→
神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ)

最低気温は4℃と、この時期としては暖かかったのに思いの外、風が冷たくて
寒い探鳥会でした。

 確認種はオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、
コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ♀、ウミアイサ♂3♀9、カイツブリ、
カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、
コサギ、ヒクイナ、バン、オオバン、タゲリ、シロチドリ(8羽)、アオアシシギ(7羽)、
クサシギ、イソシギ、トビ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ♀、ハヤブサ、モズ、
ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、
ウグイス(地鳴き)、メジロ、ムクドリ、、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ♂、イソヒヨドリ、
ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの52種類。
 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕

◎2015年1月4日(日) 年の初めの探鳥会
 場所 笠岡市干拓地、神島海岸 
 時間 9:00〜12:10 参加者19名
 天気 晴れ 気温 3℃〜11℃ 風速 1〜2m/s
 PM2.5〜17→17→10→15μg/m3(9時・10時・11時・12時)
観察コース
集合場所→第4駐車場→畑地→水と緑のふれあい広場(トイレ休憩)→
干拓二号大橋→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ)

年明けの寒さがいくぶん和らいた干拓地を、暖かい日差しを感じながら野鳥を
探して廻りました。集合場所で定位置にセグロカモメ、水路にオオバン、コガモ、
ヒドリガモ。第4駐車場でこの冬やっとクイナ、ヒクイナが姿を現し、コガモが近くで
採餌にはげんで逃げようともせず。畑地ではハクセキレイ、タヒバリ、ホシムクドリ、
オオタカ。水と緑のふれあい広場でオオタカ幼鳥、オオバン、コガモ、ジョウビタキ、
シロハラ、ツグミ。干拓二号大橋でオオジュリン、オオバン(親子)、ツクシガモ、カワセミ。
神島海岸でウミアイサ、シロチドリ、イソヒヨドリ、カルガモ、カワウ。遊水地でミコアイサ♂
が出迎えてくれました。 
 
 確認種はキジ、ツクシガモ(1羽)、オカヨシガモ、ヨシガモ(1羽)、ヒドリガモ、マガモ、
カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
スズガモ(♂3♀3)、ミコアイサ(♂2♀4)、ウミアイサ(♂4♀6)、カイツブリ、
カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、
コサギ、クイナ(1羽)、ヒクイナ(1羽)、バン、オオバン、タゲリ、シロチドリ、タシギ、
イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、オオタカ(成1・幼1)、カワセミ、チョウゲンボウ、
モズ♂、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、
ウグイス(地鳴き)、メジロ、ムクドリ、ホシムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ♂2、
イソヒヨドリ♀、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、
オオジュリン♂♀の59種類。
 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕


BOOKS 
長編ドキュメンタリー
鳥の道を越えて     工房ギャレット  はる書房  600円+税
2014年秋に公開されたドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて(93分)」のパンフレット。
序説、あらすじ、エピソード、メッセージ、コメント、シナリオ、あとがきを収録している。
映画は1947年に禁止されたカスミ網猟にまつわる監督の出身地、岐阜県東白川村での記録。
                     〔 ISBN978-4-89984-146-3 〕2014.11.20

  生物のふしぎ大図鑑
◎ハンター 狩りをする生物たち     監修 小宮 輝之  西東社  900円+税
哺乳類(30)、鳥類(18)、は虫類・両生類(10)、魚類(15)、昆虫・クモ・タコ(29)、
古代生物(19)など121種類の狩りの技、武器、防御方法などを写真・イラストを
用いて各動物の生態をわかりやすく解説した小学生向けの本です。
                     〔 ISBN978-4-7916-2267-2 〕2014.12.04

◎faura(ファウラ)46号     編集・発行 ナチュラリー  952円+税
季刊誌、北海道自然雑誌「ファウラ」の46号。表紙はシロハヤブサ中間型幼鳥。
巻頭はオホーツク 流氷の海原、特集は「シロハヤブサと道南の冬の鳥」(各12ページ)
道南とは渡島半島(津軽海峡につきでた半島)あの逆Y型所です。
道南バードウォッチングモデルコースも日帰りと一泊コースが紹介されています。
あと野鳥関係では野付半島 野鳥図鑑にケアシノスリ(1ページ)の記述があります。
                                               2014.12.15

  北海道ネーチャーマガジン
◎モーリーNo.37 特集 外来生物の駆除、防除策     北海道新聞野生生物基金
                   北海道新聞事業局出版センター  900円+税
続いてこちらも北海道の季刊誌。特集は28ページを使って外来生物の駆除、防御策をウチダ
ザリガニ、セイヨウオオマルハナバチ、ブルーギル、オオアワダチソウと実例を挙げながら
解説しています。表紙はエゾフクロウですが表紙の写真のみ、フォト・エッセイに極北からの
珍客としてシロフクロウ(4ページ)が紹介されています。
                      〔 ISBN978-4-89453-765-1 〕2014.12.17



ちょこっとコラム 第15回〜出来事あれこれ
前号でもふれましたが2014年は探鳥会の開催が過去最高4回中止になりました。
これは何気にショックで今年は年間最低12回の開催を目標に探鳥会の開催を増やし
ますので、都合がつけば参加をお願いします。
個人的にはプリンタに続いて昨年12月6日(土) 探鳥会の前日に4年8ヶ月使ってきた
ノートパソコンが使用不能になりました。とりあえず必要な鳥のチェックリストと参加者
名簿はコピーで済ませ、探鳥会が終わってから10月に九千円で買っていたタブレット
でネット検索をして機種を選定、使っていたノートパソコンが回復の見込みがないよう
なので12月8日に注文して9日に新しいノートパソコンが届きました。Windows Vistato
の延長サポート終了日が2017年4月11日だから、来年Windows 10が出てから変えよう
と考えていたので、思いがけずWindows 8.1になりましたが今年1月21日にWindows 7/8
/8.1ユーザーは発売開始から1年間は無償でWindows 10へのアップグレードを提供する
と発表がありましたから、その点では問題はないようです。
 2015年は1月15日に笠岡市東大戸で鳥インフルエンザが発生、発生農場から半径3km
以内の鶏卵・鶏肉の移動制限、さらに、発生農場から半径10km以内の鶏卵・鶏肉の搬出
制限や、農場の消毒、周辺道路に車両の消毒ポイントが設置され、16日からニワトリの
殺処分が始まり、岡山県鳥獣保護センターなどで傷病野鳥の受け入れが休止になりました。
それから24日に殺処分したニワトリ199,160羽の焼却が完了し、新たな感染がなけ
れば2月7日に搬出制限区域が解除、2月14日に移動制限区域も解除される予定です。




☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、事務局まで
  お知らせください。

☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月に発行しています。

☆ 次回会報は2015年4月初めに発行の予定です。

☆ 会報の郵送には通信連絡費として年600円頂いています。

     笠 岡 野 鳥 の 会

連絡先
 住所  〒714-0057 
     笠岡市金浦1625
      笠岡野鳥の会 事務局

 TEL&FAX:0865-66-2281
 E-mail :tsuda@tcnweb.ne.jp

ホームページアドレス
 http://tcnweb.ne.jp/~tsuda/
 名称:「ようこそ笠岡野鳥の会へ」

振込先
 郵便振替口座:01380−0−16310
 加 入 者 名 :笠岡野鳥の会