第80号(2013.12) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
12月から2014年1月までの行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも 事前の申し込みは不用でどなたでも参加できますので、暖かい服装でお越し下さい。 〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )年の終わりの探鳥会 ( 雨天中止 ) 今年も残りわずかになりました。冬鳥も勢ぞろいしていることでしょう。 まだ見逃している野鳥はいませんか? 野鳥を探して干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 12月22日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、防寒着、帽子、温かい飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 ( 2 )年の初めの探鳥会 ( 雨天中止 ) 冬真っ盛り、寒さの中でも野鳥たちは餌を探して飛び回っています。 新しい年を迎え、心も新たにして鳥見を楽しみましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島(車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 2014年1月 5日(日) 午前9時から正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、防寒着、帽子、温かい飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎ 2013年10月14日(月祝) 冬鳥を探そう 場所 笠岡湾干拓地 時間 9:00〜11:40 天気 晴れ 気温 20℃〜24℃ 風速 2〜3m/s PM2.5〜12→12→39μg/m3(9時・10時・11時) 秋晴れの中、少し風は強めでしたが、各所で姿を見せてくれたノビタキ、チョウゲンボウを 楽しみながら干拓地を廻りました。遊水池ではまだカモ類の飛来は少なかったのですが冬羽の ハジロカイツブリが美しく赤い眼が印象的でした。 確認種はヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、 キンクロハジロ、カイツブリ、ハジロカイツブリ1羽、キジバト、(ドバト)、カワウ、アオサギ、 ダイサギ、コサギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ノスリ1羽、チョウゲンボウ♀、モズ♀、 ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ノビタキ、 イソヒヨドリ♂♀、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの33種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる 〕 ◎ 10月20日(日) 「ワクワク自然体験 in 遥照山」でのバードウォッチング案内 主催 ハーモニーネット未来 場所 藤波池キャンプ場周辺 時間 6:30〜8:00 参加者34名 前日6:10〜8:10に下見、天気 小雨、風が強く寒い。フィールドスコープの携帯は やめて傘を差して双眼鏡のみでの観察。駐車場から藤波大池北側を通って堤を通過して 登山道に当たって、折り返して藤波小池の西側から藤波池キャンプ場の広場に帰るコース。 当日は降雨のため、藤波池キャンプ場の研修室で野鳥の話に変更。野鳥紙芝居でこの場所で 観察できる野鳥の解説とスライドで野鳥の紹介。 ◎ 2013年11月24日(日) カモを観察しよう 場所 笠岡湾干拓地 時間 9:00〜12:15 天気 晴れ 気温 8℃〜15℃ 風速 1m/s PM2.5〜23→19→31→21μg/m3(9時・10時・11時・12時) 風も弱く暖かな日差しを浴びながら晩秋の干拓地を廻りました。 観察ルート 集合場所→第4駐車場→(共同堆肥舎)→第6駐車場→第7駐車場→干拓二号大橋→ 道の駅(トイレ休憩)→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 第4駐車場(白灯台の東側堤防)〜イソヒヨドリ♀が同じ所から飛び立たず 他にカワウ30羽程度、セグロカモメ1羽 第6駐車場〜遠くにチョウゲンボウ♀ 第7駐車場〜イソヒヨドリ♀がバッタを捕捉して丸呑み、他にミサゴ 遊水池〜カイツブリ類は11月初めより増えていた。カンムリカイツブリ6羽、 ハジロカイツブリ10羽以上、カイツブリも+30羽、 ホオジロガモ♂♀各1羽、ウミアイサ♀1羽、ミコアイサは♀のみ2羽 確認種はキジ(鳴き声)、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ♂♀、ミコアイサ♀、 ウミアイサ♀、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、(ドバト)、 カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、タシギ、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、 オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ♀、モズ♂、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ホシムクドリ、ジョウビタキ♂、 イソヒヨドリ♀、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの46種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる 〕 BOOKS ◎オスカーの飼育日誌 著者 加藤 ひろ美 文芸社 900円+税 傷病野生鳥獣保護ボランティアの著者が保護を依頼されたカラスのヒナ、大・中・小、3羽 の48日間の飼育日記。小は14日目に亡くなり、中は47日目に安楽死、最後まで残った大は 保護した時点ですでに左足に故障があり、野生に戻せない状態だったので「オスカー」と名 づけて飼う事にしたようです。巻頭に写真が6枚掲載されていて、あとはつたないイラスト ですが要所はとらえていてカラスへの思いが伝わってきます。 〔 ISBN978-4-286-13997-5 〕 ◎哺乳類の足型・足跡ハンドブック 原寸大151種 著者 小宮 輝之 文一総合出版 1,400円+税 日本で記録された野生哺乳類と飼われている家畜を合わせて、151種・亜種・品種の足型・足跡 を記載。足型・足跡は実物大で採取し、足型は原則として左足で採取したもの。種ごとに和名・ 学名、科名、解説、足型、足跡、写真を掲載しています。著者は元上野動物園園長。 〔 ISBN978-4-8299-8115-3 〕 ◎デジタルカメラによる 野鳥の撮影テクニック 著者 中野 耕志 誠文堂新光社 1,600円+税 デジタルカメラが普及するにつれ、撮影マナーが低下している現状から、できるだけ野鳥に ストレスを与えず、かつ短いチャンスを確実に、しかも美しく撮影できる方法を、少しでも 共有したいとの思いから書かれていて、01野鳥撮影のデジタルカメラ、02野鳥撮影の基本操作、 03季節の野鳥と生息環境、04野鳥撮影の基本、05実例で見る野鳥の撮影テクニック に分けて 解説しています。 〔 ISBN978-4-416-61389-4 〕 岩波科学ライブラリー 213 <生きもの> ◎スズメ つかず・はなれず・二千年 著者 三上 修 岩波書店 1,500円+税 スズメとは何者か、どこからやってきたのか。知っていそうで知らないスズメの本性を暴き、 最近本当にスズメは減っているのかなど。人にとってもっとも身近な野鳥「スズメ」を科学・ 文化の両者の視点から綴っています。カバー・本文のイラストはとりの なん子さんです。 〔 ISBN978-4-00-029613-7 〕 もっと知りたい!海の生きものシリーズ6 ◎ペンギンはなぜ飛ばないのか? 海を選んだ鳥たちの姿 著者 綿貫 豊 恒星社厚生閣 2,600円+税 海鳥とはどんな「生きもの」なのかを紹介した中学生・高校生向けに書かれた本です。 アホウドリ、ウミガラス、ペンギン、ウなどの海鳥の特異な能力に驚くことでしょう。 対象は中学生・高校生ですが大人でも十分楽しめます。 〔 ISBN978-4-7699-1464-8 〕 ワイドKCモーニング786 ◎とりぱん 15 著者 とりの なん子 講談社 619円+税 巻頭カラー4ページにシメにカワラヒワやつぐみん、そしてゴジュウカラが登場。今巻は 冬から夏までの379羽から404羽までを収録。珍しく鳥のエピソードが多くオナガ、エナガ、 ハクセキレイ、キジ、ツバメ、オオルリ、メジロといろいろ登場しています。 〔 ISBN978-4-06-337786-6 〕 ◎野鳥手帖 2014 著者 特定非営利活動法人バードリサーチ 山と溪谷社 1,300円+税 野鳥たちと1年を過ごすために作られたダイアリー。カレンダー、月間予定、週間ダイアリー の他、資料編として季節を告げる身近な野鳥26種、季節を告げる水辺の野鳥12種、季節を告 げるガン・カモの仲間14種、全国のおすすめ探鳥地120、日本の鳥類チェックリストなどが載 っていて豊富な内容になっています。 〔 ISBN978-4-635-44626-6 〕 るるぶDo! ◎図鑑と探鳥地ガイドでまるごとわかるバードウォッチング 監修・絵 谷口 高司 JTBパブリッシング 1,500円+税 野鳥150種、探鳥地55ヵ所を紹介した野鳥観察の入門書です。野鳥図鑑は環境別に1ページ に4種類、主に目につく色、食べ物、見られる場所のアイコン表示など工夫されています。 探鳥地ガイドは見開き2ページで探鳥アドバイスや鳥MAP、探鳥コースなど分かりやすく 紹介されています。 〔 ISBN978-4-533-09376-0 〕 ◎飛翔 著者 松木 鴻諮 青菁社 1,500円+税 ツバメ、イワツバメ、カワガラス、カワセミ、ヤマセミ、クロサギ、コミミズク、ハイイ ロチュウヒ、ケアシノスリ、ミサゴ、ハヤブサ、コアジサシ、ミユビシとハマシギなどの 野鳥の飛翔を題材にしたた写真集です。 〔 ISBN978-4-88350-178-6 〕 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、事務局まで お知らせください。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月に発行していて、次回会報は 2014年2月初めに発行の予定です。 (会報の郵送には通信連絡費として年600円頂いています。) |
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