第71号(2012.02) | |||||||||||||
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |||||||||||||
2月、3月の行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも事前の 申し込みは不用でどなたでも参加できますので、寒さに備えた服装でお越しください。 〔図鑑、双眼鏡、望遠鏡の貸出をしていますので気軽にお申し出下さい。〕 ( 1 )野鳥よ姿を見せてくれ ( 雨天中止 ) いつか増えると期待して早や2月、まだ例年に比べると鳥の姿が少ない状況が 続いていますが、昨冬のような賑やかな干拓地になる日は来るのでしょうか。 春間近、寒さもあと少しです。野鳥を探して冬の干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地(車で移動しながらの鳥見です。) 日 時 : 2月12日(日) 午前9時から正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、飲み物など。 お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30 または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 ( 2 )冬鳥を見送ろう ( 雨天中止 ) 出迎えていない冬鳥も数々いますが、冬鳥が旅立つ時期になりました。 また来季まで暫しのお別れです。お気に入りの姿を心に焼き付けましょう。 もしかしたら飛来し始めのツバメに出会えるかもしれません。 場 所 : 笠岡湾干拓地(車で移動しながらの鳥見です。) 日 時 : 3月11日(日) 午前 9時から正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、飲み物など。 お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30 または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) 近くで開催される野鳥観察会案内 ◎ 日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故などの補償は限定されます。各自で十分にご注意ください。 ◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。 定例探鳥会 @ 後 楽 園 毎月第一日曜日 ☆ 日 時 :2月5日(日)、3月4日(日)、4月1日(日) 午前9時集合です。 ☆ 集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス「藤原団地行き」にて、後楽園前下車。 (岡電バス TEL:086‐223‐7221) ☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 見どころ : 冬こそバードウォッチング、身近な後楽園で野鳥との出会いを楽しみましょう。 ☆ 担 当 : 大田(和) (TEL:086‐273‐8352 )、山根、大田(達)、北村 ほか。 ☆ そ の 他 : 予約不要、自由参加。雨天中止。 ☆ 入 園 料 : 大人(15歳〜65歳)400円、(65歳以上と15歳以下)140円は各自負担です。 定例探鳥会 A 後 楽 園 毎月第三火曜日 ☆ 日 時 : 2月21日(火)、3月20日(火) 午前9時30分です。 ☆ 担 当 : 小林(TEL:086−264−9753 )、山根、結城、新野、松原 ほか。 ※ 集合場所、持ち物、交通、見どころなどは、上記定例探鳥会@と同じです。 準定例探鳥会 @ 阿 部 池 12月、2月、4月、の第二日曜日 県内有数のカモの飛来地です。野鳥の楽園阿部池と児島湖を楽しみましょう。 ☆ 日 時 : 2月12日(日) 午前9時〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 岡山市南区浦安町 岡南飛行場 多目的広場前バス停駐車場。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス「岡南飛行場行き」にて、終点下車。 岡山駅5番 8:25発 天満屋3番 8:32発 飛行場 9:00着(日曜運行) ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 北村 (TEL:086−284−4191 )、山根、粟井ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 ※次回探鳥会は4月8日(日)です。 準定例探鳥会 A 深 山 公 園 季節の良い第四日曜日 良い季節になりました。深山公園探鳥会を開催します。 ☆ 日 時 : 2月26日(日)、3月25日(日) 午前9〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 玉野市深山公園 自由広場イベントハウス前。 ☆ 交 通 : 自家用車。 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、水筒など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 藤原(TEL:0863−31−7926 )、松原、小林、奥田ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 注)カモたちの糞を踏まないように注意して下さい。 準定例探鳥会 B 龍ノ口グリーンシャワーの森 奇数月の第二日曜日 里山の自然を残したグリーンシャワーの森です。市民ボランティアにより維持されている森です。 ☆ 日 時 : 3月11日(日)、5月13日(日)、 午前9時〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 岡山市中区祇園 龍ノ口グリーンシャワーの森駐車場。 ☆ 交 通 : 自家用車 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、水筒など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 森本 (TEL:090−8067−2782、平日は18時以降にお願いします。)、大田ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 錦海塩田地跡地 =瀬戸内市= 2月19日(日) 広大なヨシ原が広がる錦海塩田地跡地です。瀬戸内市の所有となり、「今期は狩猟をしないで下さい」の 看板を揚げていのす。冬季に狩猟がされていない塩田跡地に初めて入ります。 ☆ 日 時 : 2月19日(日) 午前9時30分〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 瀬戸内市邑久町尻海 塩田跡地排水ポンプ場横の広場に集合。 ☆ 交 通 : 自家用車(岡山より岡山ブルーラインで道の駅一本松駐車場から塩田へ) ☆ 持ち物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子。 ☆ 担 当 : 丸山(TEL:086−943−4426)、太田ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 大和山(おおわさん)=吉備中央町= 3月18日(日) 岡山県中部の吉備高原の大和山を歩きながら冬鳥を探します。 ☆ 日 時 : 3月18日(日) 午前9時30分〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 吉備中央町 道の駅かようの駐車場。 ☆ 交 通 : 自家用車(岡山から吉備新線で約1時間) ☆ 持ち物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子。 ☆ 担 当 : 丸山(TEL:086−943−4426)、太田ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 ◎ 日本野鳥の会広島県支部 冬はバードウオッチングのベストシーズンです。新年早々から魅力的な探鳥会が目白押し。 海に、山に、寒さに負けずに探鳥会へGo!。 @ 探鳥会は原則として「雨天中止」、「参加費200円」(中学生以下無料)です。 A 「非会員の方」「初心者の方」、野鳥観察入門希望の方、大歓迎です。是非一度ご参加ください。 B 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ごみを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等の フィールド・マナーは守りましょう。 C お問い合わせは、担当、光本( TEL 090-4694-8632)か、各担当者までどうぞ。 ● 山 の 小 鳥 と カ モ 類 の 観 察 No.1804 本庄水源地探鳥会 2/5(日) 呉市北部の団地の中にある、林に囲まれた静かな 水源地は、水鳥たちの越冬に貴重な環境になって います。水面の美しいカモ類や、観察路の左右の 林にうごめく小鳥達の姿を、ゆっくりのんびり 観察しましょう。 カモ類・サギ類・カモメ類などの冬鳥達を探します。 堤防沿いを歩き、じっくり観察しましょう。 ■ 9:00 呉市本庄水源地の管理事務所前に集合。 昼前には解散予定。 ● 河口の冬鳥ウオッチング その2 No.1807 松永湾探鳥会 2/19(日) 県東部随一の水鳥渡来地・松永湾の探鳥会です。 藤井川の河口に広がる水面に浮かぶ、多くのカモや サギ・カモメ類などの水鳥達をじっくり観察しましょう。 ■ 9:00 JR松永駅南口ロータリーに集合。 車に分乗して移動しながら松永湾一帯を探鳥。 お昼前には解散予定。 担当:石井(084−934−0803 ) 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕 行事報告 ◎12月11日(日) カモ類観察会 場所 笠岡湾干拓地 天気 晴れ後曇 時間 9:00〜12:00 気温 4〜10℃ 風速1〜4m/s 参加者12名 早朝の気温がこの冬最低の0.2℃でしたが、思ったほど寒くなく、風も弱くて絶好の鳥見日和、 第7駐車場で順光で見えたキンクロハジロが綺麗でした。岸辺でまどろむように動かない シロチドリの群れ、あちこちに現れるチョウゲンボウ、150羽以上と思われるタゲリの乱舞が 見事でした。遊水池では先月いたホオジロガモ雄はまだ居ましたが、カモの数は激減、 ミコアイサの雄はまだ飛来していないすようです。 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、 コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、 ホオジロガモ♂1、ミコアイサ♀1、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、オオバン、シロチドリ(8羽)、 タゲリ、アオアシシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、 ジョウビタキ、カワラヒワ、スズメ、ホシムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの40種類。 ◎ 1月 1日(日) 年のはじめの探鳥会 場所 笠岡湾干拓地・神島見崎 天気 曇一時晴れ 時間 9:00〜12:30 気温 3〜9℃ 風速2〜1m/s 参加者10名 新春を迎え、車通りの少ない干拓地を野鳥を探しながら廻りました。ハヤブサ、チョウゲンボウは 止まり姿を満喫。昨冬は見向きもしなかったツグミに会えたと喜び、遊水池ではこの冬注目の ホオジロガモ♂♀に加えツクシガモが10羽に増えていましたが、相変わらずミコアイサは♀のみで 少しガッカリと、年頭の鳥見を楽しみました。 確認種はカイツブリ、カンムリカイツブリ1羽、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツクシガモ10羽、 マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ♂2、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、 ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ♂1♀1、ミコアイサ♀2、ウミアイサ5羽、ミサゴ、トビ、 ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、オオバン、タゲリ、アオアシシギ、イソシギ、ユリカモメ、 セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ♂、ジョウビタキ♂、ツグミ2羽、 オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラスの47種類。 ◎ 1月22日(日) 山の鳥を見に行こう 場所 小田郡矢掛町・井原市美星町 天気 晴れ 天気 晴れ 時間 9:00〜12:00 参加者16名 晴れ渡る青空の下、野鳥を探して ため池・峠の道路脇・第二星田池・滝山自然公園・星田池と 車&徒歩で巡りました。今年最多というか過去最多の参加者で車の駐車場所にも困りましたが、 参加者が多いことでちょっとしたパニック状態で、一人ひとりに目が行き届かないことにもなり、 初参加の方には申し訳の無い事をしました。 ルリビタキ・ミヤマホオジロを意識して観察箇所を欲張り、徒歩での鳥見が中途半端になりましたが、 確認種的には良かったのかと思います。 確認種はカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、オシドリ♂♀、コガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、 ノスリ、キジバト、カワセミ(声)、コゲラ♂、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ♂、ジョウビタキ♀、 ツグミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、アオジ、スズメ、シメ、 ハシボソガラス、ハシブトガラスの30種類。 書籍紹介 ◎東京秋川鳥紀行 著者 西原 健治 文芸の森社 1,890円(税込) 東京都西多摩郡檜原村を源流域として、あきる野市、八王子市、福生市、昭島市の4市の 境界付近で多摩川に合流する秋川の流域に暮らす野鳥の姿をとらえた写真集。檜原村、 旧五日市町、旧秋川市に分けて掲載されている。流域の景色、風土なども織り交ぜていて、 著者の郷土への強い思いが込められていて見応えのある一冊になっています。 〔 ISBN978-4-902183-51-1 〕 「生きもの摩訶ふしぎ図鑑」シリーズ ◎生きものプロポーズ摩訶ふしぎ図鑑 絵と文 北村 雄一 保育社 1,890円(税込) 魚(2種類)や昆虫(2種類)、鳥(24種類)の求愛行動について小学生向けに書かれた読み物。 アジサシは雄が雌にプレゼントする餌の数で決まるとか、ツバメの雄は尾羽の長いほど 雌にもてるなどの他は、日本に生息していない種類になりますが、プロポーズの決め技を 紹介しています。人と対比して考えれば頷けるところも有って面白いでしょう。 〔 ISBN978-4-586-31309-9 〕 しぜんにタッチ! ◎とりを よぼう! 監修 大久保茂徳 写真 川又利彦・榎本功 イラスト ひやまゆみ ひさかたチャイルド 1,260円(税込) 庭やベランダに鳥を呼ぶ方法を紹介した幼児・低学年用向けに書かれた科学絵本。 スズメにメジロ、ムクドリやツグミ、シジュウカラにヒヨドり、食べ物の少ない冬に、 鳥が食べる食べ物や飲み物を用意して、鳥を身近で観察してみませんか。 〔 ISBN978-4-89325-386-6 〕 ワイドKCモーニング738 ◎とりぱん 12 著者 とりの なん子 講談社 630円(税込) 12巻の表紙はオオハクチョウ。巻頭カラーページは「赤いものなぁに」でキジやリンゴ、 イチゴなどが登場。定番のヒヨドリとコムクドリの何とも面白いやり取りや300羽記念?の イメチェン作画、アリのけんか、カルガモの子育て、子スズメのことなど笑えること請け 合いです。とりぱんクッキングは「なっとう汁」と「20分で作るラーメンスープ」 初夏発売予定の13巻も楽しみです。 〔 ISBN978-4-06-337738-5 〕 山溪ハンディ図鑑7 ◎日本の野鳥 増補改訂新版 写真・解説 叶内 拓哉 分布図・解説協力 安部 直哉 解説(鳴声) 上田 秀雄 山と溪谷社 4,179円(税込) 1998年に発行された日本の野鳥に30種を加え509種を掲載、写真を変えたり新しい知見で 再構成してお目見えしました。旧版に比べ32ページ増えただけですが紙質の違いで厚さは 約1.5倍になり3cmを超えていますので、ネットで購入の場合はbk1でのフィルムコート サービス(+120円)をお薦めします。 〔 ISBN978-4-635-07029-4 〕 メディアファクトリー新書 043 ◎東京 消える生き物 増える生き物 著者 川上 洋一 メディアファクトリー 777円(税込) 昆虫少年だった筆者が、東京都23区内で消えた生き物と、逆に増えてきた生き物と その理由を自然観察によるデータに基づいて紹介し、人間と生き物たちのあるべき 関係をみつめ、生き物たちの背後にある都市の自然環境を5章に分けて解説し、 生き物たちの隣人として考える視点を持つ事を呼びかけています。 〔 ISBN978-4-8401-4346-2 〕 ちょこっとコラム 第1回(続くとは限らないけど)〜心肺蘇生について 笠岡野鳥の会が主に探鳥会を開催している笠岡湾干拓地内の道の駅「笠岡ベイファーム」にも AEDが設置されました。AEDとは自動体外式除細動器、心停止により心室細動している心臓の 働きを戻すことを試みる医療機器です。、2004年から一般市民も使えるようになっています。 干拓地内には笠岡スポーツ総合公園にも備えてあるのですが、休日が1月1日〜1月3日だけ なのと距離的に近い(心停止から5分以内にAEDを使用すると救命率が高い、生存退院率が 1分ごとに7%〜10%低下する)ことなどを考えると、使わないことが何よりですがいざと言う時の ためには喜ばしいことです。そこで心肺蘇生について少し…
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