第69号(2011.10)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報



   10月、11月の行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも
   事前の申し込みは不用でどなたでも参加できますので、お気軽にお出で下さい。




( 1 )寒くなる前の探鳥会      ( 雨天中止 )

 渡りの途中のヒタキ類やもうすぐ旅立っていくツバメ、
冬鳥たちも飛来しています。
そんな野鳥を探して、のんびりと干拓地を廻りましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地(車で移動しながらの鳥見です。)
 日 時 : 10月10日(祝月) 午前9時から正午前まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、飲み物など。
      お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30
      または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00






( 2 )冬 鳥 に ご あ い さ つ       ( 雨天中止 )

 冬間近、干拓地が鳥たちで一番賑やかな季節の到来です。
カモ類もほぼ勢ぞろい、大群で舞うタゲリにハクセキレイ
鳥見シーズンが始まりました。みんなで楽しみましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地(車で移動しながらの鳥見です。)
 日 時 : 11月20日(日) 午前 9時から正午前まで
 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、飲み物など。
      お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30
      または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00





         お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865-66-2281)



近くで開催される野鳥観察会案内

◎ 日本野鳥の会岡山県支部
◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。
◆探鳥会、調査などの際の事故などの補償は限定されます。各自で十分にご注意ください。
◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。


 定例探鳥会 ①          後 楽 園              毎月第一日曜日

☆ 日  時 : 10月2日(日)、11月6日(日)、12月4日(日)、1月8日(日)、午前9時集合です。
        注)1月は元旦ではなく8日に開催します。
☆ 集   合 : 鶴見橋東詰付近に集合。
☆ 交   通 : 岡山駅発 岡電バス「藤原団地行き」にて、後楽園前下車。
         (岡電バス TEL:086‐223‐7221)
☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。
☆ 見どころ : 秋の渡りの季節です。南に渡って行く野鳥を探してみましょう。
☆ 担   当 : 大田(和) (TEL:086‐273‐8352 )、山根、大田(達)、北村 ほか。
☆ そ の 他 : 予約不要、自由参加。雨天中止。
☆ 入 園 料 : 大人(15歳~65歳)400円、(65歳以上と15歳以下)140円は各自負担です。


 定例探鳥会 ②          後 楽 園               毎月第三火曜日

☆ 日 時 : 10月18日(火)、11月15日(火) 午前9時30分~正午ごろまで。
☆ 担 当 : 小林(TEL:086-264-9753 )、山根、結城、新野、松原 ほか。
※ 集合場所、持ち物、交通、見どころなどは、上記定例探鳥会①と同じです。


 準定例探鳥会 ②         深山公園            季節の良い第四日曜日

 準定例探鳥会です。良い季節になりましたら開催します。次回再開は11月27日(日)です。


 準定例探鳥会 ③     龍ノ口グリーンシャワーの森      奇数月の第二日曜日

 里山の自然を残したグリーンシャワーの森です。市民ボランティアにより維持されている森です。
☆ 日 時 : 11月12日(土)、1月14日(土) 午前9時~正午ごろまで。
       11月、1月は、日曜日にガンカモ調査を実施するために、土曜日に開催します。
☆ 集 合 : 岡山市中区祇園 龍ノ口グリーンシャワーの森駐車場。
☆ 交 通 : 自家用車
☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、水筒など。昼食不要。
☆ 担 当 : 森本 (TEL:090-8067-2782、平日は18時以降にお願いします。)、大田ほか。
☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。


 月例探鳥会       土用ダムを歩く =新庄村=          10月16日(日)

 秋の県北 新庄村土用ダムの湖畔道路を散策して野鳥を見ましょう。
☆ 日 時 :10月16日(日)
☆ 集 合 : 午前9時に道の駅「メルヘンの里新庄」駐車場に集合してダムに向かいます。
☆ 交 通 : 自家用車。岡山より米子道蒜山下車で約2時間30分、岡山より一般道181号線で約3時間です。
☆ 持ち物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子。
☆ 担 当 : 三浦 (TEL:0868-27-1788)、ほか。
☆ その他 : 自由参加、雨天中止。


 月例探鳥会       百 間 川 =岡山市=            11月20日(日)

 百間川にて飛来してきた冬鳥を観察します。
☆ 日 時 : 11月20日(日) 午前9時~正午ごろ。
☆ 集 合 : 岡山市百間川穝川原(さいかわら)橋橋下の河川敷駐車場(テニスコート横)。
☆ 交 通 : 岡電バス 岡山駅4番 8:26発、天満屋1番 8:33発、藤原団地行きにて穝下車。
☆ 持ち物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子。
☆ 担 当 : 大谷 (TEL:086-271-7310)、ほか。
☆ その他 : 自由参加、雨天中止。



◎ 日本野鳥の会広島県支部
 長い夏もそろそろ終わりが見えてきて、待望の渡りのシーズンがやってきました。
シギ・チドリやタカの渡りと豪華絢爛です。さあ、鳥見へGo!
① 探鳥会は原則として「雨天中止」、「参加費200円」(中学生以下無料)です。
② 「非会員の方」「初心者の方」、野鳥観察入門希望の方、大歓迎です。是非一度ご参加ください。
③ 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ごみを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等の
   フィールド・マナーは守りましょう。
④ 探鳥会についてのお問い合わせは、各探鳥会の担当者、
  または企画担当者(光本 TEL 090-4694-8632)までお願いします。


● 今年もサシバを見送りましょう
NO.1790  葉田竜王山探鳥会   10/2(日)



今年も竜王山の山頂(445m)で、眼下に広がる瀬戸内海の
絶景を眺めながら、サシバの渡りを観察しましょう。
■ 9:00 三原市中央公民館に集合。山頂がわかる方は
  先行も可。解散は随時。
   担当:三好(0848-64-6503 )


〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕



行事報告
◎ 7月17日(日) 幼鳥を観察しよう  場所:笠岡湾干拓地、神島  天気 晴れ
                   時間 8:30~11:10  気温 28~31℃  風速2~4m/s  参加者9名
強い日差しが降り注ぐ中を水と緑のふれあい広場、干拓二号大橋そして神島を巡りました。
もう少し期待していたのですが、お目当ての幼鳥はスズメ、バン、カルガモぐらいでした。
確認種はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、
ハヤブサ、バン、キジバト、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、モズ、
ウグイス(鳴き声)、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、
ハシボソガラス、ハシブトガラスの28種類。

◎ 9月18日(日) 水辺の鳥を探して  場所:笠岡湾干拓地  天気 曇り一時小雨
                    時間 8:30~11:30  気温 27~29℃  風速1m/s  参加者9名
くもり空、時に小雨が降る笠岡湾干拓地内の水辺を野鳥を探して廻りました。
確認種はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、
ヒドリガモ、ハシビロガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、チョウゲンボウ、バン、オオバン、
コチドリ、シロチドリ、アオアシシギ、イソシギ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、
ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、
ハシボソガラス、ハシブトガラスの34種類。



書籍紹介


自然と生きる 
赤い卵のひみつ  著者 樋口 広芳  絵 鈴木 まもる  小峰書店  1,470円(税込)
他の鳥の巣に卵を産み、巣の親に子育てをまかせる「托卵」をするカッコウのなかま。
日本にはカッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチの4種類が渡ってきます。
この物語はホトトギスのいない北海道の旭川でホトトギスの卵によく似た赤い卵の
ひみつを解くと共に托卵をめぐるなぞを野外観察と研究で解き明かしています。
                                〔 ISBN 978-4-338-24802-0 〕


岩波科学ライブラリー182
ペンギンのしらべかた     著者 上田 一生  岩波書店  1,260円(税込)
飛べない鳥ペンギン、その可愛さゆえに動物園や水族館では人気者ですが、その生態は
よく分かっていませんでしたがこの二十数年データロガー(超小型電子記録計)の開発などに
より海中での生態が徐々に明らかになりつつあります。この書籍は「泳ぎかた」「食べかた」
「暮らしかた」などの研究過程を通してペンギンに関する新しい知見を紹介しています。
                                 〔 ISBN978-4-00-029582-6 〕


動物の鳴き声 鳥の世界 音がでるとびだししかけえほん
   ぶん バレリー・デイビス え モーリス・プレジャー やく むらかみ りか
                        大日本絵画  2,625円(税込)
「夜明けのコーラス」「荒れ野や山に住む鳥たち」「湿地帯で見かける鳥たち」「砂漠にて」
「熱帯雨林の森で」の5つの場面でページを広げると鳥の絵がとびだし鳴き声が流れる
幼児向けのしかけえほん。
                                   〔 ISBN978-4-499-28363-2 〕


えほんのぼうけん30
ちいさな鳥の地球たび      写真・文 藤原 幸一  岩崎書店  1,470円(税込)
夏の北極で子育てをして南極まで旅するキョクアジサシを追った写真絵本。北極に暮らす
セイウチやタテゴトアザラシ、トナカイやシロクマ、旅の途中に出会ったアラスカの森の
ブラックベア、赤道付近のザトウクジラにガラバゴス諸島のウミイグアナ、熱帯の森の
ヤドクガエル、オオハシ、ナマケモノ。そして南極大陸のアデリーペンギンが登場します。
人間が捨てたゴミをあさるブラックベアや切り開かれた熱帯の森、巣営地に帰る途中に
岩場のゴミの中を歩いているアデリーペンギンなど痛々しい場面もあり考えさせられます。
                                   〔 ISBN978-4-265-07050-3 〕


タンチョウの四季         著者 梨木 寛  文芸社  2,100円(税込)
北海道東部に暮らすタンチョウを撮り続けてきた著者の3冊目の写真集。
第一景 春から 第4景 冬 まで季節ごとにタンチョウの姿を綴っている。
写真に説明文がないことが、かえって場景への思いをめぐらせる。
                        〔 ISBN978-4-286-10739-4 〕


森の動物図鑑             著者 本山 賢司  東京書籍  1,365円(税込)
ナキウサギ、イイズナ、オコジョ、クマ(2種)、テン(3種)、イタチ(2種)、リス(4種)、
モモンガ(2種)、ニホンカモシカ、ヤマネ、アナグマ、キツネ(2種)、シカ(2種)、ウサギ(2種)、
イノシシ、サル(2種)、リス(2種)、タヌキ(2種)、ムササビ、ハクビシン、ネズミ(9種)、モグラ(8種)、
コウモリ(9種)、キョン、ノヤギ、ツシマヤマネコなど日本に生息している動物をイラストで
描いている。「鳥類図鑑」「川の図鑑」に続く3冊目のオールイラストレーションの細密画図鑑。 
                                     〔 ISBN978-4-487-80435-1 〕


大阪市立自然史博物館叢書─⑤
日本 鳥の巣図鑑 ─小海途銀次郎コレクション─
   著者 小海途 銀次郎・和田 岳 編集 大阪市立自然史博物館・大阪自然史センター
                         東海大学出版会  2,940円(税込)
鳥の巣160種を収録した写真図鑑。鳥の姿、野外での巣の様子、営巣環境の様子、小海途
コレクションの巣の写真が掲載されている第1部。第2部~鳥の巣についての基礎知識。
第3部~鳥の巣の収集の仕方。第4部~環境別の日本 鳥の巣図鑑 の4部構成。
                           〔 ISBN978-4-486-01911-4 〕


干潟のくちばしじまん       文 今宮 則子  絵 小島 祥子  監修 今泉 忠明
                             星の環会  1,365(税込)
干潟で餌を捕るシロチドリ、ミヤコドリ、コアジサシ、ヘラサギ、ダイシャクシギ、トビを題材にした
幼児向け絵本。それぞれ餌を捕りやすい形態に進化した鳥のくちばしを通して生命豊かな干潟を
描いています。
                                        〔 ISBN978-4-89294-510-6 〕


決定版 日本の野鳥
羽根図鑑              著者 笹川 昭雄  世界文化社  7,350円(税込)
1995年刊行された「羽根図鑑」の収録数は162種。そして2001年刊行の改訂新版が252種。
それから10年、日本の野鳥に相応しくない17種を削除し新たに65種を追加して300種を収録
した決定版が刊行されました。野鳥の説明と美しいイラストで風切羽、雨覆羽、小翼羽、尾羽
などが描かれています。実寸で描かれていないのが多いですが、イラストの横に長さと幅が
記載されていてページ下にも縮尺スケールも表示されているので大きさの把握も容易でしょう。
                                      〔 ISBN978-4-418-11901-1 〕


決定版 日本の野鳥
巣と卵図鑑   著者 小海途 銀次郎  監修 林 良博  世界文化社  6,300円(税込)
1999年に刊行された「巣と卵図鑑」から新たに32種を追加し、総数182種が収録されて
日本で繁殖する野鳥を網羅して決定版になりました。細密ななイラストで野鳥の巣だけでは
なく周りの状況も描かれているのでどんな所にどのような巣をつくるのか、また卵は原寸大で
表示されているので大きさも分かりやすいです。
                                      〔 ISBN978-4-418-11900-4 〕



☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、
  事務局までお知らせください。

☆ 次回会報は12月初めに発行の予定です。



    笠 岡 野 鳥 の 会

連絡先
 住所  714-0057 笠岡市金浦1625
     笠岡野鳥の会 事務局

 TEL&FAX:0865-66-2281
 E-mail:tsuda@tcnweb.ne.jp

ホームページアドレス
 http://tcnweb.ne.jp/~tsuda/
 名称:「ようこそ笠岡野鳥の会へ」

振込先
 郵便振替口座:01380-0- 16310
 加 入 者 名 :笠岡野鳥の会