第65号(2010.12) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
12月から1月の行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で どなたでも参加できますので、お気軽にお出で下さい。 ( 1 ) 山野の鳥を見に行こう ( 雨天中止 ) 久しぶりに滝山自然公園の遊歩道を散策してみましょう。もしかしたらルリビタキや ミヤマホオジロに出会えるかもしれません。 場 所 : 矢掛町・美星町、滝山自然公園周辺( 車で移動&歩きの鳥見です。 ) 日 時 : 12月12日(日) 午前9時から正午前まで 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、防寒着など。お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所 高速バス乗り場前 午前 8:30 または 矢掛町立小田小学校グランド南側の道路わき 午前 9:00 ( 2 ) 年の初めの探鳥会 ( 雨天中止 ) 新しい年が始まりました。この時期干拓地はいつもより静かです。 今年も新たな気持ちで鳥見を始めましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地( 車で移動しながらの鳥見です。 ) 日 時 : 1月2日(日) 午前 9時から正午前まで 持ち物 : 筆記具(ボールペンなど)、防寒着など。お持ちならば野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前午前 8:30 または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) 近くで開催される自然観察会案内 ◎ 日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故などの補償は限定されます。各自で十分にご注意ください。 ◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。 定例探鳥会 @ 後 楽 園 毎月第一日曜日 ☆ 日 時 : 12月5日(日)、1月2日(日)、2月6日(日)、 午前9時〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス「藤原団地行き」にて、後楽園前下車。(岡電バス TEL:086‐223‐7221) ☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 見どころ : 冬こそバードウォッチング、市街地の緑豊かで野鳥の多い公園です。 ☆ 担 当 : 大田(和) (TEL:086‐273‐8352 )、山根、大田(達)、北村 ほか。 ☆ そ の 他 : 予約不要、自由参加。雨天中止。 ☆ 入 園 料 : 大人(15歳〜65歳)400円、(65歳以上と15歳以下)140円は各自負担です。 定例探鳥会 A 後 楽 園 毎月第三火曜日 ☆ 日 時 : 12月21日(火)、1月18日(火)、 午前9時30分〜正午ごろ。 ☆ 担 当 : 小林(TEL:086-264-9753 )、大谷、中野、山根、結城 ほか。 ※ 集合場所、持ち物、交通、見どころなどは、上記定例探鳥会@と同じです。 準定例探鳥会 @ 阿 部 池 12月、 2月、4月、の第二日曜日 県内有数のカモの飛来地季節です。野鳥の楽園阿部池・児島湖を楽しみましょう。 ☆ 日 時 : 12月12日(日) 午前9時〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 岡山市南区浦安町 岡南飛行場 多目的広場前バス停駐車場。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス「岡南飛行場行き」にて、終点下車。 岡山駅5番 8:15発 天満屋3番 8:22発 飛行場 8:50着(日曜運行表) ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 北村 (TEL:086-284-4191 )、山根、粟井ほか。 ☆ その他 : 雨天中止。 ※次回探鳥会は2月13日(日)です。 準定例探鳥会 A 深 山 公 園 良い季節の第四日曜日 良い季節になりました。深山公園の探鳥会を開催します。水辺の野鳥、里山の野鳥を観察できます。 ☆ 日 時 : 12月26日(日)、1月23日(日) 午前9時〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 玉野市深山公園 自由広場イベントハウス ☆ 交 通 : 自家用車。 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 藤原(TEL:0863-31-7926 )、松原、小林、奥田ほか。 ☆ その他 : 雨天中止。 準定例探鳥会 B 龍ノ口グリーンシャワーの森 奇数月の第二日曜日 ボランティアの人々に管理された、里山の自然を残したグリーンシャワーの森です。 ☆ 日 時 : 1月9日(日)、3月13日(日)午前9時〜正午ごろまで。 ☆ 集 合 : 岡山市中区祇園 龍ノ口グリーンシャワーの森駐車場。 ☆ 交 通 : 自家用車 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、水筒など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 森本 (TEL:090-8067-2782、平日は18時以降にお願いします。)大田ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 笠岡湾干拓地 12月23日(木・祝) 23日木曜日の祝日に開催します。日本では猛暑の夏であったが、北国の猛禽類はどうだったのか? ☆ 日 時 : 12月23日(木・祝) 午前9時30分〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 笠岡市 笠岡湾干拓地 金崎橋西詰の駐車場に集合。 ☆ 交 通 : 自家用車 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。 ☆ 担 当 : 坂本(TEL:0865-62-2374)、津田ほか。 ☆ その他 : 自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 児島湖八浜地区 = 玉野市 = 1月16日(日) 児島湖にある県が設置した唯一の水辺の野鳥を対象とした野鳥観察小屋(児島湖ふれあい野鳥親水公園) がある地区です。 ☆ 日 時 : 1月16日(日) 午前9時30分〜正午ごろ。 ☆ 集 合 : 玉野市東七区 児島湖流域下水浄化センター隣接 自然環境体験公園駐車場。 ☆ 交 通 : 自家用車。 ☆ 持 ち 物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子。 ☆ 担 当 : 瀬戸(TEL:086-264-8068 )小林ほか。 ☆ そ の 他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 ◎ 日本野鳥の会広島県支部 秋の渡りも終わって、バードウォッチング・ウイークが冬のシーズン到来を告げています。 冬の使者達がお待ちかねです。さああなたも、鳥達に会いに出かけましょう。 @ 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円」(中学生以下無料)です。 A JRの記載時刻は10月現在です。ご利用の方は直前に運行時刻をご確認ください。 B 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ごみを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等の フィールド・マナーは守りましょう。 Cお問い合わせは、事務局(土、日曜日 午後2時〜6時開設)TEL 082-233-7304)か、各担当者までどうぞ。 ● 河 口 の 冬 鳥 ウ ォ ッ チ ン グ No.1746 松永湾探鳥会 12/5(日) 松永湾と、藤井川・本郷川河口に広がる水面に、 カモ類・サギ類・カモメ類など冬の水鳥達を探し ます。堤防沿いを歩き、じっくり観察しましょう。 ■ 9:00 JR松永駅南口に集合。車に分乗して 移動し、昼前に解散の予定。 担当:石井(0849-34-0803 ) 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕 行事報告 ◎2010年10月10日(日) 冬鳥たちとご対面 笠岡湾干拓地 天気 晴れ 時間 9:00〜12:15 気温 20.3〜25.0℃ 風速1〜3m/s 参加者11名 干拓地を集合場所から第6、第7駐車場→一号大橋→水と緑のふれあい広場→二号大橋→ 野鳥観察小屋の順序で廻りました。カモ類の飛来数は今年は昨年より多いようです。 雄はまだエクリプスのままでしたがコガモ、マガモは繁殖羽に変わっている個体もいました。 二号大橋西側の浅瀬でピンク色の細長い足の個体4羽が盛んに餌をついばみ、遊水池では アオアシシギの群れの中に赤い足の個体が2羽とまだ秋の渡りは続いているようです。 確認種はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、 オナガガモ、ハシビロガモ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ(♀1)、オオバン、ツルシギ(2羽)、 アオアシシギ(38羽)、イソシギ、セイタカシギ(4羽)、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エゾビタキ(1羽)、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、 ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの34種類。 ◎ 2010年11月14日(日) カモ類を観察しよう 笠岡湾干拓地 天気 曇り後晴れ 時間 9:00〜12:00 気温 13.9〜18.5℃ 風速3〜1m/s 参加者13名 始めは曇り空で雨が心配でしたが後半は陽も差してきました。いつものコースを廻りました。 カモ類以外では集合場所で照明灯上で休むセグロカモメ、第6駐車場でジョウビタキ♂、 2羽のタシギ、一号大橋で食事中のチョウゲンボウ♂、堆肥舎付近でパラモーターに驚いて 逃げるタゲリの群れ、ミヤマガラスの群れの中に1羽いたコクマルガラス、チョウゲンボウ♀、 二号大橋でアオアシシギ、アカアシシギ、チョウゲンボウ♀、遊水池でカンムリカイツブリなどが 観察できました。 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ(2羽)、カワウ、ダイサギ、コサギ、 アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、 ホシハジロ、キンクロハジロ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♂♀、バン、オオバン、 タゲリ(約80羽)、アカアシシギ(1羽)、アオアシシギ(9羽)、イソシギ、タシギ、セグロカモメ、 キジバト、(ドバト)、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ♂♀、 ツグミ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、コクマルガラス(黒色型1羽)、ミヤマガラス、 ハシボソガラス、ハシブトガラスの46種類。 書籍紹介 ◎ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑 絵・文 盛口 満 岩崎書店 1,470円(税込) 同じ種類でも形や色が違うウバメガシ、シラカシ、コナラ、ハナガガシ、アラカシ、クヌギ、 アベマキ、ミズナラ、マイバシイなど著者が集めたドングリがページいっぱいに描かれています。 ドングリの殻斗を描いた「ボウシ図鑑」5倍にアップした「ドングリ・クローズアップ」ドングリの 中身を描いた「ドングリの解剖」公園で拾った「公園のドングリ」「雑木林のドングリ」など ドングリだらけの一冊です。 〔 ISBN978-4-265-04362-0 〕 ◎スズメはなぜ人里が好きなのか 著者 大田 眞也 弦書房 1,995円(税込) スズメが減少していることに気を揉んでいる著者が、スズメを知ってもらうために「スズメの生活」 「スズメの仲間」「人はスズメをどう認識し、どう接してきたか」に分けて人と共に暮らしてきた スズメとの共生のありかたを考えるきっかけになればとの願いで書かれた10年前の「スズメ百態 面白帳」に続く著書。 〔 ISBN978-4-86329-048-8 〕 ◎タンチョウ いとこちたきさまなれど 著者 正富 宏之 北海道新聞社 1,995円(税込) 前著「タンチョウ そのすべて」から10年、本書は日本人とタンチョウのかかわりを古来の文献 よりひもとく「歴史の中で」と、タンチョウの観察を通してその生態に迫る「自然に生きる」からなる。 タンチョウがどのように描かれてきたか、掲載されている絵や図に写真も美しい。 末尾に掲載されている参考文献もタンチョウのことをもっと調べる参考になるだろう。 〔 ISBN978-4-89453-567-1 〕 ◎どんぐりハンドブック 著者 いわさ ゆうこ 監修 八田 洋章 文一総合出版 1,260円(税込) 日本産のどんぐり22種類をコナラ亜属、アカガシ亜属、マテバシイ属、シイ属、クリ属、ブナ属で 色分けして掲載。殻斗や葉の形状一覧で仲間分け、おおよその樹種を判別して見開き2ページ で解説している個々の種のドングリと殻斗の写真、葉の写真、花の写真などで確認する。 末尾にどんぐりで子供と遊ぶとして「食べる」「染める」「作る」「探す」が紹介されている。 〔 ISBN978-4-8299-1176-1 〕 ◎カモメ識別ハンドブック 改訂版 著者 氏原 巨雄・氏原 道昭 文一総合出版 1,470円(税込) 初版から10年振りの改訂版は、初版に比べてページ数が1.6倍増えている。見分け方として カモメ類基本7種成鳥検索図、そして日本で見られる30種をイラストで掲載。後半16ページを 使って「比べてわかるカモメ図鑑」として群れの写真から他の種と直接比較できるようにして 特徴が分かりやすくなるように工夫している。 〔 ISBN978-4-8299-1173-0 〕 ワイドKCモーニング 76 ◎とりぱん 10 著者 とりの なん子 講談社 620円(税込) 06年から春と秋に発行してきた本書もはや10巻目、表紙は本編と違ってとても可愛く描かれた ハシボソガラスとハシブトガラス。今巻も登場人物はオナガにネコ、ヒヨちゃんにコムクドリ、 ニホンカモシカにモズ、金魚にリス、イモムシハンドブックが出てきたりと豊富です。 自然豊かな所で暮らしている作者の家の近くにクマが出没したりとか、仕事は週3日で週4日は ネタ探しをしている作者の生態も分かります。 〔 ISBN978-4-06-337706-4 〕 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 次回会報は2月を予定しています。
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