第52号(2007.12)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報
                                   


   12月、2008年1月の行事のお知らせをいたします。
   いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で
   どなたでも参加できますので暖かい服装でお出で下さい。



( 1 ) 冬 鳥 を 楽 し も う            ( 雨天中止 )


冬は干拓地が一番にぎあう季節です。水辺で憩うカモ類にハクセキレイやタゲリの群れ、
獲物を狙う猛禽類、寒さに負けず冬鳥たちを観察しましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地( 車で移動しながらの鳥見です。 )
 日 時 : 12月23日(日) 午前9時から正午前まで
 持ち物 : 筆記具、お持ちならば双眼鏡、望遠鏡、野鳥図鑑。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30
      または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00




( 2 ) 年 の 初 め の 探 鳥 会           ( 雨天中止 )


年明け最初の探鳥会です。見慣れた鳥も今年は初めての出合いです。
新たな気持ちで鳥見を始めましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地( 車で移動しながらの鳥見です。 )
 日 時 : 2008年1月20日(日) 午前 9時から正午前まで
 持ち物 : 筆記具、防寒着など。お持ちならば双眼鏡、望遠鏡、野鳥図鑑。
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前午前8:30
      または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00



     お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281)


近くで開催される自然観察会案内

◎ 日本野鳥の会岡山県支部
◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。
◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。
◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。


 定例探鳥会 1             後 楽 園             毎月第一日曜日

☆ 日  時 : 2008年1月6日(日)、2月3日(日) 午前9時〜正午ごろ。
☆ 集   合 : 鶴見橋東詰付近に集合。
☆ 交   通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前下車。(岡電バス TEL: 086‐223‐7221)
☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、防寒具など。昼食不要。
☆ 見どころ : 冬季の後楽園は、多くの野鳥たちに出会える公園です。
☆ 担   当 : 大田(和) (TEL: 086‐273‐8352 )、山根、大田(達) ほか。
☆ その 他 : 予約不要、自由参加。入園料(大人350円)は各自負担です。雨天中止。


 定例探鳥会 2             後 楽 園             毎月第三火曜日

☆ 日 時 : 12月18日(火)、2008年1月15日(火) 午前9時30分〜正午ごろ
☆ 担 当 : 大谷(TEL: 086-271-7310 )、中野、山根、結城 ほか。
※ 集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会1と同じです。


 定例探鳥会              阿 部 池            隔週の第二日曜日

 カモの季節です。阿部池に出かけて見ましょう
☆ 日 時 : 12月9日(日)、2008年2月10日(日) 午前9時〜正午ごろ。
☆ 集 合 : 岡山市浦安 岡南飛行場前バス停横駐車場。
☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス 岡南飛行場行きにて終点下車
       岡山駅 7:25発 天満屋 7:32 飛行場 8:04着
☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、防寒具など。昼食不要。
☆ 担 当 : 小林 (TEL : 086-264-9753 )、藤原 ほか。
☆ その他 : 雨天中止。 次回、阿部池探鳥会は2月10日(日)になります。


 準定例探鳥会            深 山 公 園        良い季節の第四日曜日

  準定例探鳥会です。 良い季節に開催します。
☆ 日 時 : 12月23日(日)、2008年1月27日(日) 午前9時〜正午ごろ。
☆ 集 合 : 玉野市 深山公園 自由広場 イベントハウス付近。
        (注 : 赤松池駐車場から変更になりました。)
☆ 交 通 : 自家用車 
☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、水筒、帽子、防寒着など。昼食不要。
☆ 担 当 : 藤原 (TEL : 0863-31-7926 ) 松原ほか
☆ その他 : 雨天中止


 月例探鳥会             笠岡湾干拓地            12月16日(日)

  広大な干拓地、猛禽類を今年も見ることができるか。チュウヒ、チョウゲンボウ、ノスリなどを
探しに出かけてみましょう。
☆ 日 時 : 12月16日(日) 午前9時30分〜正午ごろまで。
☆ 集 合 : 笠岡市 笠岡湾干拓地 金崎橋西詰駐車場。
☆ 交 通 : 自家用車またはJR山陽本線利用。
       JR岡山駅5番線 8:19発 岩国行きにて笠岡下車 9:02 (運賃740円)
☆ 持ち物 : 昼食、水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、防寒具など。
☆ 担 当 : 坂本 (TEL : 0865-62-2374 )、津田ほか。
☆ その他 : 雨天中止。



◎ 日本野鳥の会広島県支部 
 秋の渡りも終わって、バードウォッチング・ウイークが冬のシーズン到来を告げています。
冬の使者がお待ちかねです。さあ、あなたも鳥たちに会いに出かけましょう。
@ 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。
A JRの記載時刻は8月現在です。ご利用の方は直前に運行時刻をご確認ください。
B 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等のフィールド
  マナーは守りましょう。
Cお問い合わせは事務局 (土、日 午後2時〜6時開設 電話 082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。


● 河口の冬鳥ウォッチング パート1
  N0.1535  松永湾探鳥会  12/16(日)


藤井川河口に広がる水面に、たくさんの水鳥達が
浮かんでいます。この冬はどんな顔ぶれでしょうか。
堤防沿いを歩きながらじっくり観察します。
■ 9:00 JR松永駅南口に集合。 車に分乗して
  松永湾の一帯を探鳥し、昼前には解散の予定。
    担当 : 石井 (TEL 0849-34-0803)



〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕



行事報告

2007年10月14日(日) 冬鳥たちとご対面  笠岡湾干拓地  9:00〜12:00
                          天気 曇り  気温 16〜20℃  風速 0〜3m/s
やっと秋らしい気候になった干拓地をあちこちでモズの高鳴きを聞きながら廻りました。
確認種はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、
ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、バン、アカアシシギ、
アオアシシギ、イソシギ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、
モズ、セッカ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの32種類。

2007年11月4日(日) カモを見よう  笠岡湾干拓地  9:00〜11:50
                       天気  曇り後晴れ  気温 12〜18℃ 風速 1〜2m/s
少し肌寒くても、日が差せば暖かい鳥見日和の干拓地を巡りました。集合場所で
オナガガモの着水シーンから、ダイサギ、コサギやジョウビタキどうしの追いかけっこ。
相変わらずのモズの高鳴き、今期初認のオオジュリンやカンムリカイツブリ、カモ類は
まだ500羽程度でしたが、晩秋の鳥との出合いを楽しみました。
確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、
アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、
ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、キジ、オオバン、イソシギ、キジバト、
(ドバト)、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、
セッカ、ホオジロ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの37種類。



書籍紹介

フィールドガイド日本の野鳥  増補改訂版
                  高野 伸二 著  日本野鳥の会  3,570円(税込)
図版野鳥図鑑の定番が分類や名前、生息状況や分布、解説や図版の一部を加筆修正、
38種を追加掲載して増補改訂版として発行されました。ネット通販されている方なら書籍を
ラミネートフィルムでカバーするbk1のフィルムコートサービス(+120円)の利用をお勧めします。
                                     〔 ISBN978-4-931150-41-6 〕


ふしぎな鳥の巣        文・絵 鈴木 まもる  偕成社  1,470円(税込)
キムネコウヨウジャクやシャカイハタオリなど変わった形の巣や大きな巣などほとんど日本では
見ることが出来ない巣が、カラーで巣の材料から構造、作り方まで野鳥が作る不思議な巣を
20種類紹介しています。                       〔 ISBN978-4-03-437370-5 〕


鳥の巣ものがたり     鈴木 まもる文・絵   偕成社  1,470円(税込)
小さな命が生まれ育ち巣立っていく鳥の巣、いろいろな鳥がそれぞれの環境に合わせて懸命
に巣を作り、子育てをしています。13種類の巣を見開きカラー絵で紹介、巣だけでなく広々とした
草原や里山などの周りの環境まで描かれていて見ていると心が和みます。   
                                      〔 ISBN978-4-03-437380-4 〕


バサラ山スケッチ通信
世界の鳥の巣をもとめて   
              鈴木 まもる作     小峰書店  1,680円(税込)
鳥の巣に魅せられた筆者が、日本だけでなく世界の鳥の巣を求めてめぐる物語。世界有数の
鳥の巣と卵が集められたロスアンゼルにある鳥の研究施設を始め、マレーシア、タイ、南アフリカ
と鳥の巣を求めて世界中を訪ねています。口絵15ページはカラー。文中はモノクロの挿絵多数あり、
どんな人に会い、どんな巣を見たかがよく分かります。
                                      〔 ISBN978-4-338-21603-6 〕


フクロウ
   その生態と行動の神秘を解き明かす
     編集 BIRDER編集部 執筆 石川 勉ほか  文一総合出版  1,680円(税込)
古来から人々に親しまれてきたフクロウの生態と行動をを豊富な写真を使って解説。
日本で記録のある12種類のフクロウを紹介していて、フクロウ・トラフズク・コミミズク・
オオコノハズク・アオバズクは原寸大で描かれた図が掲載されています。
                          〔 ISBN978-4-8299-1011-5 〕


古里再発見・1
岡山でみた野鳥  中塚通孝写真集 
             写真 中塚 通孝  吉備人出版  3,150円(税込)
写暦57年、津山市在住の著者が岡山県内で写した撮影した野鳥67種類の写真集。
それぞれの写真にタイトルと種類、撮影場所・撮影年月が記載されていますので
どのような状況で撮影されたか想像してみましょう。
                                 〔 ISBN978-4-86069-186-8 〕


原寸大
庭で楽しむ野鳥の本      大橋 弘一 +  Naturally著
                         山と溪谷社  1,890円(税込)
都会の住宅街でも数多くの野鳥が生息していてそれに気づかない人が多いということで、
庭のバードウォッチングのすすめようと原寸大で庭に来る鳥58種類の紹介と、野鳥が来る
庭づくり、家の近くで見られる水辺の鳥18種類を紹介しています。
                                〔 ISBN978-4-635-59619-0 〕




☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、
  事務局までお知らせください。

☆ このところ会報の発送が遅れていることをお詫び
  します。 次号は2008年2月の初めの予定です。