第49号(2007.04) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
4月から6月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で どなたでも参加できますのでお気軽にお出で下さい。 ( 1 ) 春を感じて野山を歩こう ( 雨天中止 ) 草木の花々咲き乱れる里山をのんびりと歩きましょう。ウグイスのさえずりや子育て中のケリの つがいの鋭い鳴き声、アオゲラのドラミングなど目を閉じていても春の訪れは感じられます。 場 所 : かさおか古代の丘スポーツ公園周辺( 歩きながらの鳥見です。 ) 日 時 : 4月15日(日) 午前8時30分から正午前まで 持ち物 : 筆記具、帽子、飲み物など。お持ちならば双眼鏡、野鳥図鑑 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:00 または かさおか古代の丘スポーツ公園駐車場 午前 8:30 ( 2 ) 小 田 川 沿 い の 探 鳥 会 ( 雨天中止 ) 井原市の桜橋より山野町の猿鳴峡まで小田川沿いを野鳥を探しながらさかのぼります。サギ類に チドリ類、昨年は珍しい野鳥にも出会えましたが、本命のはオオルリも楽しみたいですね。 場 所 : 井原市~福山市山野町(山野町までは車で、猿鳴峡では歩いての鳥見になります。) 日 時 : 5月6日(日) 午前8時30分から午後1時過頃まで 持ち物 : 筆記具、帽子、弁当、飲み物など。お持ちならば双眼鏡、野鳥図鑑 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前8:00 または井原市民会館東側道路脇午前8:30 ( 3 ) 海 岸 沿 い の 探 鳥 会 ( 雨天中止 ) 海岸沿いを野鳥を探して廻ります。山ではホトトキス、よし原ではオオヨシキリがさえずり、防波堤に ウミネコ、アオサギやダイサギも魚を狙ってたたずんでいることでしょう。 場 所 : 笠岡市神島、大島の海岸沿い( 車で移動しながらの鳥見です。 ) 日 時 : 6月3日(日) 午前 8:30から正午前まで 持ち物 : 筆記具、帽子、飲み物など。お持ちならば双眼鏡、野鳥図鑑 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前午前8:00 または笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 8:30 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865-66-2281) 近くで開催される自然観察会案内 ◎ 日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。 ◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。 定例探鳥会 1 後 楽 園 毎月第一日曜日 ☆ 日 時 : 4月1日(日)、5月6日(日) 午前9時~正午ごろ。 ☆ 集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前下車。(岡電バス TEL: 086‐223‐7221) ☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 見どころ : 花の季節、新緑の季節で、野鳥たちは繁殖の季節です。探鳥には最もよい季節です。 ☆ 担 当 : 大田(和) (TEL: 086‐273‐8352 )、山根、大田(達) ほか。 ☆ その 他 : 予約不要、自由参加。入園料(大人350円)各自負担、雨天中止。 定例探鳥会 2 後 楽 園 毎月第三火曜日 ☆ 日 時 : 4月17日(火)、5月15日(火) 午前9時30分~正午ごろ。 ☆ 担 当 : 大谷(TEL: 086-271-7310 )、中野、山根、結城 ほか ※ 集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会1と同じです。 準定例探鳥会 深 山 公 園 良い季節の第四日曜日 今まで、きまま探鳥会として開催してきましたが、皆さまの参加も多く、今年から準定例探鳥会 として支部報に掲載し広くお知らせすることにいたしました。さらに多くの皆さんの参加を期待いた します。 ☆ 日 時 : 4月22日(日) 午前9時~正午ごろ ☆ 集 合 : 玉野市 深山公園 自由広場 イベントハウス付近 ☆ 交 通 : 自家用車 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具、帽子など。 ☆ 担 当 : 藤原(TEL: 0863-31-7926 )、奥田、松原 ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 福山市・松永湾 4月29日(日・祝) 岡山県内で、この季節に渡りをするシギやチドリ類を見る場所が少なくなってしまいました。少し 遠出ですが瀬戸内海で数少なく残っている干潟、松永湾でシギ・チドリの観察を楽しみませんか。 多数のご参加をお待ちしています。集合は干潮時間の関係上、下記の時刻となりますのでご注意 ください。 ☆ 日 時 : 4月29日(日・祝) 午後12時30分~15時30分ごろまで ☆ 集 合 : 広島県 福山市 柳津町 イズミゆめタウン松永店駐車場 ☆ 交 通 : 自家用車では、1) 山陽自動車道 福山西インターを降り、JR松永駅前から南へ約4分 2) 国道2号線:宮前町交差点左折、日本はきもの博物館前左折、JR松永駅前から南へ約4分 3) JR西日本: 岡山駅 10:41発 → 松永駅 11:45着(約1時間) 運賃1,100円 ※電車利用の方は送迎の都合がありますので事前(二日前)に必ずお知らせください。 ☆ 持ち物 : 水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など ☆ 担 当 : 森末 (TEL : 086-485-2239 )、中務 ほか ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止 ◎ 日本野鳥の会広島県支部 ① 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。 ② JRの記載時刻は12月現在です。ご利用の方は直前に運行時刻をご確認ください。 ③ 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等のフィールド マナーは守りましょう。 ④お問い合わせは事務局 (土、日 午後2時~6時開設 電話 082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。 ● 春のシギチ・ウォッチング パート1 N0.1496 松永湾探鳥会 4/29(日) 「干潟を守る日2007協賛探鳥会」です。藤井川に 広がる干潟に集まっている、多くのシギ・チドリや 水鳥達を、皆さんでじっくり観察しましょう。 ■ 9:00 JR松永駅南のロータリーに集合。 車に分乗して松永湾一帯を探鳥し、12時頃 には解散の予定。 担当 : 石井 (TEL 0849-34-0803 ) ● 里山に夏鳥を訪ねて N0.1499 久井宇根山探鳥会 5/6(日) 初夏を迎えた三原市久井から、車で移動しながらいろ いろな場所を探鳥くます。 昨年は、まず、駐車場で サギ山観察。 その後田んぼや溜池を回り、最後は 宇根山の岩海を訪問しました。 ■ 9:00 三原市くい文化センター駐車場集合。 付近を探鳥し、昼前には解散予定 担当 : 三好 (TEL 0848-64-6503 ) 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕 行事報告 ◎ 2007年2月17日(土) 冬鳥を楽しもう 天気 曇り後雨 9:00~10:50 気温 4.9~4.7℃ 風速 2~3m/s 参加者6名 始まった時には雨は降っていなかったものの、その後雨になり駆け足で干拓地内を巡りました。 カワウ、タゲリ、ツクシガモとピンポイントの観察になり少し残念でした。確認種はカイツブリ、 ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、 オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、 トビ、バン、オオバン、タゲリ、アオアシシギ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、 モズ、ジョウビタキ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、 ハシブトガラスの37種類。 ◎ 2007年3月11日(日) もうすぐ冬鳥たちともお別れ 笠岡湾干拓地 天気 晴れ一時霰 9:00~11:50 気温 6.4~8.7℃ 風速 4~5m/s 参加者3名 風が強くて途中あられも降り、前回より気温は高いのに思いの外寒い探鳥会になりました。 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、コサギ、アオサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、 コガモ、トモエガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、 キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ♂♀、トビ、ノスリ、チュウヒ♂、チョウゲンボウ、 キジ、バン、オオバン、タゲリ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、 タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、メジロ、オオジュリン、アトリ、カワラヒワ、スズメ、 ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラスの43種類。 ※鳥合わせをして解散した後の帰り道でコクマルガラス(暗色型)を2羽、ジョウビタキ♂♀と ダイサギを確認しました。 書籍紹介 北国からの動物記 ◎ ハクチョウ 文・写真 竹田津 実 アリス館 1,470円(税込) 冬の間、日本で過ごす、オオハクチョウ、コハクチョウの渡り始めから旅立ちまでの日常 の姿を愛情あふれる文面と写真でつづった動物紀。水浴びは早朝の一番寒いときに 集中するとか、集団で暮らしているハクチョウも実は夫婦、家族単位で行動しているなど、 日々観察していないと分からないハクチョウの生活が紹介されています。 〔 ISBN978-4-7520-0363-2 〕 寺子屋新書023 ◎ カラスの常識 著者 柴田 佳秀 子どもの未来社 880円(税込) クマが生息している山辺で暮らすのにクマの知識が必要なように、ハシブトガラスが 多く暮らす都会ではカラスに対する知識が必要です。カラスとうまく付き合うために、 カラスの習性知りましょう。カラスが怖いと思われた方に一読をお薦めします。 〔 ISBN978-4-901330-73-2 〕 めくってびっくり短歌絵本4 ◎ ぺったんぺったん白鳥がくる 動物の短歌 穂村 弘・編 青山 明弘・絵 岩崎書店 1,470円(税込) イチョウ、馬、クロネコとペリカン、犬、ツバメ、雪だるま、イカなど動物の短歌を14首収録。 歌人は与謝野晶子、斎藤茂吉、北原白秋など。見開き3ページにわたり描かれた絵がかわいい。 〔 ISBN978-4-265-05264-6 〕 ◎ 巣箱 森のいのちを育てる 著者 国松 俊英 くもん出版 1,365円(税込) 山では樹洞がある大木が切られ、寺や神社でも樹洞は木をいためるとしてふさいでいます。 そのことでフクロウやムササビなどのねぐらや営巣場所がなくなってきています。巣箱は そんな生きものたちの命をはぐくむ大切な場所を提供するものです。この本は日本各地の 森に巣箱がどのようにかけられ、どのように使われているかを記録したものです。 〔 ISBN978 4-7743-1216-3 〕 ちしきのぽけっと ◎ 鳥のくちばし図鑑 たべる・はこぶ・つくる 文 国松 俊英 絵 水谷 高英 岩崎書店1,470円(税込) 食べる、巣材を運ぶ、巣を作るなど、鳥はすべてくちばしを使って行っています。長い、短い、 大きく曲がっているものと、食べるものによってさまざまな形に進化した鳥のくちばしには 興味がつきません。表・裏の見返しに12種の原寸大くちばしの長さくらべあり大きさの比較に 役立ちます。 〔 ISBN978-4-265-04354-5 〕 平凡社新書365 ◎ なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか 著者 平田 剛士 平凡社 777円(税込) 魚類のイトウ、鳥類のコウノトリ、哺乳類のツキノワグマなど絶滅が心配されているもの、 野生種が絶滅したものをどうしてそうなったかを各地で取材して、動物との共存するため には何をしなければいけないのか、何をしてはいけないのかを問いかけ、提示しています。 〔 ISBN978-4-582-85365-0 〕 ◎ 昆虫の食草・食樹ハンドブック 著者/森上 信夫・林 将之 文一総合出版 1,260円(税込) 昆虫と植物を同時に知ることが出来ればと、それぞれに詳しい著者がお互いに意見をぶつけ 合いながら書かれた冊子。昆虫82種と植物68種を掲載していて、昆虫から食べている植物を 調べる使い方が基本ですが、植物の名前が分かっていれば植物さくひんから逆に植物を食べ ている昆虫の名前が調べられます。 〔 ISBN978-4-8299-0026-0 〕 知りたい!サイエンス ◎ やっぱりペンギンは飛んでいる!! ― 拝啓、ホントに「鳥」ですか?― 著者 いとう 良一 監修 佐藤 克文 技術評論社 1,659円(税込) 17種いるペンギンの見分け方から体の不思議、ペンギンの一生、潜水のなぞなど、空を 捨てて海で暮らすことを選んだかわいいだけではない、魅力的な生物としてのペンギンを 広く知ってもらうために書かれた本です。 〔 ISBN978-4-7741-3064-4 〕 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 次号は2007年7月の初めの予定です。
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