第47号(2006.12) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
12月から2007年1月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で どなたでも参加できますので寒くない服装でお出で下さい。 ( 1 ) 山 野 の 鳥 を 見 に 行 こ う ( 雨天中止 ) 星田池は取水塔修繕工事中で水位が少なく、オシドリは期待薄ですが、 昨冬は少なかった小鳥の冬鳥を探して滝山自然公園を歩こうと思います。 場 所 : 矢掛町、美星町( 車で移動&歩きながらの鳥見です。 ) 日 時 : 12月10日(日) 午前9時から正午前まで 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具など 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30 または 矢掛町立小田小学校グランド南側の道路わき 午前 9:00 ( 2 ) 冬 鳥 た ち が 勢 ぞ ろ い ( 雨天中止 ) 寒さも厳しくなり干拓地では今年も沢山の冬鳥たちが過ごしています。 冬の干拓地の住人タゲリやハクセキレイの群れ、水辺のカモたち、 餌を求め飛翔する猛禽と冬の干拓地はにぎやかです。 場 所 : 笠岡湾干拓地( 車で移動しながらの鳥見です。 ) 日 時 : 2007年1月14日(日) 午前9時から正午前まで 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具など 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前午前8:30 または 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865-66-2281) 近くで開催される自然観察会案内 ◎ 日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。 ◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。 定例探鳥会 ① 後 楽 園 毎月第一日曜日 ☆ 日 時 : 1月7日(日)、 2月4日(日) 午前9時~正午ごろ。 ☆ 集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前下車。(岡電バス TEL: 086‐223‐7221) ☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 見どころ : 冬季の後楽園は、イカルやジョウビタキなど多くの野鳥と出会えます。 ☆ 担 当 : 大田(和) (TEL: 086‐273‐8352 )、山根、遠藤、大田(達) ほか。 ☆ その 他 : 予約不要、自由参加。入園料(大人350円)は各自負担です。雨天中止。 ☆ 来年の野鳥カレンダーの販売も予定しています。 定例探鳥会 ② 後 楽 園 毎月第三火曜日 ☆ 日 時 : 12月19日(火)、1月16日(火) 午前9時30分~正午ごろ。 ☆ 担 当 : 大谷(TEL: 086-271-7310 )、中野、遠藤 ほか ※ 集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会1と同じです。 定例探鳥会 阿 部 池 隔月の第二日曜日 カモの季節です。今年も多くのカモたちが集まっています。まず阿部池ののカモを観察しませんか。 ☆ 日 時 : 12月10日(日) 午前9時~正午ごろ ☆ 集 合 : 岡南飛行場駐車場(岡山市浦安南町) ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス 岡南飛行場行きにて終点下車 岡山駅8:15発 天満屋8:22 飛行場8:50着 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 担 当 : 小林 (TEL : 086-264-9753 )、藤原、遠藤 ほか 月例探鳥会 笠岡湾干拓地 12月17日(日) 広大な干拓地、冬季には日本でも有数な猛禽類が集結する笠岡湾干拓地です。チュウヒ、 ハイイロチュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウなど是非見てみたい野鳥です。カモ類などの水鳥も 観察ししやすい場所です。 ☆ 日 時 : 12月17日(日) 午前9時30分~正午ごろ ☆ 集 合 : 笠岡市 笠岡湾干拓地 金崎橋西詰め駐車場 (太陽の広場第1駐車場) ☆ 交 通 : 自家用車またはJR山陽本線利用 JR岡山駅5番線 8:19発 岩国行きにて笠岡駅下車 9:02 (運賃740円) 自家用車送迎あり ☆ 持ち物 : 昼食、水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具、帽子、など ☆ 担 当 : 坂本 (TEL : 0865-62-2374 )、津田 ほか ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 月例探鳥会 吉備中山 1月21日(日) 冬の里山 吉備中山を探鳥します。イカル、シメ、キクイタダキ、ミヤマホオジロ、カシラダカなど 冬の小鳥を探しに出かけてみませんか。 ☆ 日 時 : 1月21日(日) 午前9時~正午ごろ ☆ 集 合 : 岡山市 吉備津 吉備津神社 駐車場 ☆ 交 通 : 自家用車またはJR吉備線利用 JR岡山駅 8:32発(17番線ホーム) 吉備津駅 8:49着 徒歩10分 ☆ 持ち物 : 昼食、水筒、双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具、帽子、など ☆ 担 当 : 香西 (TEL : 086-293-5374 )、上西 ほか ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止 ◎ 日本野鳥の会広島県支部 ① 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。 ② 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等のフィールド マナーは守りましょう。 ③ お問い合わせは事務局 (土、日曜日の午後2時~6時開設 電話082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。 ● 河口の冬鳥ウォッチング パート1 N0.1469 松永湾探鳥会 12/17(日) 藤井川の河口に広がる水面に、多くのカモやその他 の水鳥達が浮いています。 この冬の飛来者はどん な顔ぶれか、じっくり観察を楽しみましょう。 ■ 9:00 JR山陽本線・松永駅南ロータリーに集合。 車に分乗し、松永湾一帯を探鳥し、昼頃には解散 の予定。 担当 : 石井 (TEL 0849-34-0803 ) ● 帝釈峡で野鳥を探そう ! N0.1472 帝釈峡探鳥会 1/7(日) 休暇村「帝釈峡」のご協力を得て、冬の県北での探鳥 会を開催します。休暇村をベースに周辺の林の冬鳥を 探しましょう。丁度連休にあたりますので、ゆっくり 一泊しての探鳥会はいかがでしょうか? 前日夜・当日早朝の特別企画も考えています。もちろん 当日のみの参加でも構いません。 ■ 9:00 休暇村駐車場集合。 12:30 解散予定 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕 行事報告 ◎ 2006年10月29日(日) 冬鳥は来てるかな 笠岡湾干拓地 天気 曇り後晴れ 9:00~11:50 気温 17~22℃ 風速 1 m/s 参加者5名 モズが盛んに高鳴きする秋空の下、干拓地を廻りました。ジョウビタキがよく鳴いていて、 オオジュリンの姿も見え、遊水池ではカモ類はまだ少ないものの珍しくオシドリが6羽水辺 で休息していました。 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オシドリ、マガモ、 カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、 トビ、チョウゲンボウ♀、キジ、オオバン、アオアシシギ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ノビタキ、ホオジロ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、 ハシボソガラス、ハシブトガラスの36種類。 ◎ 2006年11月26日(日) カモ類を観察しよう 笠岡湾干拓地 天気 曇り時々小雨 9:00~11:40 気温 13~14℃ 風速 2~3m/s 参加者3名 開始前にまたまた雨に降られ、小雨が降るごとに心配しましたが、なんとか野鳥観察小屋 まではもちました。遊水池のカモ類は1000羽程度で羽数はあまり増えていませんでしたが、 ホオジロガモ5羽を確認しました。 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、 マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、 キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ♂♀、ミコアイサ♂♀、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀、 バン、オオバン、タゲリ、アオアシシギ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、 ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、 ハシブトガラスの40種類。 書籍紹介 ◎ハヤブサ日記 日光自然博物館 編著 下野新聞社 1,260円(税込) 日本三大名瀑のひとつ、年間百万人以上が訪れる華厳滝のすぐ脇で繁殖するハヤブサの 様子を2005年3月から6月まで抱卵から巣立ちまで観察したもの。元は栃木県立日光自然 博物館のホームページに掲載された「ハヤブサ日記」で現在は「ハヤブサ成長記録2006」も 掲載されています。 〔 ISBN4-88286-306-5 〕 ネイチャー・ストーリーズ ◎雷鳥が語りかけるもの 中村 浩志 著 山と渓谷社 1,575円(税込) 高山の厳しい環境に生息している日本のライチョウ。その生い立ちから、生息数調査や 標識調査から分かってきたライチョウの生態、地球温暖化や野生動物の高山進出で 狭められている生息環境、ライチョウを絶滅させないための保護の必要性を問いかけ ています。 〔 ISBN4-635-23006-6 〕 ◎カラスはなぜ東京が好きなのか 松田 道生 著 水谷 高英 挿画 平凡社 1,890円(税込) 建物が立ち並ぶ都会を木々が生い茂る森林同様に生息するハシブトガラス、東京で暮らす ハシボソガラスの営巣から巣立ちまでを観察して、まだまだ謎の多いハシブトカラスの生態に 迫ります。 〔 ISBN4-582-52731-0 〕 バサラ山スケッチ通信 ◎ぼくの鳥の巣探検 作 鈴木 まもる 小峰書店 1,680円(税込) バサラ山とは作者の住む伊豆半島にある婆娑羅山のことです。鳥の巣との出会い、 巣の不思議に始まり、鳥の巣のことがスケッチ画とともに語られています。カバー 表紙のサンコウチョウの巣から口絵11ページにわたり19種類の巣がカラーで描かれ、 本文にも随所に絵が挿入してあり文面の理解を助けてくれています。 〔 ISBN4-338-21602-6 〕 ◎ツキノワグマ 宮崎 学 著 偕成社 1,470円(税込) 最近テレビでもよくクマに襲われるニュースが流れます。熊は臆病で人の気配が すると逃げていくと思っていましたが、どうやら騒音や人間を怖がらないツキノワ グマが増えているようです。里山が荒れて昔のように野生動物の境界線としての 機能しなくなったこともありますが、クマが生活している環境に人が入り込んでいる 状況ではもっとクマの生態を知っておかなければクマとの共生は難しいと感じました。 〔 ISBN4-03-745120-4 〕 ◎東京湾にガンがいた頃 ――鳥・ひと・干潟 どこへ―― 塚本 洋三 著 文一総合出版 1,890円(税込) 1960年代はじめまで東京湾で越冬していたガン、まだ豊かな自然環境が残っていた 古き良き時代のバードウォッチングを、鳥見スタイル、識別ひとすじ、鳥たちとの出会い に分けて著者と鳥たちとの関わりを描いて、自然環境の大切さ、人間が自然と共存 できることを願って書かれた本です。 〔 ISBN4-8299-0023-7 〕 ◎野鳥と木の実ハンドブック 叶内 拓哉 写真・文 文一総合出版 1,260円(税込) 野鳥が採食する木の実を、赤色の木の実、黒い色の木の実、紫色・黄色の木の実、 茶色・白色の木の実、に分けて約80種類を掲載しています。木の実の写真、樹高、 大きさや色の変化採食する野鳥の種類が掲載されていて野鳥を観察する際どんな 実を食べているのかが分かる一冊。 〔 ISBN4-8299-0024-5 〕 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 次号は2007年2月の初めの予定です。
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