第45号(2006.7)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報

  7月から9月までの行事のお知らせをいたします。
  いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で
  どなたでも参加できますのでお友達を誘ってお出で下さい。
  


( 1 ) へんろ道どんな鳥にあえるかな その8       ( 雨天中止 )


じめじめしていた梅雨も明けて、ますます緑が濃くなってきました。
木々に葉が生い茂り野鳥を見つけ難い時期ですが巣立ち後の
幼鳥に出会える季節でもあります。
散歩がてらのんびりへんろ道を歩きましょう。

 場 所 : 笠岡市神島 ( 車で移動&歩きながらの鳥見です。 )
 日 時 : 7月23日(日) 午前8時30分から正午前まで
 持ち物 : 帽子、双眼鏡、図鑑、筆記用具、飲み物など
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:00 または
      笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 8:30 


8月はお休みします。



( 2 ) シ ギ ・ チ ド リ 類 を 見 よ う            ( 雨天中止 )


秋の渡りのシーズンです。笠岡は干潟が少なくシギ・チドリ類の飛来種も
多くはありませんがこの時期にしか会えない野鳥もいます。
しっかり観察しましょう。

 場 所 : 笠岡湾干拓地・神島( 車で移動しながらの鳥見です。 )
 日 時 : 9月17日(日) 午前8時30分から正午前まで
 持ち物 : 帽子、双眼鏡、図鑑、筆記用具、飲み物など
 参加費 : 無料
 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前午前8:00 または
      笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 8:30


    お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281)


近くで開催される自然観察会案内

◎ 日本野鳥の会岡山県支部
◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。
◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。
◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。


 定例探鳥会 1             後 楽 園             毎月第一日曜日

☆ 日  時 : 7月2日(日)、8月6日(日)、9月3日(日) 午前8時30分〜正午ごろ。(夏時間)
         10月1日(日) は午前9時〜正午ごろ。
☆ 集   合 : 鶴見橋東詰付近に集合。
☆ 交   通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前下車。(岡電バス TEL: 086‐223‐7221)
☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。
☆ 見どころ : アオバズクなどの夏鳥の季節です。ササゴイの美しい姿も見たいものと思います。
☆ 担   当 : 大田(和) (TEL: 086‐273‐8352 )、山根、遠藤、大田(達) ほか。
☆ その 他 : 予約不要、自由参加。入園料(大人350円)は各自負担です。雨天中止。



 定例探鳥会 2           後 楽 園             毎月第三火曜日

☆ 日 時 : 7月18日(火)、8月15日(火)、9月19日(火)午前9時〜正午ごろ。(夏時間)
☆ 担 当 : 大谷(TEL: 086-271-7310 )、中野、遠藤 ほか。
☆ 集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会@と同じです。



 月例探鳥会      吉備中央町・ブッポウソウを見る会     7月16日(日)

 今年は、高円宮妃 久子 殿下をお迎えして、午後より【ブッポウソウ保護ホーラム2006 in
吉備中央町「甦れ、プッポウソウ」】を開催しますので、午前中のみの探鳥となります。
午後からはフォーラム会場へ参加をお願い致します。
☆ 日 時 : 7月16日(日) 午前9時〜11時まで (午後の会場準備のため、早目に終わります。)
☆ 集 合 : 吉備中央町 道の駅 かもがわ円城駐車場集合
☆ 交 通 : 自家用車
☆ 持ち物 : 昼食、水筒、双眼鏡、筆記用具、帽子、など
☆ 担 当 : 中務 (TEL : 086-528-1968 )、奥田ほか。
☆ その他 : 小雨決行。


◎ 日本野鳥の会広島県支部 
 1. 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。
 2. 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等のフィールド
   マナーは守りましょう。
 3. お問い合わせは事務局 (土、日曜日の午後2時〜6時開設 電話082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。


● 世 羅 台 地 に 鳥 を 探 そ う
  N0.1446  世羅台地探鳥会  7/2(日) 

 この時期に見られる鳥は、その付近で繁殖している
ことが多いです。世羅台地を回って、そんな鳥たちの
姿をそっと観察しましょう。
■ 9:00 三次市役所・吉舎支所駐車場に集合。
 車に分乗して随時移動しつつ観察。昼頃に解散予定。

* 多くの野鳥たちが繁殖しています。
 観察に際しては十分注意して行動し、
 繁殖活動を妨げないよう、 ご協力
 をよろしくお願いいたします。
  担当 : 宇佐 (TEL 0848-64-4825 )






● 秋の渡りが始まるよ パート2!
  N0.1450  松永湾探鳥会  9/3(日) 

 県東部最大の干潟・松永湾にも、そろそろシギや
チドリの姿が見えているはずです。 暑くなる前に
しっかり観察しましょう。
 ■ 9:00 JR山陽本線・松永駅南ロータリー
   に集合。車に分乗し藤井川河口中心に松永湾
   一帯を探鳥。午前中に解散。
    担当 : 石井 (TEL 0849-34-0803 )

〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕



行事報告
◎ 2006年5月21日(日) 美しいさえずりを聴きに     8:30〜13:20  天気 晴れ  参加者8名
                          櫻橋(井原市) →天神峡 →猿鳴峡(福山市山野町)
 例年より集合時間を30分早めたことが幸いしたのか櫻橋ではノゴマ、猿鳴峡ではサンショウクイと
珍しい野鳥と出会うことができました。
確認種はカワウ、ゴイサギ、ササゴイ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、トビ、サシバ、
ノスリ、キジ、コチドリ、イカルチドリ、キジバト、ホトトギス、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、
セグロセキレイ、ハクセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ノゴマ、ウグイス、オオルリ、サンコウチョウ、
エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシボソガラスの36種類。

◎ 2006年6月18日(日) 鳥の歌声に耳を澄まして   8:30〜11:45  天気 曇り一時小雨後晴れ
            気温2 1〜24℃ 風速 1〜4m/s 笠岡湾干拓地・神島     参加者5名
 前半は小雨の中、干拓地を廻りヒバリ、オオヨシキリ、セッカなどのさえずりを楽しみ、雨が上がり
日が差してきた後半は神島の林道でウグイス、ホトトギスのさえずりとアオゲラの鳴き声と姿を堪能
しました。
確認種はダイサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、キジ、バン、コチドリ、キジバト、ホトトギス、アオゲラ、
コゲラ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、
オオヨシキリ、セッカ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
の28種類。


書籍紹介

   ワイドKCモーニング594
◎ とりぱん 1         著者 とりの なん子  講談社  620円(税込)
週刊漫画雑誌「モーニング」に連載された作品を単行本化したものの第1巻。
マンガではあまり取り上げられていなかった野鳥を題材として描いている。
主に4コママンガなのでどこから見ても面白く読めます。
秋頃発売予定の第2巻が楽しみです。       〔 ISBN4-06-337594-3 〕


◎ フクロウの大研究 知恵と学問の神といわれる鳥    
          文 国松 俊英  絵 関口 シュン PHP研究所  1,313円(税込)
東京の池袋駅にあるフクロウの石像の話から始まり日本のおもなフクロウ、
世界のユニークなフクロウ、フクロウの言い伝え、昔話、保護など、親しみの
ある顔つきで、古くから人々に愛されてきたフクロウの魅力と不思議を解き
明かす一冊。                     〔 ISBN4-569-68593-5 〕


    ノンフィクション科学の扉
◎ アホウドリに夢中    著者 長谷川 博  新日本出版社  1,575円(税込)
絶滅の危機から1,850羽を数えるまでに至ったアホウドリの30年にわたる保護
研究活動の記録。終章で人間によりひどい名前を付けられたアホウドリを
「オキノタユウと呼ぼう」と提案することに筆者のアホウドリへの思い入れが
感じられます。                        〔 ISBN4-406-03244-4 〕



野鳥の子育て         著者 谷口 秀子  今井出版  1,300円(税込)
ドイツで30年間暮らしてきた著者が夫の転勤で自然豊かな鳥取県の大山山麓に
暮らし始めて、家の周りに訪れたツバメやキセキレイの巣作り・子育ての様子を
観察したことを絵と写真を織り交ぜながら優しい眼差しで見つめた文で紹介して
います。                            〔 ISBN4-901951-20-3 〕


◎ 知ってるかな? カラスの生活     監修 今泉 忠明  絵 サンパール
          文 アラン・M・ベルジュロン ミシェル・カンタン/サンパール
                   訳 金谷 武洋  旺文社  1,575円(税込)
カナダで人気の「知ってるかな?」シリーズの一冊。カラスの食性からねぐら、
子育てまで描かれていて、ユーモラスに描かれたカラスがなんとも人間的に
みえてきます。                     〔 ISBN4-01-071901-X 〕


    ポケット図解
◎ 鳥の雑学がよ〜くわかる本  著者 柴田 佳秀  秀和システム  1,680円(税込)
「トビがくるりと輪を描くのはなぜ?」とか「イスカの嘴が食い違っているわけ」など鳥の
身体的機能、食生活、すみか、恋愛・結婚、飼育の各章別に分けて76の鳥の雑学を
紹介しています。                         〔 ISBN4-7980-1287-4 〕


◎ カモメ観察ノート           文・写真 永井 真人  編集 BIRDER編集部
                          文一総合出版  2,625円(税込)
日本で見られるカモメ類を2年かけてデジスコ(デジタルカメラとフィールドスコープを
組み合わせて拡大写真を撮ること)で撮影しただけあって掲載しているカモメの写真
の多さは特筆物。識別が難しいカモメ類の観察には役立ちそうです。
                                 〔 ISBN4-8299-0169-1 〕

    ソフトバンク新書 012
◎ スズメの少子化、カラスのいじめ  身近な鳥の不思議な世界
            著者 安西 英明  ソフトバンククリエイティブ  735円(税込)
初心者向けに書かれた読みやすい野鳥観察入門書。スズメ、カラス、ハトなど
身近で観察できる野鳥を例に野鳥の何気ない仕草、行動に目を向ける面白さ、
大切さを語りかけます。初心者でない方にも日頃の観察の大事さを再認識させ
られる一冊です。                     〔 ISBN 4-7973-3564-5 〕


◎ 原寸どうぶつ図鑑 もしあの動物が隣にいたら  
            著者 小宮輝之&飼育係の皆さん  宝島社  1,365円(税込)
上野動物園で飼育されている動物を40種類掲載している原寸写真図鑑。
大きな動物は特徴のある体の一部分が原寸表示されている。
鳥類ではオウサマペンギン、ハシビロコウ、ベニイロフラミンゴなど日本に
生息していない種もあるが珍しい白化したハシボソガラスも載っている。
日頃から動物に接している飼育係の飼育日誌が興味深い。 
                                〔 ISBN 4-7966-5268-X 〕


☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、
  事務局までお知らせください。

☆ WAVE/MP3レコーダ「EDIROL R-09」を購入し
  ました。重量わずか150gでステレオマイクを内蔵
  しているので、何処でも直ぐに録音できるのは便利
  なのですが、内臓のマイクは無指向性で野鳥の鳴き
  声の録音には少し力不足のようです。となると7月
  発売のパラポラ集音マイクロホン「リスン」が気に
  なります。ところが、これが録音機本体より重くて
  価格も高〜い…!!!

☆ 次号は2006年10月の初めの予定です。

     笠 岡 野 鳥 の 会
連絡先
 住所  714-0057 笠岡市金浦1625
     笠岡野鳥の会 事務局

 TEL&FAX:0865-66-2281
 E-mail:tsuda@tcnweb.ne.jp

ホームページアドレス
 http://tcnweb.ne.jp/~tsuda/
 名称:「ようこそ笠岡野鳥の会へ」

振込先
 郵便振替口座:01380-0- 16310
 加入者名 : 笠岡野鳥の会