第42号(2005.12) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
12月から2006年1月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用でどなたでも参加できますので 寒さに備えた暖かい服装でおいで下さい。 ( 1 ) オ シ ド リ を 探 し に ( 雨天中止 ) 今年も雄が綺麗なカモ類の中でも色彩豊かなオシドリを探しに美星町に出かけます。 オシドリの 他にもアオジやミヤマホオジロ、ルリビタキとの出会いにも期待しましょう。 場 所 : 井原市美星町 ( 車で移動&歩きながらの鳥見です。 ) 日 時 : 12月11日(日) 午前9時から昼前頃まで 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具など 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30 または、 矢掛町立小田小学校グランド南側の道路わき 午前 9:00 ( 2 ) 真 冬 の 干 拓 地 探 鳥 会 ( 雨天中止 ) 風が強く吹き一段と寒さが身にしみるそんな干拓地ですが、冬鳥たちにとっては食べ物の豊富な楽園で もあります。 ツグミ、タゲリが飛び交い、カモたちは水面、水中で盛んにえさをついばんでいます。 上空ではチョウゲンボウのホバリングしてい姿も見られるかもしれません。 場 所 : 笠岡湾干拓地( 車で移動しながらの鳥見です。 ) 日 時 : 2006年1月15日(日) 午前9時から昼前頃まで 持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒着など 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡市役所高速バス乗り場前 午前 8:30 または 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) 近くで開催される自然観察会案内 ◎ (財)日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。 ◆ バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。 定例探鳥会 @ 後 楽 園 毎月第一日曜日 ☆ 日 時 : 2006年1月 2日(月)、2月 5日(日) 午前9時〜正午頃。 注) 1月1日(日)の開催は変更して 1月2日(月)に行います。 ☆ 集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合。 ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前で下車。(岡電バス TEL: 086‐223‐7221) ☆ 持 ち 物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不要。 ☆ 見どころ : 秋の渡りの季節、ヒタキやムシクイの仲間など思わぬ小鳥たちに出会えるでしょう。 そして冬鳥との出会いが待っています。 ☆ 担 当 : 大田(和) (TEL: 086‐273‐8352 )、山根、遠藤、大田(達) ほか。 ☆ その 他 : 予約不要、自由参加。入園料(大人350円)は各自負担です。雨天中止。 定例探鳥会 A 後 楽 園 毎月第三火曜日 ☆ 日 時 : 12月20日(火)、2006年1月17日(火) 午前9時30分〜正午頃。。 ☆ 担 当 : 久保(TEL: 086-272-0014 )、大谷、中野、遠藤 ほか。 ☆ 集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会@と同じです。 定例探鳥会 3 阿 部 池 12月11日(日) カモたちに出会える季節になりました。 阿部池はカモをはじめ水辺の野鳥に出会うことができる最も 適した場所です。 都市近郊でこれだけ多数の野鳥が生息できる場所は、全国にも例がありません。 保護活動にも力を入れています。 ぜひ参加してください。 ☆ 日 時 : 12月11日(日) 午前 9時〜正午頃まで。 ☆ 集 合 : 岡南飛行場駐車場(岡山市浦安町) ☆ 交 通 : 岡山駅発 岡電バス 岡南飛行場行きにて 終点下車。(岡電バス086-223-7221) 日曜運行 : 岡山駅8:15発 天満屋8:22 飛行場8:50着 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、筆記用具、帽子など、昼食不要。 ☆ 担 当 : 遠藤(TEL : 086-264-7310 )、 小林 藤原 他。 ☆ その他 : 雨天中止。 月例探鳥会 笠岡湾干拓地 12月18日(日) 日本でも有数の冬期、猛禽類が終結する笠岡湾干拓地です。 岡山県支部としては他県の方々に先駆け ての探鳥会です。 チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、チョウゲンボウ・・・。 今年はどの様な 猛禽が姿を見せてくれるでしょう。 カモ類など水鳥も観察しやすい場所です。 ☆ 日 時 : 12月18日(日) 午前9時30分〜午後1時頃。 ☆ 集 合 : 笠岡市 笠岡湾干拓地 金崎大橋西詰め駐車場(太陽の広場第1駐車場)。 ☆ 交 通 : 自家用車またはJR山陽本線利用 JR岡山駅5番線 8:19発、徳山行きにて笠岡駅 9:02下車(運賃740円) 自家用車送迎あり。 ☆ 持ち物 : 双眼鏡、筆記用具、帽子、昼食、水筒、防寒具。 ☆ 担 当 : 坂本(TEL : 0865-62-2374 )、 津田、 ほか。 ☆ その他 : 予約不要、自由参加、雨天中止。 ◎ (財)日本野鳥の会広島県支部 @ 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。 A 自然に触れ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等のフィールド マナーは守りましょう。 B お問い合わせは事務局 (土、日曜日の午後2時〜6時開設 電話082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。 ● 河口の冬鳥ウォッチング パート1 N0.1413 松永湾探鳥会 12/18(日) 藤井川の河口に広がる水面に、多くのカモやその他の 水鳥が浮いています。 この冬の来訪者はどんな顔ぶれ でしょうか。 皆さんでじっくり観察しましょう。 ■ 9:00 JR松永駅南口ロータリーに集合。 車に分乗して松永湾一帯を探鳥。 昼前には解散の予定。 担当 : 石井 (TEL 0849-34-0803 ) 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕 行事報告 ◎ 2005年10月16日(日) 干拓地で旅鳥・冬鳥を探そう 9:00〜12:10 笠岡湾干拓地 天気 晴れ 気温 18〜23℃ 風速 1〜3m/s 参加者12名 干拓地では通年みられるアオアシシギは別にして旅鳥としてはノビタキしか観察ではませんでしたが、 今年は少ないと思っていた羽数もけっこうあちこちで見られて参加された方は満足されていたようでした。 確認種はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、 オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ(初認)、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ♀、バン、 アオアシシギ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、コシアカツバメ、セグロセキレイ、 ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブ トガラスの35種類。 ◎ 2005年11月13日(日) 色取り取りのカモたちを観察しよう 9:00〜12:00 笠岡湾干拓地 天気 晴れ後曇り 気温 10〜16℃ 風速 1m/s 参加者7名 飛来数はまだ少ないですがほぼ勢ぞろいしたカモたちを楽しみました。残念ながらミコアイサは見つけ られませんでしたが昨冬は観察できなかったツクシガモに1羽ですが会うことができました。(追加情報: この冬も昨冬同様ミコアイサがたくさん飛来しているようです。) 確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、 カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、 オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、 トビ、チュウヒ、チョウゲンボウ♂♀、タゲリ、ハマシギ、アオアシシギ、イソシギ、キジバト、カワセミ、 ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、 ハシボソガラス、ハシブトガラスの39種類。 書籍紹介 ◎クジャクの雄はなぜ美しい? 増補改訂版 長谷川 眞理子著 紀伊国屋書店 1,890円(税込) 「雌による選り好みで雄は美しくなる」と本書には記しています。 単に雌は子育てのために 地味な色合いをしていると思っていましたがなかなかそう単純なことでもないようです。 新しい研究成果を加えての13年振りの大幅改訂版。 〔 ISBN4-314-00994-2 〕 NHKブックス1038 ◎鳥たちの旅 渡り鳥の衛星追跡 樋口 広芳著 日本放送出版協会 1,218円(税込) なぜ鳥たちは何千、何万キロもの長い距離を毎年決まって移動するのだろうか。どこを どう通って目的地に着くのだろうか。など鳥の渡り関する謎を人工衛星を利用した渡り の追跡研究の成果から明らかにして減りつつある渡りの保全を考える。 〔 ISBN4-14-091038-0 〕 ◎土の中の小さな生き物ハンドブック 文・写真 皆越 ようせい 監修 渡辺 弘之 文一総合出版 1,470円(税込) 日ごろ馴染みの薄い土の中に暮らす小さな生き物、ミミズ、ダニ、クモ、ダンゴムシなど 85種類を紹介しています。ほとんどの写真が自然条件下で撮影されており生息状況なども 分かりミミズ7種類、ダニ5種類など色々な種類がいることに驚かされます。 〔 ISBN4-8299-2193-5 〕 福音館文庫 N-16 ◎箱船にのった鳥たち ある野鳥病院の物語 キット・チャブ 作・画 黒沢 優子 訳 福音館書店 735(税込) 1978年にカナダのオンタリオ州に通称「鳥の箱舟」と呼ばれる野鳥病院を開説した 夫妻がけがや病気で運びこまれた野鳥たちを治療し再び自然にも返すまでの記録。 2001年4月に刊行された同書の文庫版。 〔 ISBN4-8340-2127-0 〕 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 次号は2006年2月の初めの予定です。
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