第108号(2019.07) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
7月から9月までの行事のお知らせをいたします。いずれのバードウォッチングも 事前の申し込みは不用で、どなたでも参加できますので、お気軽にお出でください。 〔 図鑑、双眼鏡、望遠鏡の無料貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )幼鳥をさがそう ( 雨天中止 ) 梅雨明けまであと少し、この春生まれたヒナも大きく育って飛び回って いる事でしょう。幼鳥をさがして干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 7月14日(日) 午前8時30分より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前8:30
( 2 )水辺で鳥をさがそう ( 雨天中止 ) 秋のシギ・チドリ類の渡りのシーズンが始まりました。 種類・羽数ともあまり期待はできませんが、暑さに負けずに観察しましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 9月1日(日) 午前8時30分より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前8:30 ( 3 )タカの渡りを見てみよう ( 雨天中止 ) 井原市美星町の大倉龍王山頂上(標高513m)でタカの渡りを観察します。集合場所は 美星産直プラザ「星の郷青空市」の駐車場ですが、場所が分かる方は早めに行って 観察されていても結構です。 場 所 : 井原市星空公園(井原市美星町宇戸1165番地54) 日 時 : 9月22日(日) 午前8時50分より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 ※移動しないで上空を見ますので、椅子などを用意した方が良いかもしれません。 集 合 : 星の郷青空市駐車場 トイレ付近に午前8:30 車にて①に移動、 そこから②まで歩きます。 ①井原市星空公園駐車場(8台+α)まで6km(車で約9分)、 ②井原市星空公園まで600m(徒歩約8分) ※天体観測棟の前・横にも駐車場(10台)はありますが時期的に満車だと思われます。 井原市星空公園にはトイレ、自販機などはありません。すぐ近くの「ログカフェまいも」の 営業日は休業月(1月・2月・8月)以外の月の金・土曜日のみなので、午後も観察される方は、 あらかじめどこかで弁当を買ってくるか「星の郷青空市」(営業時間8:00〜17:00)で昼食を 購入するか、美星産直プラザの食事処で昼食を食べることになります。 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865-66-2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎冬鳥たちにさようなら 2019年3月31日(日) 参加者11名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30~11:45 天気 晴れ後曇り 気温 9℃~13℃ 風速 5~7m/s PM2.5~12→14→9→18μg/m3 (9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→干拓一号大橋→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→畑地→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種は、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ2羽、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、 コガモ、ホシハジロ30羽、ウミアイサ♂2♀4、カイツブリ10羽、(ドバト)、カワウ、 アオサギ、ダイサギ、オオバン1羽、コチドリ2羽、アオアシシギ7羽、イソシギ1羽、 セグロカモメ1羽、ミサゴ1羽、トビ、オオタカ1羽、ノスリ2羽、ハシボソガラス、 ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、メジロ(声)、ムクドリ、 シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ2羽、カワラヒワ、シメ、 ホオジロの38種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎春の野山を歩こう 2019年4月14日(日) 参加者7名 場所 かさおか古代の丘スポーツ公園周辺 時間 8:30~11:50 天気 曇り後雨 気温 12℃~14℃ 風速 1~3m/s PM2.5~14→17→33→16μg/m3 (9時・10時・11時・12時) 観察コース 集合場所→古長福寺裏山古墳群→尾坂川沿い→長迫川沿い→どんぐり球場→ ふれあい広場(鳥合わせ) 確認種は、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ケリ9羽、トビ、オオタカ幼鳥1羽、 コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、 ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、キビタキ(声)、ニュウナイスズメ2羽、 スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル4羽、ホオジロ、カシラダカ夏羽1羽、 アオジの31種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎小田川沿いの探鳥会 4月28日(日) 参加者16名+2名 場所 小田川沿い(井原市北山町~福山市山野町) 時間 8:30~13:00 天気 曇り 気温 11℃~15℃ 観察コース 集合場所→櫻橋→昭和橋西側河川敷→天神峡→福山市山野町山野道路脇→ 山野峡県立自然公園キャンプ場 駐車場⇔猿鳴橋⇔紅葉橋 確認種は、ヒドリガモ♂1♀1、マガモ♂1♀1、カルガモ1羽、カワウ3羽、ダイサギ2羽、 ハチクマ1羽、トビ、サシバ1羽、カワセミ1羽、ブッポウソウ1羽、コゲラ、アオゲラ(声)、 カケス(声)、ハシボソガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、 イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、エナガ、センダイムシクイ(声)、メジロ、 オオルリ7羽、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、 ホオジロの31種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎春の干拓地で鳥を見よう 5月12日(日) 参加者6名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30~11:20 天気 晴れ 気温 19℃~26℃ 風速 1~2m/s PM2.5~10→21→17μg/m3 (9時・10時・11時) 観察コース 集合場所→東側堤防→第4駐車場→東側堤防→第6駐車場→第7駐車場→干拓一号大橋→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種は、ヒドリガモ8羽、カルガモ、カイツブリ2羽、(ドバト)、カワウ16羽、アオサギ6羽、 ダイサギ4羽、コチドリ2羽、シロチドリ2羽、チュウシャクシギ12羽、キアシシギ8羽、 アオアシシギ6羽、イソシギ5羽、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、 ヒバリ、ツバメ、ウグイス(声)、エナガ(声)、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、 ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの27種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎オオヨシキリの姿をさがそう 2019年月6月9日(日) 参加者13名 場所 笠岡湾干拓地 時間 8:30~11:20 天気 晴れ 気温 21℃~25℃ 風速 2~4m/s PM2.5~14→13→17μg/m3 (9時・10時・11時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→干拓一号大橋→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はキジ(声)、マガモ5羽、カルガモ8羽、キンクロハジロ♂1羽、(ドバト)、 カワウ14羽、アオサギ3羽、ダイサギ1羽、ミサゴ1羽、トビ、コゲラ、モズ幼♂、 ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ウグイス(声)、オオヨシキリ、 セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ1羽の23種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 BOOKS ◎カラス博士と学生たちのどうぶつ研究奮闘記 農学部解剖学研究室の悲喜こもごも 著者 杉田 昭栄 緑書房 1,650円+税 栃木県のとある大学の農学部解剖学研究室での学生と教員、動物とがくりひろげる 大騒ぎの話です。23話からなりカラス、スズメ、ネズミ、カモ、ダチョウ、モグラ、 コウモリ、ブタ、カワウ、ウマなど様々な動物が登場します。 〔 ISBN978-4-89531-369-8 〕2019/03/13 ◎図解 巣箱のつくり方かけ方 著者 飯田 知彦 創森社 1,400円+税 第1章 巣箱の普及と利用する鳥の生態、第2章 小鳥用巣箱の材料と道具を用意、 第3章 小鳥用巣箱のつくり方とかけ方、第4章 万能意箱などのつくり方かけ方、 第5章 巣箱の観察と維持・管理、活用、に分けて巣箱をつくってかけるために 必要最小限必要なことをまとめています。 〔 ISBN978-4-88340-332-5 〕2019/04/09 ◎日本のかわいい鳥と花 写真 真木広造 パイ インターナショナル 1,600円+税 四季の美しい草や木の花と野鳥を組み合わせて、かわいらしく鳥を撮影しています。 「シマエナガ」や「コジュケイ」、海上の「アオバト」「カツオドリ」、冬は雪景色 など、花と組み合わせていない種もありますが、自然の美しさが感じられる135種類の 鳥が収録されています。 〔 ISBN978-4-7562-5192-3 〕2019/04/11 ◎よちよち もふもふ オシドリの赤ちゃん 著者 大橋弘一 講談社ビーシー 1,300円+税 オシドリのヒナを主役に巣立ちから独り立ちまでの成長を57枚収めた写真集です。 撮影場所は著者が暮らす札幌、6月なると巣立ちしたヒナを連れた母オシドリが現れ、 8月ぐらいには独り立ちするようです。オシドリ赤ちゃんのカワイイ姿に癒されます。 〔 ISBN978-4-06-513800-7 〕2019/04/12 BIRDER SPECIAL ◎日本の渡り鳥観察ガイド 著者 先崎 理之、梅垣 佑介、小田谷 嘉弥、先崎 啓究、 高木 慎介、西沢 文吾、原 星一 文一総合出版 2,800円+税 「夏鳥」「冬鳥」「旅鳥」などの渡り鳥の、渡りという現象をより深く理解し、渡り鳥に 出会うためのさまざまなノウハウを提供していて、渡りの不思議、渡りのルート、渡り鳥 探しのポイント集、渡り鳥探しの目の付けどころ、人気の渡り鳥出会い方ガイド、 おすすめ観察ポイントの6章からなっています。 〔 ISBN978-4-8299-7508-4 〕2019/04/22 中公新書 2539 ◎カラー版 虫や鳥が見ている世界 ―紫外線写真が明かす生存戦略 著者 浅間 茂 中央公論新社 1,000円+税 ヒトには見えない色彩である紫外線の世界が、鳥や虫たちなどの動物にどう見えているか、 植物が紫外線をどう利用しているかを、「虫や鳥が見る色の不思議」「求愛・給餌に役立 てる戦略」「捕食者から逃れる戦略」「虫・鳥を誘う戦略」「紫外線から身を守る戦略」 「紫外線写真から見える生存戦略」の各章で解説しています。 〔 ISBN978-4-12-102539-5 〕2019/04/22 世界をカエル 10代からの羅針盤 ◎鳥はなぜ鳴く?ホーホケキョの科学 著者 松田 道生 絵 中村 文 理論社 1,300円+税 たくさんいる鳥のなかから、ウグイスの「ホーホケキョ」というおなじみの声をとり上げて、 意味や効果、声の出し方、いつから鳴いていつ鳴きやむのか、地域によるちがいはなど、 さまざまな角度から科学的に見ることで、ウグイスの習性だけでなく、鳥という生き物の 生き方まで広く紹介しています。 〔 ISBN978-4-652-20308-8 〕2019/05/16 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、事務局 までお知らせください。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月の年5回発行 しています。次回会報は9月末に発行の予定です。 ☆ 笠岡野鳥の会は任意の市民団体で年会費・参加費とも 無料です。会報の郵送を希望される方には通信連絡費 として年600円を頂いています。 |
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