第104号(2018.10) | |
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報 | |
10月から11月までの行事のお知らせをいたします。 いずれのバードウォッチングも事前の申し込みは不用で、 どなたでも参加できますので、お気軽にお出でください。 〔 図鑑、双眼鏡、望遠鏡の無料貸出をしていますのでお申し出下さい。〕 ( 1 )冬鳥を探そう ( 雨天中止 ) 冬鳥が飛来し始める時期になりました。約半年ぶりの再会に なります。まだ残っている夏鳥や渡り途中の旅鳥、そして冬鳥を 探して干拓地を廻りましょう。 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 10月14日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 ( 2 )カモ類を見よう ( 雨天中止 ) カモ類は野鳥の中でも比較的大きくて初心者でも 観察しやすい種類です。水辺で憩う綺麗な繁殖羽に 変わったカモ類を楽しみましょう 場 所 : 笠岡湾干拓地、神島 (車で移動しながら時折停車しての鳥見です。) 日 時 : 11月11日(日) 午前9時より正午頃まで 持ち物 : 筆記具(ボールペン等)、帽子、飲み物など。 お持ちなら野鳥図鑑、双眼鏡、望遠鏡。 参加費 : 無料 集 合 : 笠岡湾干拓地 太陽の広場 第1駐車場 午前 9:00 お問い合わせ等は津田まで(TEL 0865−66−2281) ※雨天での中止の判断は集合場所で開始時に決めています。 (気象警報が発表されている場合は中止です。) フィールドノート ◎幼鳥を見つけよう 2018年7月15日(日) 参加者10名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30〜11:00 天気 晴れ 気温 30℃〜33℃ 風速 1〜2m/s PM2.5〜30→37→42μg/m3 (9時・10時・11時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→ 干拓一号大橋→水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→ 干拓二号大橋→神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種はキジ(声)、カルガモ2羽、カイツブリ1羽、キジバト、 (ドバト)、カワウ1羽、アオサギ4羽、ダイサギ4羽、コサギ1羽、 ホトトギス(声)、コチドリ(幼鳥3羽)、イソシギ1羽、ミサゴ(幼鳥)、 トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ(幼鳥8羽)、 コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、セッカ、オオヨシキリ(声)、 ムクドリ(幼鳥8羽)、スズメ、ハクセキレイ2羽、カワラヒワの26種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎水辺で鳥を探そう 2018年8月26日(日) 参加者12名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30〜11:40 天気 晴れ 気温 30℃〜33℃ 風速 1〜3m/s PM2.5〜5→13→13μg/m3 (9時・10時・11時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→ 神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種は、カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ12羽、キジバト、(ドバト)、 カワウ21羽、アオサギ8羽、ダイサギ18羽、コサギ2羽、アマツバメ1羽、 コチドリ1羽、アオアシシギ2羽、イソシギ2羽、トビ、ハシボソガラス、 ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、 スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの25種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 ◎渡り鳥を探そう 2018年9月16日(日) 参加者12名 場所 笠岡湾干拓地、神島 時間 8:30〜11:40 天気 晴れ 気温 26℃〜29℃ 風速 2〜4m/s PM2.5〜13→14→25μg/m3 (9時・10時・11時) 観察コース 集合場所→第4駐車場→第6駐車場→第7駐車場→ 水と緑のふれあい広場(トイレ休息)→干拓二号大橋→ 神島見崎海岸→野鳥観察小屋(鳥合わせ) 確認種は、カルガモ、カイツブリ、キジバト、(ドバト)、カワウ、 アオサギ、ダイサギ、コサギ、アオアシシギ8羽、イソシギ3羽、 ウミネコ1羽、ミサゴ3羽、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、 ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、 エナガ、メジロ(声)、セッカ、ムクドリ、イソヒヨドリ♀4羽、スズメ、 ハクセキレイ、カワラヒワ1羽の29種類。 〔 順序は日本鳥類目録改訂第7版掲載鳥類リストによる〕 BOOKS ◎うずらのじかん 1 著 マツダユカ 協力 上田恵介 実業之日本社 900円+税 R大学の鳥類研究室で孵卵器のテストで生まれたうずらの「うっずー」を、 ぢべたで暮らす研究員として大学教授や研究員たちとの研究生活を 描いたコミックです。事あるごとに「ゴキチョー」と鳴いたり、好物のミル ワームをねだったり、換羽期間は機嫌が悪いなどウズラの生態もなか なか興味深いです。 〔 ISBN978-4-408-41501-7 〕2018/07/13 ワイドKCモーニング ◎とりぱん 23 著者 とりのなん子 講談社 619円+税 表紙はキレンジャク&ヒレンジャク、23巻では秋から冬の日常を描いて います。「小さな大物」カワセミのパン取りや、餌台にやって来る小鳥を 狙うハイタカ、お馴染みのつぐみんと盛りだくさんです。カバーのそで部分 にある、とりぱんクッキングは「あっさりラタトゥイユ」 〔 ISBN978-4-06-511892-4 〕2018/07/23 幻冬舎新書510 ◎カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん 著者 松原始 幻冬舎 820円+税 舞鶴湾に浮かぶ無人島の冠島でミズナギドリの調査や、餓死したカラス を食べる話、和歌山県の海岸でウミガメにデータロガーを取り付ける、 屋久島でサルを追ったりと、カラス研究者(カラス屋)である著者の大学・ 大学院時代の調査やバイト体験などを記した愛と冒険の物語。 ちなみにカラスを食べる話は6ページのみです。 〔 ISBN978-4-344-98511-7 〕2018/07/30 岩波 科学ライブラリー 276 ◎「おしどり夫婦」ではない鳥たち 著者 濱尾章二 岩波書店 1,200円+税 鳥の繁殖に関わる生態を、オスとメスの関係を中心に、最新の研究から 紹介したもの。不倫や浮気、子殺し、雄雌の産み分けなど、一般にあまり 知られていない鳥たち生態を取り上げています。 この本は2016年4月から2018年3月まで、日本野鳥の会の会誌『野鳥』 に「鳥の繁殖生態学」として連載された内容を再構成したものです。 〔 ISBN978-4-00-029676-2 〕2018/08/24 トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ 監修者 川上和人 著者 川上和人、マツダユカ、三上かつら、川嶋隆義 西東社 1,200円+税 スズメ、ハト、カラス、ヒヨドリなど身近な野鳥の生態を「いつも見かける気になる あいつ」「食べることは、生きること」「鳥たちの恋愛事情」「育て!鳥の子」「けっこう すごい、鳥のからだ」「鳥にまつわるエトセトラ」の各章に分けて、分かりやすい キャッチフレーズに面白い4コマ漫画と詳しい解説で83編を紹介しています。 〔 ISBN978-4-7916-2783-7 〕2018/09/06 ◎鳴き声から調べる昆虫図鑑 おぼえておきたい75種 パソコン用CD付き 著者 高嶋 清明 文一総合出版 3,000円+税 身近な昆虫75種を取り上げ、鳴き声に特化して解説しています。分類は 「音の高さ」「鳴き方」「時間帯」「場所」に分かれていて探しやすくなって います。虫の鳴き声にまつわるさまざまなエピソードを写真つきで紹介。 パソコン用CDに75種、180以上の鳴き声のバリエーションが収録さていて 本を見ながら虫の鳴き声を学べます。 〔 ISBN978-4-8299-8812-1 〕2018/09/13 ☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、 事務局までお知らせください。 ☆ 会報は2月・4月・7月・10月・12月の年5回 発行しています。次回会報は12月初めに発行の 予定です。 ☆ 笠岡野鳥の会は任意の市民団体で年会費・参加費 とも無料ですが、会報の郵送を希望される方には 通信連絡費として年600円を頂いています。 |
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