第8号(1999. 2)
笠岡野鳥の会会報



 2月から3月までの行事のお知らせをします。

いずれの探鳥会も事前の申し込みは不要で会員外の参加も自由です。

寒いので暖かい服装で参加してください。

 

持ち物 :  持っていれば双眼鏡、図鑑、筆記用具など

  


(1) 木の枝にとまっているオシドリを見つけよう  探鳥会                 (小雨決行)


場 所 : 小田郡美星町

日 時 : 2月 7日 (日) 午前9:00より昼前まで

   参加費 :  200円 (高校生以下無料)

今年も星田池にオシドリがやってきています。天気が良ければ泳いだり飛んでいたりして

良くわかりますが、雨や雪の時には枝に止まっていてなかなか見つけずらいものです。

あなたも木の枝にとまっているオシドリをさがしてみませんか。

 

集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、矢掛町立小田小学校グランド南側道路わき午前9:00

 


(2) バードウォッチング ゆっくり見よう、カモの仲間たち     (雨天中止)


場 所 : 笠岡湾干拓地

日 時 : 2月28日 (日) 午前9:00より昼前まで

   参加費 :  無料 

 初心者向けの身近なカモを見るバードウォッチングです。

太陽の広場の西側の水辺で逆立ちして水草などを食べている様子や陸に上がって草を

食べる仕草などとてもかわいいですよ。お友達を誘って来てみてください。

 

集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00

 


(3) 寒いけどやっぱり見たい冬の鳥 探鳥会 パートU (小雨決行)


場 所 : 笠岡湾干拓地

    日 時 : 3月14日 (日) 午前9:00より昼前まで

    参加費 :  200円 (高校生以下無料)

カモの仲間をはじめ、ワシタカ類、ツグミ、タゲリ、ジョウビタキ、などの冬鳥も北の国へ帰る準備を

しています。春が来るまでもう少し、まだ寒いですが今が冬鳥をみるのにはいい時期です。

気のはやいツバメにも出会えるかもしれません。

 

集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00

 

    お問い合わせは( 0865−66−2281)津田まで

 


別の会の行事案内  (原則としてそのまま転記しています。興味のある方は参加してみてください。)

  

◎ (財)日本野鳥の会岡山県支部

 

◆探鳥会では参加費として100円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。

◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。

 


冬鳥を探しに       鬼 の 城           2月21日 (日)


                                             
☆日 時 :  2月21日 (日)  午前9時〜午後1時ごろ。

☆集 合 :  総社市鬼の城山登山口駐車場

☆持ち物 :  昼食、双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具など。

☆見どころ : 今年の冬鳥の飛来数は? 寒さに負けずに参加して

         ベニマシコ、イスカなどの冬鳥を探してみましょう。

         古代史の勉強も兼ねた探鳥会です。

         防寒にくれぐれもご注意を!

☆担当幹事 : 瀬戸(086-264-8068)、遠藤

☆その他 :  予約不要、雨天中止。

 


水辺の冬鳥達           百 間 川           3月14日(日)




☆日 時 : 3月14日(日) 午前9時〜午午ごろ。

☆集 合 : 百間川 さい川原橋 駐車場

☆問い合わせ : 丸山(086-473-0733)  

☆持ち物 : 昼食、双眼鏡、図鑑、筆記用具、防寒具など。

☆見どころ : 身近な水辺を上流部の竹田方面への川原を

          歩いて見ます。カワセミ、サギ類・カモ類の他、

          きっとツリスガラや猛禽類にも出会える探鳥会です。

☆担当幹事 : 妹尾(086-276-3373)

 

 


◎ (財)日本野鳥の会広島県支部

 

@ 探鳥会は原則として「雨天中止」、参加費200円(中学生以下無料)です。

A 自然にふれ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない

歩行中禁煙等のフィールド・マナーは守りましょう。 

    お問い合わせは各担当者までどうぞ。


 カモウォッチングをしましょう       

  NO.1051   松永湾探鳥会 2/21 (日)


早春の日ざしを浴びる河口の水面では、カモ達も

お相手
をさがして一生懸命です。そんな水鳥の

様子をみなさんで
じっくり観察してみましょう。 

  • 9:00 JR松永駅南口ロータリーに集合。
       車に分乗して松永湾一帯を探鳥。
  • 昼前には解散予定。
  •    担当 : 石井 (0849-34-0781)

     

     

    〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕

     


     行事報告

     

    〇 12月13日(日)     場所 笠岡湾干拓地       天気 晴れ         参加人数 11名

      朝方は少し寒かったのですがそのうちに風もやみバードウォッチングには最高の1日でした。
    カモ類、ワシタカ類などもほとんどが姿を見せてくれて、昨年の探鳥会ではなかなか会えなかった
    タゲリたちとも会えました。

     確認種はカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、
    カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
    スズガモ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、キジ、タゲリ、イソシギ、
    ユリカモメ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、
    ムクドリ、ハシボソガラスの38種類。

     

    〇 1月24日(日)     場所 笠岡湾干拓地     天気 雨のち晴れ       参加人数  9 名

     小雨の中で始めて終わった時にはお日様が出ていました。その分今日の探鳥会では近くでヨシガモが
    見えたり、葦の中のツリスガラ、オオジュリンなどがじっくり観察できたり、ハイイロチュウヒはオス、メスに
    会えたり帰る途中にはミサゴまで出迎えてくれて妙に得をした気分になりました。

     確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、
    カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、
    ミコアイサ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、タゲリ、イソシギ、ユリカモメ、
    キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、ツリスガラ、
    ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトカラスの 44 種類。

     

     

    〇第5回自然体験会    1月17日   場所 笠岡市相生 竜王山       すてき笠岡調査隊

    親子または小学生以上を対象に笠岡で自然体験会を開いている「すてき笠岡調査隊」が山城の跡の
    探索とバードウォッチングをするということで案内しました。

    当日は40人くらいあつまり山城の跡を見たり説明を聞いた後2組に分かれて山の中に潜み野鳥が
    近寄ってくるのを待ちました。残念ながらアオゲラの声が聞こえたぐらいで鳥はよって来ませんでした。

    その後、紙の牛乳パックで鳥たちの餌場を作りおのおのの自宅につるしてもらう事にして解散しました。

    下見の時に会った鳥は、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ヤマガラ、コゲラ、アオゲラ、シロハラ、
    ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ホオジロ、ウグイス、トビ、キジバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス。

    アオゲラは比較的近くでよく見えました。

     


    図書紹介

    ◎ 少年は鳥になった   長島 价紀 著   草思社 税込1,680円

    心臓に障害を持って生まれ、いつ死んでもおかしくない状況の中で懸命に生き16歳に
    成らずに死んでしまった自分の息子への切ない追想。小さい時から生物に興味を持ち、
    野鳥を愛し、環境破壊を心配し、これからもっと生態学を学ぼうとしていた時の突然の死、
    そんな息子さんの思い出を綴った手記です。

     

     

      えほん 森のちいさないきものB
    クマゲラ            文・瀬戸波たいら 絵・浅野俊一 監修・小笠原ロ

                                               くもん出版 税込1,260円

    日本で一番大きいキツツキの仲間、「クマゲラ」 は北海道と本州北部の一部にしかすんでいません。
    全長は46cm、頭が赤いのと、くちばしを除いては真っ黒でカラスより少し小さいぐらいの大きさです。
    そのクマゲラの子育ての物語の絵本です。

      
    森の新聞20 

    ◎ ヒグマの原野      青井 俊樹 著           フローベル館 税込1,575円

     日本に暮らしている陸上でもっとも大きな野生の哺乳類「ヒグマ」、その生態は未だにまだ
    良くわかっていない事がたくさんあります。そのオスのヒグマに発信機を取り付け2年間以上
    追跡調査した記録です。

     

     

    ☆探鳥会、会報などに関する意見、感想など、

     どしどし事務局まで連絡ください。

    次号は4月の初めの予定です。 

     

     

    ☆2月に探鳥会を予定している美星町の星田池

     にオシドリが30羽以上来ていました。

    探鳥会でも会えるといいですね。

     

    ☆総会を3月14日に順延しました。

     探鳥会の後「へんろ茶屋」てしようと思います。

     皆様の参加をお願いします。

    事 務 局

       714-0057

       笠岡市金浦1625

           津田方

        笠岡野鳥の会 事務局

       FAX&TEL  0865-66-2281

       E-mail    tsuda@tcnweb.ne.jp

     郵便振替口座  01380-0- 16310
    加 入 者 名    笠岡野鳥の会

     

                                               

     

     

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