第 4号(1998.4) |
笠岡野鳥の会会報 |
いずれの探鳥会も事前の申し込みは不要で会員外の参加も自由です。
持ち物 : 持っていれば双眼鏡、図鑑、筆記用具など 参加費 : 会員、会員外共200円 (高校生以下無料)
(1) 春だ渡りだ、「シギ・チドリ」 ウォッチング (小雨決行) 場 所 : 笠岡湾干拓地周縁及び神島、西大島の海岸沿 日 時 : 4月12日 (日) 午前9:00より昼頃まで 岡山県は他県に比べて干潟が少ないのですが秋の渡りよりはこの時期の方が多少は種類、数とも 期待できると思います。時期が少し早いかもしれ ませんが、チュウシャクシギ、ツルシギ、トウネン、 その他、おもに東南アジアから旅して翼を休めてまた飛び立って行くシギ・チドリを見ましょう。 集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00
(2) 会えるかな、海に飛び込む 「コアジサシ」 (小雨決行) 場 所 : 神島沿岸 日 時 : 5月17日 (日) 午前9:00より昼頃まで 2年前には23羽確認したのですが、前と比べて環境がだいぶ違ってしまったので、来ているか どうか分りませんが、できれば海中に飛び込んで小魚 を取る姿が見られればと思います。 集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00
(3) 「オオルリ」の声が聞きたい、見てみたい (小雨決行) 場 所 : 芳井町天神山、川上町穴門山神社 日 時 : 6月14日 (日) 午前9:00より昼すぎ 姿、声共に美しく人気のあるオオルリ、神島にも毎年来ているのですが必ず会えるとはいえないので、 ちょと遠いのですが芳井町方面に行きたいと思います。 (観察は昼まで、天気が良ければ穴門山神社で昼食をとって帰ります。) 集 合 笠岡市役所前午前8:30又は、井原市民会館前午前9:00 持ち物 時間の余裕がある人はお弁当。
お問い合わせは( 0865−66−2281)津田まで
別の会の行事案内 (原則としてそのまま転記しています。興味のある方は参加してみてください。)
◎ (財)日本野鳥の会広島県支部 @ 探鳥会は原則として「雨天中止」、参加費200円(中学生以下無料)です。 A 自然にふれ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない 歩行中禁煙等のフィールド・マナーは守りましょう。 お問い合わせは各担当者までどうぞ。 ●夏鳥に会いに行きましょう NO.1014 帝釈峡探鳥会 5/24 (日) 久しぶりに帝釈峡探鳥会です。クロツグミ、 アカショウビンなど゛夏鳥がいっぱいの場所です。 集合時間が少し早いのですががんばって早起 きしましょう。 6:30 下帝釈の「もみじ橋」に集合。神竜湖〜 帝釈川沿いに観察しながら歩いて往復 します。 弁当・飲料持参。昼食後解散。
担当 : 三好 (0848-64-6503)
◎ (財)日本野鳥の会岡山県支部 ◆探鳥会では参加費として100円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。 ◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。
クロツグミ探鳥会 高梁市・臥牛山 6月21日(日) ☆見どころ : 夏鳥には絶好のクロツグミやオオルリの姿や囀りが満喫できます。 なるべく早く集合すれば多くの夏鳥と出会えます。 ☆日 時 : 6月21日(日) 午前8時45分〜午後2時位迄 ☆集 合 : 臥牛山の麓の城見橋公園駐車場 ☆持ち物 : 昼食、双眼鏡、図鑑、帽子。 ☆リーダー : 小見山(0866-22-1000) サブリーダー : 支部幹事ほか ☆その他 : 予約不要、雨天中止。
〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕
その他の行事 シギ・チドリ類調査 4月29日(水) (財)日本野鳥の会岡山県支部が春秋年2回行っている調査です。 この近くでは坂本さんが笠岡湾干拓地と高梁川河口で行います。珍しい鳥に会えるかもしれません。 参加費は要りませんのでぜひ一度参加してみて下さい。 集 合 笠岡湾干拓地内、太陽の広場第1駐車場 午前9:00 担 当 坂本 (0865−62−2374) 高梁川河口の集合は坂本さんに連絡して下さい。
バードウィーク 探鳥会 5月10日(日) 岡山県井笠地方振興局が毎年愛鳥週間に開催している探鳥会です。 今年は笠岡湾干拓地で行います。 気候もよく鳥たちも一番生き生きしている季節です。ヒバリ、 ホオジロやサギ類、シギ・チドリの仲間にも合えると 思います。参加費は無料です。 持 ち 物 持っていれば図鑑、双眼鏡など。 集 合 太陽の広場第1駐車場南側の噴水広場付近 午前9:00 お問い合わせ 井笠地方振興局農林事業部森林課、小川(0865-63-5252 内線284)まで (この探鳥会の案内を頼まれています。都合のつく方は参加をお願いします。)
行事報告 ◇ 2月15日(日)笠岡湾干拓地 午前9時から12時まで 天気 晴 参加人数 16人 (内子供4人) 確認種 41種類 新会員、一般の方の参加もあり、今まで数が少なかったツグミも顔を見せて、ウグイスの さえづりも聞けたのですが、タゲリは下見のときはいたので すが探鳥会となるとなかなか その姿を見せてくれません。楽しい探鳥会でしたが、さすがにまだ風は冷たく最後には車 から出て来られないお子さんもいました。 確認種は次の通りです。 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、 マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、 キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、チョウゲンボウ、キジ、イソシギ、 ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ツグミ、ウグイス、セッカ、 ホオジロ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 以上39種類 追加、アオジ(死骸)と帰る途中に飛んでいたハイイロチュウヒのオス2羽。 合計41種類
◇ 3月8日(日) 笠岡湾干拓地 午前9時から12時まで 天気 晴 参加人数 10人 (内子供4人) 確認種 32種類 天気の良い青空の下でのワシタカ類の探鳥会でしたが、冬の笠岡湾干拓地の名物?? チュウヒ、 ハイイロチュウヒには残念ながら出会えません でした。初心者の方もいらしたのでかわいいタゲリの 姿を見てほしかったのですが、頭の上の方をとこかに飛んでいってしまいました。 確認種は次の通りです。 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、 ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、 チョウゲンボウ、タゲリ、アオアシシギ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、モズ、ツグミ、ウグイス、 ホオジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 以上32種類
図書紹介 ◎森の新聞J『カケスの森』 中村浩志 著 フローベル館 税込 1,575円 とても愛嬌のある顔つきをしているカケスとドングリ、森との関わり、人との関わりを写真や 図で分かり易く紹介しています。
◎『オオタカのひなのそだつ里 』 松山史郎 著 大日本図書 税込 1,400円 この辺では冬の間しか居ませんが関東地方より北の方では繁殖もしているオオタカの子育ての物語です。
◎『都市動物たちの事件簿2』 佐々木洋 著 NTT出版 税込 1,365円 野生動物の居そうにない都市ですが、鳥をはじめいろいろな種類の動物が暮らしています。 数が増えているもの、減っているものさまざまですが、いずれも人の生活に関係しています。 その都市で暮らす動物たちのエピソードです。
◎『タヌキまるごと図鑑』 盛口 満 作 大日本図書 税込 1,470円 最近交通事故と思われる動物の死体をよく目にしますが、その中でもイヌ、ネコ以外ではタヌキが 一番多い でしょう。こんな所にも居たのかとおもう所にも死体が転がっている所を見ると私が知ら ないだけで案外身近に いるのか、それとも私が思っている以上に活動範囲が広いのか分かりま せんが、鳥のようにすがたは見せませんが身近に暮らしていることは確かなようです。思えば、 ニホンオオカミはもう居ませんし、ツキノワグマもこの辺では中国山地のごく一部に生息している だけです。イノシシ、ニホンザル、ニホンシカ、は相当山の中に入らないと居ないし、キツネ、ノウ サギ、(どちらも神島で見ましたが)もその姿を見せることはめったにありません。 このところ「里山」に関する写真集、書籍が数多く出版されています。写真を見れば懐かしいなあ、 こんな所に住みたいなあと思うのですが、現実にはそういう所は年々少なくなっています。 この本は作者がくらしている町でのタヌキの生活を描いたものです。
新会員紹介 水戸 さん 福山市瀬戸町
☆ 探鳥会、会報などに関する意見、感想 など、どしどし事務局まで連絡ください。 次号は7月の初めの予定です。
☆ 2月の終わり頃、美星町の星田池でオシドリに出会いました。オス3羽とメス2羽の合計 5羽でしたが、もうつがいになっているのか、オス同士は盛んに追っかけっこをしていました。 この冬も会えればいいと思います。
事 務 局 〒714-0057 笠岡市金浦1625 笠岡野鳥の会 事務局 FAX&TEL
0865-66-2281 郵便振替口座 01380-0-16310 加 入 者 名 笠岡野鳥の会
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