第3号(1998.2)
笠岡野鳥の会会報

 

  1月15日の探鳥会は残念ながら雨の為に中止になってしまいました。

 ちょっと時期は過ぎたのですが今年もよろしくお願いします。

 

  それでは2月から3月までの行事のお知らせをします。

 いずれの探鳥会も事前の申し込みは不要で会員外の参加も自由です。

 本当に寒いので体調に気を付けて、暖かい服装で参加してください。

 

    持ち物 : 持っていれば双眼鏡、図鑑、筆記用具など

 


 (1) 寒いけど、それでも見たい冬の鳥 そのV          (雨天中止)


  場 : 笠岡湾干拓地

   日 : 2月15日 () 午前9:00より昼頃まで

 

  昨年の11月、12月に続いて3回目になりましたが、この冬は今まで比較的

 多く飛来していたツグミ、タゲリの数がめっきり少ないようですが今回は

 どうで
しょうか。

  集 笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00

   参加費 200円

 


 () さようなら、「チュウヒ」くん 「チョウゲンボウ」さん      (雨天中止)


   場 : 笠岡湾干拓地

     : 3月8日 (日) 午前9:00より昼頃まで

   後、1ヶ月ぐらいでチュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウなどの猛禽類も

  春の訪れと共に北の国に帰ってしまいます。年々飛来数が減っているので、必ず

  合えるとは限りませんが、又この晩秋に合え るように願いながら見送ろうと思

  います。

      笠岡市役所前午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場午前9:00

      参加費 200円

 

   上記()()ともに会員でない方の参加費は無料です。野鳥に興味を持ってい

    る方ぜひ1度参加してみて下さい。

 


 

 別の会の行事案内 (原則としてそのまま転記しています。興味のある方は参加してみてください。)

 ☆ ()日本野鳥の会広島県支部

  @ 探鳥会は原則として「雨天中止」、参加費200円(中学生以下無料)です。

  A 自然にふれ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない

    歩行中禁煙等のフィールド・マナーは守りましょう。

 

    お問い合わせは各担当者までどうぞ。

  


 NO.1001

               3/1 (日)


                           

 9:00 JR山陽本線松永駅の南口 ロータ

 リー に集合。 車に分乗して藤井川河口を

 中心に松永湾一帯を探鳥。 

 昼食・解散は状況次第。

  担当 : 石井 (0849-34-0781)

  


 ● 動物園でカモウオッチング            

  NO.1002 福山市立動物園探鳥会 3/8 (日)


福山市立動物園での初めての探鳥会です。

動物園の真ん中にある富谷池のいろいろな

カモや水鳥とそのまわりにいる小鳥たちを

観察しましょう。

近くで観察できますのでぜひどうぞ。


■ 10:00 福山市立動物園の入口前駐車場集合。 昼頃解散予定。

担当 : 富永 (0849-55-7464)

 

 〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局まで

  お願いします。〕

 


 

 行事報告

 ◇12月14日(日)笠岡湾干拓地 午前9時から12時まで 天気 晴

 参加人数 10人 確認種 43種類

 比較的暖かく天気の良い日に今年最後の探鳥会を開催できました。

 確認種は次の通りです。

 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、

 アオサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、コガ モ、トモエガモ、オカヨシガモ、

 ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、

 ミコアイサ、ト ビ、ノスリ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、チョウゲンボウ、キジ、

 タゲリ、イソシギ、ユリカモメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨド リ、モズ、ツグミ、

 ウグイス、メジロ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、

 ムクドリ、ハシブトガラス

 以上 43種類

 

 ◇12月21日(日) 笠岡湾干拓地 野鳥観察小屋 午前11時30分より午後12時40分

 「福山ネイチャーゲームの会」と「笠岡カブトガニネイチャーゲームの会」が合同で

 笠岡湾干拓地のふれあい広場で研修会を開くので、そのプログラムの中でバードウォ

 ッチングを楽しみたいと言う事でその案内をしました。

 当日は大人、子供十数人の参加者が有り、ほとんどの方がバードウォッチングが初めて

 との事でおもに観察小屋から見える水鳥の仲間 (カモ科、サギ科、カイツブリ科)を

 観察しました。

ネイチャーゲームとは、1979年、米国のナチュラリスト、ジョセフコーネル氏

 により発表された自然とふれあう野外活動で、目的は五感で自然を感じ、心と

 体で直接体験することによって、自然と自分が一体であることに気づくことで、

 四季おりおり、森でも、公園でも、海辺でも、子供も大人も楽しめるそうです。

 興味がある方はまた機会が有れば活動を紹介しますので参加してみて下さい。

 


 

 「いいなあ」と思った野鳥図鑑を数冊紹介します。

 

 ◎『 新・山野の鳥』、「新・水辺の鳥』  解説:安西英明   絵:谷口高司

 (財)日本野鳥の会 税込み各 550円

  昨年の暮れに出された本当に初心者向けに良く考えられた値段も手ごろな図鑑です。

 

 ◎『鳥のおもしろ私生活』  ピッキオ 編著  主婦と生活社   税込み1,260円

  軽井沢で見られる75種類の野鳥の生態を解説したものです。とてもユニークで

  図鑑としてではなく、読み物としても楽しめます。

 

  ◎『愛媛の野鳥 観察ハンドブック はばたき』 (財)日本野鳥の会愛媛県支部編

                          愛媛新聞社 税込み 2,855円

 平成4年に発行された図鑑ですが、使う人の身になって環境別、鳴声からも鳥名が

 引けるようになっています。他にも食性、環境、声、飛び立ち距離などがわかりや

 すく書かれています。(平成7年改訂版発行)

 


 

 図書紹介

 ◎『いつ寝るの? 』    高田 勝 文  叶内拓哉 写真  福音館   税込 1,470円

 子供から大人まで楽しめる写真絵本です。物語は大学生と小学校の同級生2人の、

 3人が2泊3日の予定でキャンプに行くところから始まります。その夜、3人は近く

 の林や沼を探検に出かけますが、その時沼のほうから「グワァッ」という声が聞こえ

 ます。その声の主を探したり、ほかの動物や鳥を観察していつどのように寝ているの

 かをいっしょに考えます。 (平成9年6月刊)

 

 ◎『落としたのは だれ? 』 高田 勝 文  叶内拓哉 写真   福音館  税込 1,325円

 上に紹介した本と同じ設定で書かれた最初の本です。

 ある日小学校5年生のつよしくんは、林の中で緑色をした美しい鳥の羽を拾いました。

 その羽がなんと言う鳥のどこの部分の羽でどうして林の中に落ちていたかを調べていく

 物語です。 (平成6年11月刊)

 

 ◎『鳥はどこで眠るのか』   アレクサンダー F スカッチ/著

         浜口哲一・高橋満彦/訳 文一総合出版 税込2,730 円

 一見すると見慣れない鳥の名前だらけで、なじみがない鳥も多いのですが

 逆に知っている鳥名より読んでもいいと思います。普段の観察でこの鳥は

 どこで寝ているのか疑問を持った方も多いと思いますが、その疑問に答え

 てくれるかもしれません。(平成9年12月刊)

 

   新会員紹介    蓑毛 さん     福山市幕山台

 

 事務局よりお知らせ

 ☆ 次号(4月)より経費の都合により会報の発送は通信連絡費を払われた方だけにし

 たいと思います。通信連絡費を払われていない方で「笠岡野鳥の会会報」を送っ

 て欲しい方は、1度事務局の方へ連絡をください。

 (通信連絡費はこの1年間に探鳥会に参加した時でもかまいません。)

 会報は必要ない方で行事日程を知りたいときには、事務局の方までお問い合わせ

 下さい。

 

  ☆ 事務局の住所が変わりました。

   電話番号は変わりませんが電話機もFAX付きになりました。

   FAXはいつでも送信してもらってもかまいませんが、電話の場合は午後7時

   から10時ぐらいの間にお願いします。

 

  ☆ 探鳥会、会報などに関する意見、感想など有りましたら事務局まで連絡くだ

    さい。次号は4月の初めの予定です。

 

 

           事 務 局

        〒714-0057 笠岡市金浦1625

           笠岡野鳥の会 事務局

           FAX&TEL 0865-66-2281

 

       郵便振替口座 01380-0-16310

       加 入 者 名 笠岡野鳥の会

 

 

 

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