第26号(2002.10)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報


  10月、11月の行事のお知らせをいたします。
  いずれの探鳥会(バードウォッチング)も事前の申し込みは不用で
  どなたでも参加できますので、お友達をさそってお出でください。


( 1 ) 冬 鳥 さ ん、 初 め ま し て 探 鳥 会        (雨天中止)


 暑かった夏も終わり、すっかり秋らしくなりました。
 冬の訪れを運んでくる冬鳥を探してみましょう。

場 所 : 笠岡湾干拓地
日 時 : 10月13日(日) 午前9時から昼頃まで
持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具など
参加費 : 200円 (高校生以下無料)


  集 合  笠岡市役所高速バス乗り場前 午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場 午前9:00



( 2 ) カ モ さ ん 、こ ん に ち は 探 鳥 会       (雨天中止)


 はじめは雄・雌の区別がつけ難かったカモ類も冬羽に換わって美しい姿を見せています。
 水面を泳いでいるカモ類は初心者にも容易に観察できます。みんなで楽しみましょう。

場 所 : 笠岡湾干拓地
日 時 : 11月17日(日) 午前9時から昼頃まで
持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具など
参加費 : 200円 (高校生以下無料)


  集 合  笠岡市役所高速バス乗り場前 午前8:30又は、太陽の広場第1駐車場 午前9:00



           お問い合わせは津田まで(TEL 0865−66−2281)



別の会の行事案内 (原則としてそのまま転記しています。興味のある方は参加してみてください。)

◎ (財)日本野鳥の会岡山県支部
◆探鳥会では参加費として200円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。
◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。
◆バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。


 定例探鳥会 @             後 楽 園              毎月第一日曜日

☆日 時 : 10月6日(日)、11月3日(日) 午前 9時〜正午ごろ
☆集 合 : 鶴見橋東詰付近に集合
☆交 通 : 岡山駅発 岡電バス藤原団地行きにて、後楽園前にて下車。(岡電バス 086‐223‐7221)
☆持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不用。
☆見どころ : 小鳥も渡りを始めています。毎年思わぬ野鳥と出会える季節です。是非参加してください。
☆担 当 : 大田(和) (TEL : 086‐273‐8352 E-mail : ota@nagasakitoso.co.jp )、山根、遠藤 大田(達) 他
☆その他 : 予約不要、自由参加、入園料(大人350円)は各自負担です。雨天中止。


 定例探鳥会A             後 楽 園               毎月第三火曜日

☆日 時 : 10月15日(火)、11月19日(火) 午前 9時30分〜正午ごろ
☆担 当 : 久保(TEL : 086-272-0014 E-mail : koitikubo@mx3.tiki.ne.jp )、大谷、中野、遠藤 ほか。
※集合場所、持ち物、交通、見どころ等は、上記定例探鳥会@と同じです。


 クリーン作戦             阿 部 池               10月13日(日)

 阿部池保護を訴え続けて18年、多くの方々にご協力を頂きました。貴重な自然の宝庫を保全すべく
活動していきたいと思います。多数の方のご参加をお願いします。清掃終了後チュウヒを見ます。
☆日 時 : 10月13日(日) 午前 9時〜正午ごろ
☆集 合 : 岡南飛行場(岡山市浦安南町)
☆交 通 : 岡山駅発 岡電バス岡南飛行場行きにて、終点下車。(岡電バスTEL : 086‐223‐7221)
☆持ち物 : 軍手、帽子、タオル、長靴その他掃除用具。
☆担 当 : 丸山(TEL : 086‐943‐4426 E-mail : kenji-maru@mx9.tiki.ne.jp )、三好、遠藤、ほか。
☆その他 : 解散は正午ごろ。雨天中止。


 秋のブナ林を歩く          新庄村・毛無山             10月27日(日)

 秋の毛無山は久々の企画です。紅葉を迎えたブナ林を歩き、姿を見せ始めた冬鳥を探します。
☆日 時 : 10月27日(日) 午前 9時30分〜午後2時ごろ
☆集 合 : 真庭郡新庄村 毛無山 山の家駐車場
☆交 通 : 自家用車
☆持ち物 : 昼食、水筒、双眼鏡、筆記用具、山歩きに適した靴・服装。
☆担 当 : 遠藤(TEL : 086-264-7310  E-mail : y_endoh@d2.dion.ne.jp )、他


◎ (財)日本野鳥の会広島県支部 
@ 探鳥会は原則として「雨天中止」 「参加費200円(中学生以下無料)」です。
A 自然にふれ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、
  歩行中禁煙等のフィールド・マナーは守りましょう。 
B お問い合わせは事務局 (土、日曜日の午後2時〜6時開設
  Tel.082-233-7304 ) か各担当者までどうぞ。   


● 今年もサシバを見送りましょう
 NO.1240  葉田竜王探鳥会  10 / 6 (日)


 今年も葉田竜王山の山頂でサシバの渡りを
観察します。県東部でも屈指の渡りのポイン
トで、ハチクマに負けない雄大な渡りを見送
りましょう。

 ■ 9:00 三原市中央公民館に集合。
  山頂がわかる方は先に行かれても結構です。
  解散は現地で随時。  

    担当 : 吉国 (TEL 0848-62-3800)



〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕


行事報告
◎ 2002年 7月13日 美山川探鳥会 8:30〜11:10  場所 小田郡矢掛町、美星町
   天気 晴れのち曇り 参加人数5名
 鬼ヶ岳ダムでは巣立ったキセキレイの幼鳥やその巣を発見、白糸の滝では白色の
ヒヨドリに会えました。
確認種はササゴイ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トビ、キジバト、カワセミ、アオゲラ、
ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、
ハシボソガラスの17種類。

◎2002年 8月11日 美星町探鳥会      参加者がいないため中止。
                        場所 小田郡美星町 天気 曇り時々晴れ
 運動がてら一人で滝山自然公園を散策してきました。
確認種はササゴイ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トビ、キジバト、ヤマセミ、
カワセミ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤマガラ、
メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシボソガラスの20種類。

◎ 2002年 9月22日 初秋の干拓地探鳥会 8:30〜11: 40
                       場所 笠岡湾干拓地 天気 曇り 参加人数3名
 干拓地では珍しいキセキレイ、先週は見かけなかったシギ・チドリ類やチョウゲンボウに
会えました。まだカモ類の飛来数は少なかったですが調整池ではキンクロハジロ4羽、
ハジロカイツブリが間近で見えました。
確認種はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、
カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、トビ、チョウゲンボウ、キジ、バン、
シロチドリ、トウネン、アオアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、
キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、エゾビタキ、シジュウカラ、
カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの35種類。



書籍紹介

◎ゾウの耳はなぜ大きい?
 「代謝エンジン」で読み解く生命の秩序と多様性
          クリス・レイヴァーズ 著 斉藤 隆央 訳 早川書房 税別 2,200円
動物は体温が高すぎても低すぎても生きていけません。動物のエネルギー源に
関する「代謝エンジン」の考え方から動物が生きていく上でどうして現在の体形に
進化したかを解き明かしています。         〔 ISBN4-15-208432-4 〕


◎カラスの早起き、スズメの寝坊   文化鳥類学のおもしろさ (新潮選書)
                       柴田 敏隆 著 新潮社 税別 1,100円
鳥の生態の不思議、驚異の体のつくり、などについて3ページずつ60篇からなって
いるので、どこからでも読み始められます。欧米との自然観の違いが参考になりました。
故・藪内正幸さんの精細な野鳥画が20枚載せてあります。
                               〔 ISBN4-10-603515-4 〕

  たのしい自然観察
◎野鳥博士入門                唐沢 孝一 著 平野 伸明 写真 
                              全国農村教育協会 税別 1,500円
数多くの生態写真を使って野鳥の観察と調査、鳥たちの繁殖、野鳥の体と飛ぶしくみ、
野鳥の観察ポイント、野鳥博士をめざして、に分けて野鳥をわかりやすく、楽しく観察
できるようにと考えられた一冊です。          〔 ISBN4-88137-091-X 〕


◎雑木林に出かけよう    ドングリのなる木のツリーウオッチング (朝日選書709)
                         八田 洋章 著 朝日新聞社 税別 1,200円
もっとも身近な自然である、里山や雑木林の主役であるドングリのなる木、クヌギ、
コナラ、ミズナラ、クリなどブナ科の植物をていねいに見ていった記録。日を追って
観察した木々のスケッチと写真が豊富に掲載されています。
                                〔 ISBN4-02-259809-3 〕

  現代日本生物誌 3
◎フクロウとタヌキ   里の自然に生きる  
               波多野 鷹 金子 弥生 著 岩波書店 税別 1,900円
人との関わりが深いゆえに、フクロウの巣営場所の大木が少なくなり、タヌキは車に
はねられて死んでいるのをよく見かけます。そんな動物が生き続けるにはどうすれば
よいのか、その生態を理解して考えましょう。      〔 ISBN4-00-006723-0 〕



☆ 探鳥会、会報などに関するご意見、ご感想など、
  事務局までお知らせください。

☆ お詫びします。
  ● 9月22日の探鳥会で市役所前の集合場所に時間を
    間違えていたため行けませんでした。

  ● パソコンが突然使えなくなって会報の発行が
     遅れてしまいました。

☆ 次号は2002年12月の初めの予定です。


       事 務 局
 714-0057
 笠岡市金浦1625
  笠岡野鳥の会 事務局
    TEL & FAX : 0865-66-2281
   E-mail : tsuda@tcnweb.ne.jp

 「ようこそ笠岡野鳥の会へ」
  ホームページアドレス
   http://tcnweb.ne.jp/~tsuda/
 
 郵便振替口座  01380-0- 16310
 加 入 者 名   笠岡野鳥の会