第15号(2000. 7)
笠 岡 野 鳥 の 会 会 報

     

  7月から9月までの行事のお知らせをします。

  いずれの探鳥会も事前の申し込みは不用でどなたでも

  参加できますのでお友達をさそっておいで下さい。 

  ※夏なのでいつもより集合時間を早めていますのでお間違えのないように


 (1) へんろ道、どんな鳥に会えるかな探鳥会 その2     (雨天中止)

   場 所 : 笠岡市神島

   日 時 : 7月23日(日) 午前8時半から昼前ぐらいまで

   持ち物 :  双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、飲み物など

   参加費 :  200円 (高校生以下無料)

  昨年に続き神島八十八ヶ所のへんろ道探鳥会です。

さて今年は何番廻れるでしょうか? 梅雨も明け春に生まれた雛も親鳥と同じ大きさに

育っていることでしょう。青葉茂るへんろ道を散歩します。

 

   集 合  笠岡市役所前午前8:00又は、太陽の広場第一駐車場午前8:30

 


 (2) 真夏の干拓地 探鳥会        (小雨決行)

   場 所 : 笠岡湾干拓地

   日 時 : 8月20日 (日) 午前7時半から10時頃まで

   持ち物 :  双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、飲み物など

   参加費 : 200円 (高校生以下無料)

 初めての真夏の干拓地での探鳥会です。

時間も早く猛暑が予想されます。お体と相談して無理のない範囲でご参加を。

 

    集 合 笠岡市役所前午前7:00又は、太陽の広場第一駐車場午前7:30

 


 (3) 秋だ 渡りだ 探鳥会            (小雨決行)

   場 所 : 笠岡湾干拓地、神島周辺

   日 時 : 9月17日 (日) 午前8時半から昼前ぐらいまで

    持ち物 :  双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子、飲み物など

   参加費 :  200円 (高校生以下無料)  

 秋の渡りのシーズン、今年はチュウシャクシギ、アオアシシギなどに会えるでしょうか。

カモたちの第一陣も来ていることでしょう。楽しみな季節の到来です。

 

    集 合  笠岡市役所前午前8:00又は、太陽の広場第一駐車場午前8:30

  

                 お問い合わせは津田まで(0865-66-2281)

 



別の会の行事案内  (原則としてそのまま転記しています。興味のある方は参加してみてください。)

◎ (財)日本野鳥の会岡山県支部

◆探鳥会では参加費として100円をいただいています。ただし高校生以下の方は無料です。

◆探鳥会、調査などの際の事故の補償はいたしかねます。各自で十分にご注意ください。

◆バス、電車などの時刻は、変更になることがありますので、念のため各自でご確認ください。


 定例探鳥会 @               後 楽 園               毎月第一日曜日
☆日 時 : 7月2日(日)、8月6日(日)、9月3日(日)午前8時30分〜正午頃 (夏時間です。)

☆集 合 : 鶴見橋より正面入り口付近に集合。

☆交 通 : 岡山駅発岡電バス竹田行きにて、後楽園前にて下車。(岡電バス 086-223-7221)

☆持ち物 : 双眼鏡、図鑑、筆記用具、帽子など。昼食不用。

☆ 見どころ : ウグイス・ヤマガラ・コゲラなどはもちろん、冬鳥の代わりにやってきた夏鳥たちとは
         どんな出会いがあるのでしょうか。初心者にも、ベテランにも楽しめる探鳥会です。

☆担当幹事 : 渡辺(086-254-2826)E-mail : hy-watanabe@mx3.tiki.ne.jp  山根、遠藤、ほか。

☆その他 : 予約不要、入園料(大人350円)は各自でご負担ください。雨天中止。

 


 定例探鳥会A               後 楽 園                  毎月第三火曜日
☆日 時 : 7月18日(火)、8月15日(火)、9月19日(火)午前9時〜正午ごろ。(夏時間です。)

☆集 合 : 鶴見橋より正面入り口付近に集合。

☆担当幹事 : 妹尾(086-276-3372)、岡田、中野ほか。

※持ち物、交通、見どころ等は上記定例探鳥会@と同じです。

 


 ブッポウソウ調査と観察会        加茂川町                    7月9日(日)
  支部として長年保護活動を行ない成果を上げているプッポウソウの繁殖調査を、会員全体で
支援するために企画しました。プッポウソウは、すでに今年も5月上旬に遠く東南アジアから渡って
来ており、この時期は巣箱の中の子育て真っ最中だと思われます。調査の方法としては、調査地区を
分けて、チーム毎に車1〜2台に分乗し、町内の巣箱を巡りながらプッポウソウとその他の野鳥の
確認を行います。是非一度プッポウソウに会ってみて下さい。プッポウソウ飛来日本一の岡山県に
住み、保護活動に参加して良かったと思いますよ。

☆日 時 : 7月9日(日)9時〜13時頃まで

☆集 合 : 午前9時、「かもがわ円城」道の駅(国道429号)

☆交 通 : あいにく、現地までの公共交通機関はありません。

☆予 約 :  不要。

☆担当幹事 : 遠藤(086-264-7310)E-mail : y_endoh@d2.dion.ne.jp、その他支部幹事やリーダー

☆ その他 : 雨天中止。  

 

◎ (財)日本野鳥の会広島県支部

  @ 探鳥会は原則として「雨天中止」、参加費200円(中学生以下無料)です。

  A 自然にふれ、自然の姿を楽しむ観察会です。ゴミを捨てない、採集はしない、歩行中禁煙等の

     フィールド・マナーは守りましょう。 

  B お問い合わせは各担当者までどうぞ。 

 



●   渓   谷   で   夏   鳥   を

  NO.1127    帝釈峡探鳥会     7/16 (日)


観光地として有名な帝釈峡で探鳥します。まだ観光客がいない

時間にクロツグミ、オオルリ等のきれいな声を堪能しましょう。

アカショウビンも出るといいですね。

■ 7:00 帝釈峡国民休暇村駐車場に集合。  

  そこから歩いて探鳥。弁当・飲料持参。

  随時解散予定。   担当 : 三好 邦範  ( 0848-64-6503) 

 



● 秋 の 渡 り が 始 る よ  パ ー ト 2

 NO.1130     松永湾探鳥会     8/27 (日)


  県東部最大の干潟・松永湾にも、この季節にはそろそろ

チギ・チドリたちの姿が見えているはずです。

秋の渡りのシーズン到来で、水辺もにぎやかになり、目を離せ

ない時期になります。暑くなる前に、しっかり干潟を観察しましょう。

■ 7:00 JR山陽本線・松永駅南口ロータリーに集合。

  車に分乗し藤井川河口を中心に松永湾一帯を探鳥。

  午前中に解散。

 

   担当 : 石井  ( 0849-34-0781) 

 

〔近くで開かれる自然観察会があれば紹介してください。連絡はFAXか郵便で事務局までお願いします。〕

 



行事報告

◎2000年 4月9日(日)  春だ花見だ探鳥会      場所 笠岡湾干拓地 天気 晴れ 参加人数12名

 太陽の広場の約2kmを歩いて往復しました。東側の桜並木はまだ3分咲き、花見には少し早かった
ようです。水路にはカモ類もまだ少し残っていましたがもうすぐ北の国へ旅立って行く事でしょう。 

確認種はカワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、
ハヤブサ、コチドリ、イソシギ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、
シロハラ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラスの26種類。 

 

◎2000年5月28日(日)   白石島探鳥会      場所 笠岡市白石島 天気 晴れ  参加人数 5名

 昨夜の雨も上がり風は少し強かったのですが絶好の天候に恵まれて白石島の海岸や遊歩道を
歩いてきました。海岸で美しいイソヒヨドリやトビが魚をダイビングキッチする様子遊歩道では
ハシボソガラス、メジロを間近に見て感動しました。船乗場の近くにあるダイサギとアオサギの
コロニーでは元気よく育っているヒナも観察できました。

 確認種はダイサギ、アオサギ、トビ、キジバト、ツバメ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、
ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラスの16種類。

 

◎2000年6月11日(日)  小田川沿いの探鳥会

                      場所 井原市〜天神峡〜山野狭 天気 曇り  参加人数 10 名

  井原市の桜橋から芳井の天神峡、福山市の山野峡まで車で移動してキャンプ場の駐車場から
猿鳴峡の紅葉橋まで歩いてきました。井原の川原でササゴイ、カワセミ、キセキレイ猿鳴峡では
4羽のオオルリの雄に出会えて姿と声を堪能しました。 

確認種はダイサギ、コサギ、アオサギ、ササゴイ、カルガモ、トビ、サシバ、オオタカ、キジバト、
ホトトギス、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、セグロセキレイ、キセキレイ、
ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオルリ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、
ハシボソガラスの27種類。



書籍紹介

◎ まんが 小学生の自由研究6  小鳥の体重はなんグラム? 

                         佐塚京市=作 かわうちやよい=絵  大日本図書  税込 1,365円

秋に渡ってきたジョウビタキのえさやりから、えさはどれぐらい食るの? 体重はどれくらいあるのかな? などの
疑問に思った事を、どうやって計るのかまんがで、楽しく分かり易く説明しています。図鑑などには鳥の体重も
載っていますが実際に鳥の体重を計った方は少ないと思います。一度試してみては如何でしょうか。

◎カラスの大研究 都会の悪者か 神さまの使いか

                             国松俊英・文  関口シュン・絵  PHP研究所 税込 1,260円

すっかり都会の生活に適合して数が増えて、きらわれ者のカラスですが昔はどうだったのでしょうか。
岡山城の|別名に「烏(からす)城」と名付けたくらいですから昔から嫌われていたのではないようですね。
カラスってどんな鳥なの? 人との付き合いが長いわりには知らない事が多いそんなカラスの事が分かる
子供向けに書かれた本です。

 

◎恋の動物行動学 モテるモテないは、何で決まる?   小原嘉昭 著 日本経済新聞社 税込1,365円

アリ、ミツバチからライオン、チンパンジーまで昆虫類、魚類、鳥類、哺乳類など約40種類の動物の行動を
紹介しています。動物の世界でも人と同じように裏切りや不倫があるのは驚きですが、動物の行動は
基本的には人間の行動の反映と考えていいと言っている著者からすれば当然の事のようです。

 

◎図説 日本の野鳥        京極 徹 編  山階鳥類研究所 協力   河出書房新社 税込 1,890円

知っている様で知らない事「鳥の飛ぶメカニズム」「日本にしか棲んでいない鳥」「絶滅した鳥、しそうな鳥」や
まだまだよく分かっていない「鳥の分布と渡りの謎」など初心者には鳥の世界の面白さ、ベテランには興味を
もっと深く掘り下げられるようにと企画された本です。

 

◎カラス、なぜ襲う  都市に棲む野生     松田道生 著   河出書房新社 税込 1,680円

帯に「予期せぬ事故が起きてしまう前に知っておきたい生態と対策 最大の防御策とは何か」とある通り
今都会で問題になっているハシブトガラスの習性を詳しく紹介し、なぜ増えたか、カラス対策のことなどが
書かれています。カラスの問題を考える時読んでおきたい一冊です。

 

 

☆  探鳥会、会報などに関する意見、感想など、

   事務局までお知らせください。

   

☆ 次号は10月の初めの予定です。

 

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