会の紹介


アスベストについて考える会は、1996年4月、静岡市丸子の県職員住宅の解体にともなうアスベスト問題を契機として発足しました。
公有施設のアスベスト調査などを行うかたわら、インターネットなどを通じてアスベストについての知識の普及に努め、他の団体からの協力を得ながらアスベストについての質問や相談にも応じています。アスベスト代替化のための取り組みをはじめとして、アスベストによる被害をできるだけ少なくするためにがんばっています。

日本の有害物質についての対策は、欧米諸国などと比べて10年も20年も遅れているといわれています。それはどこに原因があるのでしょうか。アスベストを題材に、行政の取り組み方の問題点や、私たちの側にある問題について考えてみたいと思います。

その基礎にあるのは、アスベスト問題を通じて、私たちの社会参加のあり方や、知る権利と知らせる義務について考えようという姿勢です。情報公開や参加を中心課題としつつ、原子力発電をめぐるエネルギー問題や、干潟をめぐる自然保護の問題など、環境問題を中心にいろいろなテーマについて勉強しています。



会の紹介(当初のもの)

ヘ パ フ ィ ル タ ー


・・字が好きな人でないと会員にはなれない訳ではない

(大風呂敷、大袈裟という評判もあるが、一応は真実)

考えていること(これが主な活動の一つ)・・・座右の銘 馬鹿の考え休むに似たり・

    情報公開制度や、個別的に各課などに質問しながら、アスベスト対策がどのように行われてきたのかを調査し、問題点を指摘、対策を求める。

    情報公開制度の実情や、知る権利と知らせる義務などの問題から、我々の行政参加の意味考えて、新しい、住民と行政との付き合い方を探る。

    アスベスト問題は環境問題の糸口。アスベスト問題を考えることで、環境問題全体が見えてくる。アスベスト問題が解決しない限り、他の環境問題は有り得ないとまで考えた。

    アスベスト問題を考えることで、社会認識の仕方が変わる。
    意識改革の可能性を秘めて、アスベスト問題の広がりを追う。

    アスベストとは何か、アスベスト問題とは何か、自分達の考え方と生き方が問われている。何が本当に大切なのか。自分の利益か、皆の利益か。
    自分の利益を離れて皆の利益を考えられなければ、環境問題はありえない。


HEPAフィルター ・・・・・・・・・・・ 掃除が好きなわけじゃない ・・・
High Efficiency Particulate Air Filter の略。超高性能微粒子フィルターのこと
  (HIGH EFFICIENCY PARTICULATE ABSOLUTE かな?)

アスベストの繊維は、単繊維の太さが0.02〜0.03μm、通常の状態では1〜2μm
(長さは普通5ミクロン以上のものを計測するが、もっと短いものもある)。

たいへんに細かいので、普通の掃除機などのフィルターは通り抜けてしまう。
そのため、特殊なフィルターを使う。

HEPAフィルターは、中径位0.3ミクロンの粒子の捕集効率が 99.97%以上の
特殊高性能フィルター。


特に、HEPAフィルターの持つ高性能さにあこがれて、脳細胞の減少と活動状態の低下を改善し、少しでも、その緻密さに負けないようにしようと必死で努力している。

(空しい努力でも、努力することに意味がある)


** 会の運営と参加の仕方 ・・・自分が何をするかを考える。人が何をしようとかまわない。**

できたばかりなので特に決まりはまだない。自由さが売り物。
アスベストについて考えたいという気持ちがあれば会員になれる。
会報、会費などは今のところなし。

ただし、会員になると特にしつこい相談や、連絡を受ける羽目になるので注意。
特別に奇特な人で、お金やパソコン、紙などの寄付をしてくれる人がいれば(仕方なく)受け付ける。
精神的支援は、何よりも歓迎。

共感してくれれば、それが精神的支援になる。
現実的には、話を聞いてくれるだけでOK。


1997/2/23

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ヘパフィルター(E-mail:hepaf@ag.wakwak.com)
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