アスベスト対策について 浜松市環境保全課回答

1997年3月13日     


  1. 地震防災関連


    1. 地震防災の観点から、どのようなアスベストの飛散防止対策が準備されていますか。 


    2. 地震の際に発生する廃棄物の処理のためのマニュアルなどがありますか。

       現在、地域防災計画上では、特に「アスベストの飛散防止対策」及び「廃棄物処理のためのマニュアル」等の策定はしてありませんが、今後、検討をしていく必要があると考えています。

       

    3. 防塵マスクは、備蓄品目に含まれていますか。

       防塵マスクは、災害救助用として市に200個備蓄してあります。

       

  2. 解体に伴う飛散防止対策関連
     

    1. 解体に伴う飛散防止のため、何らかのマニュアルや、民間に対する指導指針、取り決めなどがありますか。

       解体に伴う飛散防止のためのマニュアル等としては、次の冊子があります。

      *環境庁大気保全局監修「建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル」

      *平成7年環境庁委託業務結果報告書「構築物の解体・撤去に係わるアスベスト飛散防止対策について」

       

    2. これまで、アスベストの危険性を知らせるために、市の広報などで、アスベストについての記事を掲載したり、パンフレットを作成したりしたことがありますか。

       平成9年4月1日よりの建築物の解体等に伴うアスベスト飛散防止対策を盛り込んだ大気汚染防止法の一部改正の施行に伴い、現在、パンフレットの作成を検討しています。

       

    3. 大気汚染防止法の改正にあたり、アスベストの危険性や、今回の改正の内容について市民に知らせるため、何らかの方法を考えていますか。

       
       関係団体、事業所及び浜松市商工会議所機関誌などに通知または掲載を予定して準備を進めています。


  3. 市営施設の吹き付けアスベスト除去関連

     

    1. 市立学校をはじめとする浜松市所有の施設において、アスベストを含む吹き付けは現在使用されていますか。

       アスベストの吹付け工事は、既に行われておりません。尚、現在、吹付が残っている施設としては、2施設があります。

       

    2. 1987年、88年当時、学校や、他の公的施設、主要民間施設において、吹き付けアスベストの除去等の工事が全国的に行われましたが、浜松市においては、このころどのくらいの施設で、どのように除去などの工事が行われましたか。

       1987年、88年におけるアスベスト除去工事数:学校関係校舎8棟

       

  4. 廃棄物処理関連

     

    1. 吹き付けアスベストの除去工事などで発生するアスベスト廃棄物を処分できる施設は、浜松市には、どこにどの程度ありますか。


       *中間処分業者:市内2事業所

       *埋立処分業者:市内2事業所


    2. アスベスト廃棄物を処分できる管理型処分場の数、場所、残余容量などを教えて下さい。

       
        管理型処分場の数:2箇所

                 場所:市内

          埋立地合計面積:19,120u

           埋立合計容量:209,800m3

       

    3. 廃棄物処理法の改正後義務づけられている、特別管理産業廃棄物の処理業者、運搬業者、処分業者が提出することになっている報告書のうち、アスベスト廃棄物にかかるものは、今までにどのくらいあって、どのような状況でしたか。


      <平成7年度実績>

       *特別管理産業廃棄物収集運搬業者の報告に係るもの

         市内発生量: 87トン

         市外発生量:190トン

       *特別管理産業廃棄物処分業者の報告に係るもの

         中間処分量:実績なし

         埋立処分量:266トン


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