ツイン・クロス
1993年7月1日〜1995年4月1日
魔人界と人界は表裏一体の世界。
遮那は自分の半身を奪い祖父を殺し妹をさらった聖神王を探す旅で
人身におとされた龍神、綺羅娑加羅と出会う。
薬師見習の千寿を助けた彼らは未来を見るという沙羅寿仙のもとへ、、。
だが沙羅寿仙は青龍王にさらわれてしまう。
沙羅寿仙を助けようとする3人に沙羅寿仙の双子の姉カルラの神将
双樹が加わるが、一歩の差で沙羅寿仙は事切れ綺羅は彼の神格を狙う
青龍王にとらわれ、新月の儀式の中心臓を奪われそうになる。
隙を見つけ青龍王に挑む遮那と双樹。
だが綺羅の血を飲んだ青龍王の力は圧倒的だった。
物語は魔人界人界をまたぎ、世界をすべる力「ヴィローチャナ」をめぐり
壮大な攻防に転じてゆく。

5巻は綺羅と金翅が初めてで会う過去の話「翼の姫と金の龍」
聖神王と戦いの後、未来をつむぐ話「時を継ぐもの」で構成されています。

(ものすごくまとまりのいい話だと思います。
出来としては一番いいかも、、と思うんですが。
特に5巻が在るのと無いのではもう全然違うでしょう。
一応話は4巻でまとまってはいますが
ぜひ5巻までがツイン・クロスだと思ってください。)

1巻収録 聖樹の果実:
恋人を助けるため聖樹の果実をもとめ魔の山へ登るセリナ
だが魔の山にいたのは、、、。
(角川さんでの始めてのお仕事でした、それなりに気合入ってました。)