平成元年度戦競は競技開始2日前の11月4日(土)の小松基地への参加機の飛来から始まった。
小松基地第6航空団所属の第303飛行隊、第306飛行隊以外の各部隊は、正午前の第5航空団第202飛行隊の飛来から始まり、午後3時前の第8航空団第304飛行隊の飛来を最後に、参加飛行隊が勢ぞろいした。 |
11月4日(土) 第202飛行隊
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11月4日(土) 第301飛行隊
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第202飛行隊は1番機(#880),2番機(#884)のインテーク脇に埴輪のマーキングを貼り付けて参加。飛来時#880の左側はシールの為剥れていた。
第301飛行隊は胴体に飛行隊のコールサインであるAmigoの文字を大書きし、機首にはシャークマウス、尾翼を黒く塗りつぶしフィンチップのみ赤にするという、派手な塗装で撮影者たちを驚かせた。#397のみAmigoの文字を斜めに入れている。
#323と入れ替えで#393が帰投して行った。
第305飛行隊はインテークベーンにトランプ、垂直尾翼のラダーに青で電光のマーキングを入れている。 |
11月4日(土) 第301飛行隊
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11月4日(土) 第305飛行隊
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11月4日(土) 第302飛行隊
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11月5日(日) 第302飛行隊
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移動日の翌日の5日(日)には、翌日からの戦競本番に備えて、F-4EJ飛行隊である第301飛行隊,第302飛行隊,第305飛行隊,第306飛行隊の各飛行隊4機ずつとF-15J飛行隊となって初めての戦競参加となった第304飛行隊の1機が、朝8:15〜9:00に掛けてランナップを実施した。尚、第304飛行隊の3機とその他のF-15J飛行隊は、エプロン地区でのプリタクシーチェックで戦競本番に備えている。
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11月5日(日) 第305飛行隊
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第302飛行隊はインテークベーンにファントムおじさんとパーロットのTACネームを記入している。
#437,#345には胴体に紺色のストライプが2本入っている。
#303は機体トラブルにより遅れて到着している。 |
11月5日(日) 第301飛行隊
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今回の戦競では、地元の6空団所属飛行隊の第303,306各飛行隊と第204,第304飛行隊の4個飛行隊がノーマークであった。(ノーマークのため写真は割愛させていただきました。)
空域の天候不良により競技機が一度も離陸する事なく、9日(木)に全競技の中止が決定され、10日(金)午後に帰投の為、小松基地を離陸していった。 |
11月10日(金) 第3飛行隊 T-2
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11月10(金) 第203飛行隊
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第3飛行隊のT-2(#186)及び第8飛行隊のT-2(#191)が10日朝飛来。正午前に帰投。
#186のインテークベーンには飛行隊のエンブレムのマーキングを入れていた。
第6飛行隊のF-1(#268,#206)が帰投の途中に10日朝飛来。垂直尾翼に赤で電光と星を記入。増加タンクにもマーキング入り。 |
F-15J飛行隊
第201飛行隊 #883,#868,#855,#881
第202飛行隊 #880,#884,#895,#890
第203飛行隊 #898,#894,#870,#860
第204飛行隊 #888,#886,#896,#852
第303飛行隊 #889,#866,#861,#846
第304飛行隊 #851,#862,#856,#858
F-4EJ飛行隊
第301飛行隊 #415,#397,#323,#369,予備#393
第302飛行隊 #437,#345,#303,#414
第305飛行隊 #383,#394,#327,#374
第306飛行隊 #440,#390,#412,#375
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11月10日(金) 第201飛行隊
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第203飛行隊は編隊長機の#898,#870のみ機首に鷲のマークを記入。
第201飛行隊は垂直尾翼の内側にF-104時代の旧飛行隊マークを記入。#881のみインテークに赤ライン入り。 |
11月10日(金) 第6飛行隊
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Film: Kodak PKM , PKR
Camera: Canon F-1 , A-1
Lens: Canon FD135mm F2.0 , FD500mm
F4.5L |