n中川彩子(藤野一友)
「奇譚クラブ」は太平洋戦争後まもなく刊行され伝説的なSM雑誌がありました。そこで拷問画の鬼才として中川彩子がいました。
実はこれは天才洋画家藤野一友の別名です。本業の洋画の世界では無意識の非合理性を追求するシュールレアリスム画家として、三島由紀夫や渋沢龍彦らに高く評価されました。
そのためとにかく雑誌の挿絵画家としては画力が飛び抜けています。

それにしても一流画家と呼ばれる人はすごいですね、髪の毛の一本一本まで丁寧に描かれています。ここにあるのは印刷物のコピーですが、その力量を感じます。

maおまけ 藤野一友 レダのアレルギー(1961)

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