半蔵はトっ捕まえた住職の如海尼を自宅地下にある拷問部屋に引っ張ってきました。「あの寺のざまはなんだ、どうゆうことか白状しろ。白状しなけりゃ痛い目みるぞ。」と半蔵。「海山寺は格式も高く、大奥の出入りもゆるされているわが身を捕縛するとはなにごとだ、お前の首が飛ぶ。」と如海尼。「それじゃ身体に聞くしかなようだな。まむし、鬼火剥け!」半蔵を完全に怒らせてしまった。
如海尼は丸裸にされ胡坐縛りにされ、さらにもっこでつれあげられる。まむしと鬼火の二人に無理やり口開かされ漏斗を食道の入口まで押し込まれ、まむしが「これはきくぜー、へへへ」「いっぺー、にへー、さんべー。」と柄杓で甘い液体を流し込んだ。
如海尼は咽て咳き込んだ。「アヘンと大麻のヤニ、それにツキミタケなどキノコ。あとは南蛮渡来の女を狂わす淫葉の粉で調合しました。味付けは杏です。」とまむし。
咳がやむと如海尼は自分の身体に異変が起こって入りことに気が付いた。身体が異様に熱くなり心臓が大きく脈打ち、脈打つたびに膣や乳房、乳首、背中、首のうらに何とも言えない快感を感じるのだ。さらに体重の感覚が全くなくなり、もっこで吊り上げられている事もあるが空中にフワフワと浮かんでいるようだ。拷問部屋にある行燈の光が信じられないくらい美しくみえた。

腹巻とふんどしひとつで半蔵が吊るされた如海尼の前に立っていた。とろんとした目で行燈を見つめる如海尼の顎を手で上げて顔を覗き込んだ如海尼には抗する力はのこっていなかった。
「だいぶ効いてきたようだな。」如海尼を睨みつけ「女を極楽おくりにするのが俺様の拷問よ。」半蔵がふんどしを脱ぐとそこに現れたものは人間のものではなかった。

「よく見るんだ。」。「ひっ」如海尼は恐怖を感じた。黒檀のようにどす黒いそれは男が拳を固め突き上げている姿に似ていた。大きさは普通の男の2倍はあろうか、浮き上がった血管の周りには蛸の吸盤のようなイボが幾つもついていた。
「いや、いや」とか細い声を発し如海尼は遠のく意識の中恐怖を感じながら必死に抵抗しようとした。
吊るされた如海尼の膣に目星をつけて半蔵は仰向けにねそべった。「縄を少し緩めろ」もっこのますを掴み検討をつけた膣の入口に場所に固くなった亀頭を押し付けた。
下の口の花びらに肉棒を押し当てられた如海尼は「やめて、やめて」必死に声をしぼりだした。

半蔵は残酷は笑みを浮かべ、「落とせ!」と叫ぶとニヤニヤしていたまむしと鬼火が一気に縄を緩めた。鮑裂きである鮑の肉に包丁をいれるように男根を突き入れもっこ責めが始まる。
如海尼の身体に半蔵の身体が突き刺さった。半蔵の物は固くて大きいのに蛇の様にしなやかにたわみ情け容赦なく身体の奥まで入ってきた。如海尼は膣を中心にして下半身で何かがバーンと弾けるきがした、快感の波が頭へ突き抜けてくる。頭の中の快感を感じる部分と膣とが一体化してしまった錯覚を覚え、その快感の波は一回では消えず身体の中で反射して幾えもの波になって体中に広がった。
「きゃー!」と如海尼は悲鳴を上げた。

「相棒、ゆくぜ!」まむし、「がってんよ!」繰り返し縄が引かれ如海尼に突き刺さった半蔵の身体が抜けると、縄が緩められ逆落としにされ如海尼の身体に何度も半蔵の身体がつきささる。如海尼は茶臼落としにされた。つきささるたびにこの世のものとは思えないような快感が膣から全身に反響して襲い掛かるのである。如海尼は耐えなければいけない、口を割ってはいけないと心の防波堤を強く持とうと思えば思うほど快楽の波は強く当たり跳ね返っては際限なく打ち付け心の防波堤に浸み込み蝕んだ。「やめろー、やめろー」「殺せ、殺せ」半狂乱で叫び、頭を振り、もがいた。だがもがけばもがくほど半蔵のものが体の中で暴れまわった。自分ではてたくても飲まされた薬がそれを許さなかった。

如海尼の身体に深く入ったところで「一旦やめろ。」まむしと鬼火に言いつけた。「どうだもっこ責めの味は、少しは話す気になったかな。」「いえぬー」如海尼は全ての意思をかけて叫んだ。半蔵は残酷な笑いを浮かべますにかかった手で如海尼の身体を左右に振って茶臼転がしにした。「ギャー。」と叫ぶ如海尼それは人間の声ではなかった。まるで快楽の海に沈んだ如海尼が空気を求めもがき浮き上がってきたところを半蔵が頭をおさえ快楽の苦しみの海に沈める。さらに半蔵は如海尼の身体を右方向にぐるぐる回し始めた。もっこの縄が巻き取られこれ以上進まなくなったところで手を放すといぼいぼだらけの肉棒を中心にして糸巻きのように勢い良くクルクルと回りだした。これぞ半蔵の淑女崩しの荒業卍車(高速茶臼回し)である。
これをやられた瞬間如海尼は目を極限まで見開き「あおー、あわー!」人間の言葉とは思えぬぬ叫び声を上げた。心の防波堤が快楽の大津波を受けて決壊したのだ。もっこの縄が自然に巻き取られ止まると、また逆方向に身体がくるくる回る。最後に縄の張った力が全てなくなった時、もっこはぴったと止まった。

「どうだ、話さなければ止めるぞ。」と半蔵。涙を流し、全身脂汗にまみれ、よだれを流しほうだいになって、まだわずかな意思が口を震わせていたが、「どうでも良いではないか、この素晴らしい気持ちをもっと味あわせてもらえるならば」如海尼の自身の闇の声を感じると口が動き始めた。
「ククろ幕はジシャ奉行のオオクボのトノサマ、それとジョウカ教の大巫女ダイスいにょ。」「大きな声で。」と半蔵。「黒幕は寺社奉行の大久保の殿様、それに浄化教の大巫女 大酔女様」声を絞り上げ叫んだ。

「よーしそうか。まむし、鬼火あげろ。」「いやーやめないで、抜かないで、続けて!」半蔵が拷問を止めようとすると如海尼は張り裂けんばかりの声をあげ懇願するのだ「やめろ、そのままにしとけ」と薄笑いを浮かべ半蔵。「それにしても欲の深い女ですねー」とまむし、「底がしれねーな、いくらでも狂いやがるぜ」鬼火。

如海尼のねだる声を聴くと半蔵は乱暴に再び如海尼の身体を力まかせに回し始めた。如海尼は狂気の声を上げ再び卍車の快楽の渦に沈んだ。

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狂乱・セックス・オゲレツ・モッコ責め 如海尼編

売春オークションの黒幕は誰かと、取っ捕まえたオークション会場の寺の住職である如海尼に石を抱かせて拷問が始まります。勝新のパワフルな演技と、尼さん役の相川圭子(本当に肌の綺麗な女優さんです、「後宮の秘密」のチェ・ヨジョンさん並み脱ぐのに自信ありて感じですよね)の熱演でなかなかのシーンになっています。五枚目の石を抱かされ憎しみ一杯の目で半蔵を睨みつけながら落ちるシーンは最高です。

悪女には何をしてもいいんだと石抱きで落ちた如海尼に水をぶっかけて意識をもどすと胡座縛りにしてもっこで吊り上げます。「今度は極楽行きだ」と吐き捨て無防備になった膣に変態的鍛錬(このシーンを見たとき半蔵が変質者に見えました)で鍛え上げた日の本一の大槍を突き入れます。吊り縄を緩められて落こっどされて自分の体重かけて突き刺さるように挿入されるは、ハマったままぐるぐる回されて膣をえぐられるは、およそ人間技とは思えない男根によるシュールな拷問が展開されます。(並みの男がこれをやると大けがします)
女性に変質者的な拷問を加えるのは、暴力には暴力て兵隊やくざの大宮一等兵ような勝新さんのドSなキョラにはまります。

エロの見せ場として普通に考えれば漫画の一言でこき下ろされるバカバカシーンなのです。しかし如海尼を拘束して宙吊りにする、下から犯す、曲芸的でSM的、そしてここで流れてくる冨田勲の幻想的な音楽(インド音楽風です)。
単なるエロシーンと見てもよいのですが、様式的・儀式的?セックス教団の儀式ような印象を受けてしまいます(例えて言うと相撲、張ったり投げたり体当たりしたりと格闘技と言う暴力だけど四股踏んで構えて睨み合って作法みたいなものがあって、女を犯すという暴力なんだけど縛ってダルマにしてモッコ吊り上げてセックスしてメロメロにする作法?)。
だから演出も演技も凄いのです。例えば如海尼の声が大分艶っぽくなった所で責めを一旦やめます。白状しないと責めをやめるぞと半蔵、すると如海尼は「続けて」ともっと責めてとおねだりをしてしまうのです。ここで半蔵、頃合いも良しとハマッタままぐるぐる回して如海尼を茶臼まわしにしてさらに強烈な快楽を如海尼に味あわせ最後の一押しを加えます。
如海尼が石抱きに堪えて気を失うまでがんばったのは白状してしまうと黒幕に消されてしまうのが怖いからですよね。それなのに気持ちの良い拷問をされて止めたから「気持ち良いから続けて」とおねだりして、もっと凄く気持ちよくしてくれて黒幕が勘定奉行(小松方正)であることを白状します(笑っちゃいますよね)。こんなに女を馬鹿にした話無いと思うんですが増村・勝新ワールドの中では妙な説得力があるんですよね。
この後の如海尼のセリフは「続けて、続けて」とおねだりの台詞が続きますが、私なりに考えた台詞は「(白状したから気持ちの良い拷問が終る)いやー、止めないで」「抜かないで」「もっと続けて」てところでしょうか?。
如海尼が白状すると半蔵は如海尼の気持ちを汲んでか汲まずか、はたまた白状したご褒美なのかでハマたままぐるぐる回してたくさん責めてあげます。

拷問は終わり、風呂のシーン。眉一つ動かさずに檀家の若い娘達の体を大店のヒヒジジイどもに売りつけていた冷血女が半蔵にたっぷりと懲らしめられたら、半蔵の問になんでも素直に話すドMな女奴隷になってしまいました。聖職者が性的な快楽拷問をうけて転んでしまうのも教義や教条よりも本能が強いて監督さんの意地悪な意図を感じます。
そしてこれは私の深読みなのでが増村監督は1969年に「盲獣」、1972年には三島由紀夫原作の「音楽」人間の性をテーマにした傑作を撮影しています。その流れから性は野蛮で、凶暴で、非合理と狂気を含むと増村監督が言っているような気がするのです。

番人族と覇権を争った魔族の子孫

魔人 板見半蔵

絶倫ドSミュータント同心捕り物帳 これはフィクションです。

ここからは妄想 妄想・幻想 板見半蔵魔人編(大江戸妖獣大戦)

半蔵の敵:古代神(浄火教)に使える大巫女大酔女・番人

太古の昔地球におりたった異星人(古代神)たちにより人間が作り変えられた、彼らはいくつかの能力を除いて自分たちそっくりにした。生殖の仕方などもおなじものにしたのだ。そのため古代神と人間は子孫を残すことが可能だった。人間を作り文明を授けた後古代神は再び来ると言って星の空に旅立っていった。

人間が古代神から授けられた文明で繁栄を迎えた時やってきた他の異星人(魔族)は生殖のしかたは人間と同じだったが子孫を作ることは最初できなかった。しかし、人間をとらえ殺し、犯し、捕食する間に人間の女のなかに魔族の子供を産めるものが現れてきたのだ。魔族の精を身体に入れられ続けたことにより体質が変化しのか、彼らの技術により人間が作り変えられたのかはっきり分からないが魔族と人間の交配が可能になった。

古代神の子孫(番人)と人間はともに魔族に対して武装蜂起して魔族を打ち破った。この戦争に敗れて魔族は著しく数を減らし、人間たちが辺境と呼ぶ地域に逃げ人間の女をさらってきては交配し復讐の機会を待っていたがそれが訪れる前に番人と人間は仲間割れを起こして滅んでしまった。都は焼け爛れ海中に没し、その高度な技術も失われてしまった。生き残りの番人と人間は世界中に散ったがそれにくっ付いていったのが魔族の子孫たちだった。

この地方、日本に流れ着いた古代神と魔族の血は永い年月の間にどんどん薄まり、古代の神(番人)や邪神(魔族と人間の交配種、魔人と呼びます)として人間の記憶に伝説として残りましたが、15世紀からの戦乱の世になり互いの血を引くものが良い戦士として利用され、番人族と魔人族は血筋によって組織化され忍者と呼ばれるようになり、戦国大名の影になり日向になり暗躍したのです。

それが戦国の世が終わるとその者達は人間を嫌い海山に暮らすもの、権力にくみ入るもの、人間が気に入り市中に分けりものと様々だった。
権力者は市中に分け入った番人や魔人たちに社会の維持活動つまり治安維持の仕事を与えた。半蔵が同心をやっているのも先祖が人間を気に入り(特に女を気に入り)街に暮すようになった。奉行所の役人も血の濃い薄いはあるが、ほとんどが番人や魔人の血を引く物であった。半蔵はそのなかにあって100年に一人という魔人の天才なのだ

まむし、鬼火はやはり下等な魔神の子孫で一応魔人である。まむしは忍者として薬学に秀でた家にうまれたが、人間世界にあこがれ忍者の里を飛び出した。もともと魔人であるためモラルが低かったのでさらってきた女に精神薬を与え吉原に売り払ったり、吉原の女たちの労働の苦しみや悲しみを和らげる薬を商う事を生業にしていた。鬼火も同様に山海にある忍者の里をぬけだした口だ、聴覚、視覚が異様に発達しているため闇夜でも目が見え一里先の人間の声を聴き分けた、その能力により泥棒と強盗を生業としていた。二人とも兇状もちの人非人だが、こいつらは使えると考えた半蔵が島送りになる所を救い下っ引きとして働いているのだ。


北町奉行所、御用部屋で半蔵の直接の上司である筆頭与力大西 孫兵衛と半蔵がひざを突き合わせ、今回の事を話し合っている。
「尼寺での乱痴気騒ぎの黒幕が寺社奉行の大久保様と浄火教の大巫女と言うことなのだな。」

「はっ、住職はただ命令されたというより念話を使い強い暗示をかけられたと思います。」

念話は心で相手の心に語りかけることだ、場合によっては暗示をかけ相手を操ることもできる。番人や魔人の血を引くもので大酔女ほとではないがこの能力のあるものが奉行所にもいた。

「実はな半蔵、神隠しにあった娘は今回の娘だけではないのだ、海山寺だけでも5人の娘が行方不明になっている。ほかの尼寺も調べさせたが少なくとも50人の娘が行方不明になっておる。」

「あの女ウソつきやがったな。」と半蔵。
「しかも、町娘や武家の区別なくな寺社奉行の大久保様のところには娘たちを探せと圧力が加わっているがいっこうに動こうとはせん。大久保様は、腐敗した奉行であることは前々から知れ渡っていたが、不穏な動きをしている浄火教と関係があるとはな。」

「最近江戸で世の汚れや不幸を荒神スサノオの火で燃やし浄化すると言う教義で急速に貧乏人を中心に信者を増やしている。かと言って貧乏人たちが教義に惚れて信者になるのではなく祈ればただで飯を食させてもらえ、病の治療や寺子屋で読み書き教えてもらえそれも全て無料なので。」と孫兵衛。「だが、その金の出所がぜんぜんわからのだからな。」

「全く不におちません。もし伝説の荒神スサノオを掘り返し蘇らせるのなら庶民に施しなどする必要はありませんから。」
スサノウ伝説は番人、魔人の区別なく語り継がれていたものだ、戦国時代の武将もそれを探させたという。古代王国の内紛の時スサノオが暴走して良き人も悪しき人も区別なく焼き殺し都を大陸ごと海に沈めてしまったと言う伝説である。

「半蔵は浄火教の内偵にあたれ、金の出所、なにか不自然なことはないか。わしはお奉行と相談して大久保様の身辺調査をしてみる。噂では幕府の上層部の人間も浄火教に関係しているという。感ずかれんようにしろ、もし感ずかれたら口は全部塞げ。」
「はっ、わかりました。」

凄いショットですね。褌の中の半蔵の男根と如海尼の乳房、それに刺殺される刺客。死とエロスが混在していますよね。
増村監督だから確信犯的ショットだと思います。

寺で毎夜行われる乱交パーティー

こんなに美しい尼さんが、半蔵の荒技でめちゃくちゃにされてしまいます。

始まりは北町奉行所に商家の主人と女房が娘が神隠しにあったと訴え出たところから始まる。尼寺に泊りがけで住職の如海尼にお花・お茶の作法を手習いに行かせたが戻ってこないというのだ、しかし神社仏閣は寺社奉行の御配下だ町奉行所ではどうにもならないと門前払いをくらっていた。偶然話を聞いていた隠密周り同心板見半蔵は、夫婦に寺への道中でかどわかしにあったのではと聞くが、箱入り娘のため必ず丁稚と番頭に送り迎えの伴をさせていたという。神隠しにあった日も丁稚と番頭が確かに寺まで送り届け、開けて翌日迎えに行くもそのような娘は来ておらぬと寺侍が一点張りで無用の言いがかりつけると寺社奉行様に訴え出ると脅され逃げ帰ってきたとの事であると。

不審に思った半蔵は手下のまむしと鬼火にその尼寺・海山寺を見張らせると毎夜江戸の大店の主人たちが集まってくるというのだ言う。寺の境内に忍び込んでみると奥の本堂から女の悲鳴やよがり声、いきり立った男の怒鳴り声が聞こえると。これはなにかあると半蔵、その次の夜寺に忍び込んで本堂を覗くと幾つもの区切られて部屋で大店の主人たちに娘があてがわれ色地獄が展開していた。或る者は娘とからみあい、またあるものは股間に顔を埋め舌で娘の秘肉を貪り。別の部屋では天井から腕を縛られつるされた娘に鞭を打つもの、それを酒を飲みながら悦につかるもの。

頭に血が上った半蔵は、本堂に殴りこむと大店の主人どもを次々に殴りたおした。本堂の異変に気が付いた寺侍・寺男たちがやってくると野獣のごとき獰猛さで頭を砕き、背骨をへし折り寺侍・寺男を皆殺しにした。
仏像の影で震えながらこちらを伺う尼の姿に気が付くとひっ捕まえて「てめえが住職の如海尼だな」というと縄でくくりあげて肩にのせると、本堂の壁をぶち破り江戸の闇に消えてゆきました。
そうこの人間離れしたこの能力、この男こそ魔神の末裔、人間との交配種であり恐るべき殺傷力を持つ魔人板見半蔵なのです。







人食いモグラ(魔人族の生物兵器)を操る板見半蔵

御用牙 かみそり半蔵地獄責め もっこ吊り編

ありえない巨匠

増村監督はルビノ・ビスコンティ、フェデリコ・フェリーニに師事し兵隊やくざのような娯楽作や好色一代男”市川雷蔵主演”の

文学色豊かな時代劇、さらに三島由紀夫原作の「音楽」のような難解な前衛的映画もとれる職人監督です。

撮影の宮川一夫は黒沢明監督と組んで「羅生門」「用心棒」などの名作を手がけ世界の映画界で知らない人はいないと言う名カメラマンです。今でも世界中の映画科の学生が黒沢・宮川作品を教科書にしています。今回この様なものを作ろうと思ったのは照明、画面のピント、構図など非常によく考えられていて静止画での鑑賞にも耐えられると考えて作りました



音楽もスゴイ

音楽は世界的に有名は作曲家・編曲家・シンセサイザー奏者の冨田勲が担当しています。アラフォーやアラフィフティの世代には「ジャングル大帝」「キャプテン・ウルトラ」「マイティ・ジャック」などの印象に残る名曲目白押しの天才が、エロティックでバイオレンスな時代劇の音楽を担当しているのに少しおどろきましたが若山富三郎のドラマ「鬼一法眼」の音楽も担当していたのですね(主題歌を始めて聞いたとき勝新の歌は別にして鳥肌がたちました)。

個人的には坂東玉三郎主演の「夜叉ヶ池」のオープニングのドビッシーの「沈める寺院」が最高だと思います。それまで電子音楽はいくらか聞いていましたが、私たちの感覚の外側にある宇宙的な響きとでもいうのですか、魔界の怪物たちと人間の関わり会いとかを表現するのならこの音楽しかないと非常に感動した覚えがあります。(ちなみに「月の光」に収録されているものとアレンジが違っています)


彼のシンセイザーによる音楽が異色の色を映画につけています。

「兵隊やくざ」(1965) 増村監督の第一作と第九作が好きです

消灯ラッパ鳴りやまりゃ
おいらは女郎屋に突撃よ
布団の上で肉弾戦

起床ラッパは女郎屋で聞いて
喧嘩で治す二日酔い

古の昔、まだ人間が動物に近かった時、ある種族が大地におりたった。便宜的に古代神と呼ぶことにする。彼らは人間に文明を教え王国を築き、高い霊性の生物として生きることを教えた。そしてそれが終わると再来を約束して旅立っていった。

古代神が飛び立った後数百年の間人間は文明を謳歌し繁栄をほしいままにしていた。その時、古代神とは別な高度な種族が大地に降りてきた。彼らの事はやはり便宜的に魔族と呼ぶことにする。彼らは古代神の再来であると人間に伝え新たなる文明を人間に授けると謳い人間を懐柔し彼らの王国を築いた。しかし、本当の彼らは狡賢くで残虐な種族だった、時がたつと魔族は人間を支配し食糧として捕食した。

人間は恐れおののき古代神と人間との間に生まれた新人間(特殊な能力を持つもの)、彼らを番人と呼ぶことにします。彼らを中心にして古代神が残していった兵器を使い魔族に戦いを挑み彼らを打ち負かします。しかし、これが人間の心を変えてしまい、わずかな年月のあと幾つかの勢力に分かれ争い戦争を起こしてしまい、古代神の兵器により自滅してしまいました。

生き残った人間は古代神から授かった文明を捨て世界中に散り、各地に王国を築きました。しかし、その中にかつて人間を捕食した魔族の子孫が(人間との間の交配種)いて、人間の中に潜みときどきその欲望をみたした。だが時代がたち、人間の血が濃くなればなるほど人間に同化して人間の正義をもって人間を守る魔族の子孫が生まれてきた(便宜的に魔人と呼びます)。

古代神との交配種・番人、魔族と人間の交配種・魔人の戦い、人間存亡の戦い。それは江戸、ペリー来航の翌年寛永7年(1854年)の江戸で始まる。

半蔵の拷問が終わると、如海尼は素直で従順な女奴隷になっていた。
「この事は寺社奉行大久保山城守の話から始まったのでございます。世間でいま五芒星を祀る浄火教と言うのがあるがお前その大巫女の大酔女に会ってその話聞いてみよとお話をいただきました。私は仏に仕える身、庶民の弱みにつけこみいかがわしい神を祀る物の話など聞けないとお断りしたのです。しかし大久保様がどうしてもとおっしゃるのでその巫女とあったのでございます。」
「浄化教の社につき、大巫女の大酔女と対面すると声を使わず私に語りかけてきたのです。見たこともない街の景色、空を飛ぶ船、石作りの四角い建物、黄金に輝く大伽藍が私の頭に浮かんできたのです。」
「しかし、突然光が輝くと街が燃え上がり、大地が裂け海に飲み込まれていったのです。再び大酔女が語りかけてきたのでございます。古より麗しき血筋引くものよ我に従え。」

「大陸の西の外れに生まれた文明が
数十年がたらずで世界中に広がりそこに在る王国の土地や財宝を奪い、人民を奴隷にし
今この日本にも向かってこようとしていうるのだ。
わらわには未来が見える、百数十年ののち大地と大気をけがし富の全てをを奪いつくし
この星そのものに生き物が生きてゆけない世界をつくってしまうのだ、その前に古の神が残した荒神スサノオを蘇らせ世界を一度滅ぼし、良き魂を持つもののみでこの世界をつくりなおすのじゃ。」

「理由はわかりません。しかし、大巫女に従がなければらなぬとなぜか思ったのです。」
「あのヒヒ爺どもはなんだ。」
「もともとは江戸にある神社・仏閣にたいしての寄付を大店の主人たちに募る寄り合いでございました。しかし、寺社奉行様と大巫女様の指示により寺で習い事に来た娘、修行する弟子を与えスサノオを掘り起こすために利用せよと命じられそうした。」
「女たちは納得して爺どもにだかれたのか。」
「いいえ、でも大巫女様よりいただいた薬を与えたところ獣のようになり自ら進んで色餓鬼道に落ちてゆきました。」
「神隠しにあったと言う娘はどうなったんだ?」
「それは........。」と口をつぐむ如海尼。
如海尼の両腕と身体の間に無理やり腕を差し入れ乳房を弄びながらひざに上に乗せ、堅くなったどす黒い蛸の足で下の口を後ろから塞いだ。風呂の中で如海尼は乱れ牡丹にされた。
身体を持ち上げられては降ろされとまだ薬ともっこ責めの残響が残っている身体と心が喘いだ。
「神隠しは?」半蔵は冷たくいった。「だめ、だめ」半蔵が指を使いしこった乳首をつまむ様にいじった。
「あー、あー」如海尼の手が両の乳房包む半蔵の手に添えられた。「早く言え。」
「大巫女にどうしても、生贄が必要だと言われもっとも色餓鬼道に堕ちた娘を差し出せといわれ、さしだしました。」
半蔵の乳房を揉む手にいっきに力がはいった。

半蔵は殺気を感じた。風呂の入口には刺客たちが刀を抜き殺到している、半蔵は風呂を飛び出すと風呂場の奥にある取っ手を下に押し下げた。すると入口の天井が割れ大槍が降ってきた。先頭の2名が槍のえじきになった。今まで如海尼の下の口を塞いでいた男の拳のような形をした亀頭の突き棒が大きいままゆれていた。つぎに壁を叩くと壁の一部が裏返り十手、手甲、鎖分銅、室内用の短めの刀と半蔵のなじみの道具が現れた。刀を手にすると今度は取っ手を上に押し上げると槍が天井にもどり死の拘束から解放された刺客の身体が床の上で痙攣した。気勢を制した半蔵は集団に飛び込み切り殺しまくった。三十人はいること思われて刺客たちは半蔵の圧倒的な力とスピードに圧倒され、さらに壁から弓矢や剣が飛び出すはで半蔵の股間の物が萎る前に皆殺しになった。

そこへまむしと鬼火が現れ股間のものがまだ固いままの半蔵の両足に泣きつき「申し訳ありません。いりなり踏み込まれたので逃げるしかありませんでした。」 「気にするな。」と半蔵。そこに襦袢を来た如海尼がやってきた、半蔵は如海尼を睨み付け「こいつを地下牢に閉じ込めたおけ、臆病風に吹かれて逃げられると困るんでな。」「わたしはどこにもいきません。」と如海尼は半蔵の股間にあるまだ固いままの肉棒を見つめながら言った。
「死体を片付けろ、裏の井戸に放り込んでおけば人食いモグラが始末してくれる。それからお前たちは気配を殺しこの家をみはれ。」
「だんなは?」「浄火教の事を奉行所に掛け合ってみる。」



卍車(高速茶臼回し)を食らった如海尼は半蔵無しでは生きていけない女にされてしまいました。
半蔵は厳しい修行により煩悩を捨てた女を再び煩悩世界に引きずり戻しました。

もっこ責めで極楽送りにされる如海尼

「世にも怪奇な物語:悪魔の首飾り」(1967)フェデリコ・フェリーニ。死の少女と呼んでいます。

(私の中ではフェリーニ作品でこれがNo1かな)

数多くの女達を快楽地獄に突き落とした半蔵の肉責め具は人間のものではなかった。

半蔵は快楽地獄に女を落とし、口を割らせる。