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デザイン・プロジェクト

デザイン・プロジェクト
プロジェクト統括:渡辺治子
GAC2004組織委員会デザイン担当
「会議が伝えたいメッセージをデザインの側面からサポートしたい。」
2004年世界アスベスト東京会議では、デザイン学校の学生を中心としたチームを編成して会議に必要な各種デザインに取り組むという、日本で開催するこの種の国際会議ではおそらく初めての試みを行いました。


公式ポスターのデザイン

 一緒に歩んでいく明るい未来をはっきりと打ち出した強いビジュアルイメージを持つポスターを作ろう。
 それを若い学生が会議の準備プロセスに参加する機会にしよう。それが、ポスター制作にあたって設定したコンセプトでした。私が専門学校桑沢デザイン研究所で非常勤講師をしている関係から、同研究所の下岡茂・辻原賢一両先生のご協力を得て、主にビジュアルデザインコースで学ぶ3年生を対象に学内コンペを実施しました。GAC 2004 組織委員会事務局によるブリーフィングや先生方による指導を経て、井上恵理子さん(スペースデザイン)、斎藤誠子さん、橋本ゆかりさん、羽野雄大さん、福田緑さん(ビジュアルデザイン)の5人の学生がそれぞれ非常にユニークで熱意にあふれた作品を寄せてくれました。GAC 2004 組織委員会事務局の一部メンバーおよび先生方による投票をもとに検討を重ねて選考して制作したのが、福田緑さんによるこのポスターです。
 両手から繰り出された「エネルギー」が「未来へ向かって共に歩む強い決意」を感じさせると共に、アスベストに関するさまざまな問題・課題に立ち向かうために必要な「勢い」を想起させます。


デザインユニットU4ICの結成(ロゴデザイン:羽野雄大)


U4IC=斎藤誠子+羽野雄大+福田緑+渡辺治子(+井上恵理子、実務不参加)
U4IC(ユーフォリック):Euphoric=天に昇るような幸福感に満ちた様子。
公式ポスタープロジェクトに参加した専門学校桑沢デザイン研究所学生有志とデザインユニットを結成しました。


入口デザイン

企画:渡辺治子+斎藤誠子+羽野雄大 笑顔イラスト:斎藤誠子 ペイント作業:全員)
きれいな空気で安心して思いっきり笑おう。
ボードから顔を出して一緒に笑い転げながら写真を撮ろう。
入口をメッセージで埋め尽くそう。


抄録集装丁(羽野雄大)

Together for the future」という魔法でアスベストという存在名を消してやってください。



資料バッグのイラスト(福田緑)

皆で手をつないで輪になって、未来へ向かって一緒に進もう。




立て看板のグラフィック
(渡辺治子)


スタッフジャンパーのグラフィック
(渡辺治子)
(Haruko)


ネームプレートのグラフィック
(渡辺治子)